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妻108人に聞いた「夫の健康面」ココが気になる!実践している日々の気遣いは…

家族だからこそ気になるのが、“夫(妻)の健康”。自分自身で気をつけてもらうのが一番だけど、一緒にいるパートナーとして、できるだけのことはしてあげたいですよね。

今回『kufura』では、20~50代の既婚女性108人にアンケートを実施し、「夫の健康面で気になることと、改善のために実践していること」を調査しました。世の夫婦は、一体どんなことで悩み、どんな対策をしているのでしょうか。

食事の偏り

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「インスタントやレトルトが好きなので将来心配。手作りの食事を食べさせている」(45歳/主婦)

「マヨネーズが大好きなのでコレステロールが気になる。夕食は魚を中心にしている」(29歳/管理職)

「ヤセ型なのにたくさん食べるので、脂肪肝とか不安。塩分多めにならないように見張っている」(34歳/パート・アルバイト)

「甘い物好きなので、血糖が心配。野菜をできるだけたくさん食べさせる」(57歳/主婦)

「食べる時と食べない時の差が激しい。晩御飯をワンプレートにし、食べすぎ防止と野菜もバランスよく食べられるようにしている」(29歳/主婦)

「満腹中枢がやられているのか、やたらと大食い。そして早食い。晴れた週末は愛犬の散歩に繰り出し、少し長めにウォーキング」(47歳/主婦)

特に多かったのは、「夫の食生活が心配」という声。いくつになっても若い頃と同じように食べ過ぎてばかりでは、身体に無理が出てしまうのも不思議はありません。たくさん食べてもいいように野菜を中心にしたり、夫婦でウォーキングしたりなどの対策も重要ですね。

お酒の飲み過ぎ

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「お酒が好きで飲みすぎなこと。お酒は楽しみでもあるのである程度大目に見るが、夜食や間食は断固阻止」(39歳/公務員・団体職員)

「お酒を沢山飲むので肝臓が心配です。塩分控えめな食品を使うようにしている」(57歳/主婦)

「飲み会が多く、体調管理が不安。空いた時間にストレッチ」(52歳/主婦)

「お酒を飲む量が多いので心配。家で食事する際には、野菜中心の料理を作るようにしています」(37歳/その他)

「酒の量が多い。休肝日を週2回作る」(36歳/広報・広告・デザイン)

お酒も適量なら日々の大事な楽しみですが、飲み過ぎてしまっては、百害あって一利なし。お酒とセットで、つい夜食に手がのびてしまうことも……。休肝日を設けている、という回答もありました。

体型が気になる

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「どんどん太っていくこと。休日はゴルフに行く。平日も早く帰れる時は一緒にゴルフ練習場に行く」(50歳/財務・経理)

「お腹が出ている。塩分控えめな料理を作っている」(54歳/主婦)

「ダイエットと言いながら間食が多い。和食を中心に味付けを薄めにしている」(45歳/主婦)

「メタボ。なるべく野菜を食べさせるようにする」(47歳/パート・アルバイト)

「太っていて運動もしないので心配。お米を少なめにしている」(36歳/総務・人事)

先ほどの「食事の偏り」とも関係しますが、「お腹まわりが出てきた」と悩んでいる方も多数。年齢を重ねて代謝が落ちると、元の体型に戻すのも大変になっていくので、できるだけ早く手をつけた方がいいものの……なかなか夫のダイエットが進まない、というケースも多いようです。

持病や、血圧・コレステロールなどの数値

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「コレステロール検診で注意マ-クがついていた。野菜を中心にし、チ-ズをあまり買わない」(50歳/主婦)

「高血圧。健康診断の結果もE判定で、若いのに心配。野菜も多めにとらせるようにこころがけています」(24歳/パート・アルバイト)

「糖尿病なのに間食、甘いものが好きでやめられないこと。野菜を多くとり、ジムに通う」(50歳/主婦)

「ビールの飲み過ぎ&明太子の食べ過ぎで尿酸値が高い。ビールを少なめにして炭酸水で我慢」(55歳/主婦)

「遺伝的に通風体質であること。睡眠時間が短いこと。酢の物を毎日用意して、副菜を多くしている」(50歳/営業・販売)

体質や健康診断の数値など、具体的な悩みも数多く寄せられました。健康診断の数値は、“黄色信号”のうちになんとか少しずつ改善していきたいですね。心配な要素とその対策をみると、妻の日々の気遣いがうかがえます。

その他に気になることは…?

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「ちゃんと布団で寝ず、ソファーで寝てばかりいるので、疲れが溜まってないかと心配しています。タンパク質や野菜を多く取れるようなレシピを考えるようにしています」(43歳/主婦)

「仕事の関係で明らかに疲れが見えるときは生姜など、体が温まるようなご飯を作っています」(30歳/営業・販売)

「たばこの吸い過ぎ。家では加熱式たばこを使ってもらっている」(56歳/総務・人事)

「仕事が大変なのか精神的につらそう。休日は散歩に出かける」(51歳/主婦)

疲れや精神面、そしてたばこという回答もありました。「生姜を使った温まるごはん」など、ここでも少しでも元気になってもらいたい、という優しさを感じる回答が目立ちます。

もうあきらめている、という方も

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「30台後半になって急激に太ってきた。本人がまったく意識がなくこちらが働きかけても暖簾に腕押し。自分自身の健康管理のみを淡々と続ける日々を送っている」(42歳/その他)

「タバコをやめてほしい。私が気をつけても、夫は自分で色々食べたり飲んだりしてしまうので諦めました」(47歳/その他)

「夫は昔から自業自得の病気でずっと通院してます。こちらが健康に気をつかってもすぐ買い食いしてぶち壊してますのでいつも数値が悪い。私一人でヘルシーな食事と適度な運動をして健康を維持しています」(42歳/主婦)

妻がいくら気づかってもなかなか夫の意識が変わらないので、もうあきらめて自分自身の健康だけ管理しているという声も。病気になってつらい思いをするのは本人だけではないので、妻の気遣いに応えてほしいところです。

 

いかがでしたか。まるで自分の家のことみたい、と感じる回答もあったかもしれません。

日々の食生活や運動、声かけなど、妻たちの気遣いはさまざまですが、根底にあるのは夫婦で健康的に歳を重ねていきたい!という妻の切実な願い。夫の健康、妻の健康に気になることがある方は、寄せられた回答を参考にしたり、この記事を夫婦で健康について話すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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