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「夫婦のすれ違い」を感じている妻は約半数…その原因は?既婚女性のリアルな声を紹介!

本来、配偶者とは自分にとってこの世で最も親密な存在。なのに、一つ屋根の下で暮らしていて、パートナーと心が全く触れあっていないと感じてしまうことはないでしょうか。

『kufura』では、20代~50代の既婚女性88人を対象に“夫婦のすれ違い”をテーマにアンケート調査を実施しました。

「夫婦のすれ違いを感じますか?」

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まず、すれ違いを実感している人がどれくらいの割合いるかリサーチしたところ、結果は以下のように。

「いつも感じている」・・・13票(14.8%)

「たまに感じている」・・・36票(40.9%)

「感じていない」・・・ 39票(44.3%)

“いつも”と“たまに”をあわせて、半数以上の人が夫婦のすれ違いを感じているという残念な結果に。母集団が小さいので、何ともいえない面もありますが、「そうか、うちだけじゃなかったんだ」と内心ほっとした人もいるかもしれませんね。

すれ違いの原因は?

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昔と違って、今は見合いではなく、恋愛結婚が多数派。お互い好き同士で結ばれたはずなのに、なぜ関係がぎくしゃくしてしまったのでしょうか。すれ違いを感じている人49人に回答してもらいました。

コミュニケーション不足だから

「お互い、言わなくても分かるだろう。と、やってほしいことなど口にしないのが原因だと思います」(43歳/主婦)

「35年以上も一緒に生活しているので、わかっているつもりでコミュニケーションが減っている」(58歳/主婦)

「旦那が話し合いにあまり応じてくれない。なのでとことん話合えない」(41歳/パート・アルバイト)

夫婦がすれ違う原因としてまず多かったのはコミュニケーション不足。逆に、『kufura』が過去に実施した夫婦円満に関するアンケートでは、関係を良好にする秘訣として“夫婦間でコミュニケーションを密にすること”を挙げる声が続出しています。どんなに結婚生活を重ねても“言わなくてもわかる”は厳禁。ささいなことでもしっかり話し合うのが、すれ違いの予防・改善になりそうです。

コミュニケーションの取り方に問題があるから

「夫に怒られるのが嫌で、私が言いたいことを言っていないから」(51歳/総務・人事・事務)

「こちらの話は全く聞いてくれないし、こちらに理解のない夫には何を言っても無駄と諦めました」(53歳/主婦)

「主語がない話が分かりにくい。話のオチを勝手に想像されるけど、間違ってるから、いちいち説明し直さないといけない」(37歳/パート・アルバイト)

話し合いのテーブルについたとしても、コミュニケーションの取り方に問題があって実りがないケースも。本音を伝える、相手の話にしっかり耳を傾ける。話し手と聞き手の双方の条件がそろわないと夫婦間の溝をなかなか埋めることができません。

生活時間が合わないから

「生活の時間帯が違う」(47歳/主婦)

「仕事が忙しくて、そっち優先になるから」(54歳/主婦)

「お互いに疲れていたり、めんどくさかったりするから」(47歳/自営業)

コミュニケーション不足とも関係しますが、そもそも夫婦で物理的に一緒に過ごす時間が少ないこともすれ違いの一因。ただ“忙しい”を言い訳にお互いの考えをすり合わせる機会を避けたままでは、問題が自然解決するわけがありません。取り返しのつかない事態になる前に、何とか夫婦で向き合う時間を設けたいところです。

価値観や性格が全く合わないから

「考え方の違い。俺は偉いと思っている」(40歳/事務職)

「歳の差。年代の違いだと思う」(57歳/主婦)

「育った環境が違いすぎる」(34歳/主婦)

価値観の根源的な部分が相いれない場合、いくら話し合いをしても、分かり合えるどころかむしろ関係がこじれる一方。配偶者に対して「この人には何を言っても無駄」と見切りをつけるのは悲しい決断ですが、それもやむなしということもあるかもしれません。

お互いに譲らないから

「まあ、お互いに我がでてきたということかな」(54歳/その他)

「お互い意思がかたいこと」(35歳/総務・人事・事務)

価値観に大きな隔たりがあっても、譲り合いの精神があれば折り合いをつけることができそうですが、両者が「自分が絶対に正しい!」というスタンスでは、話し合いは平行線をたどるばかりですよね。

お互いに無関心だから

「お互いに大きな期待をしていないから。それぞれが好きなことをしている」(56歳/主婦)

「お互いどうでもよいと思っているから」(55歳/主婦)

そもそも相手に期待せず、すれ違いの解消をあきらめている人もいました。

相手に過度の期待を寄せず、いい意味で距離感を保つことは夫婦円満の秘訣。他方で、“愛情の反対は無関心”ともいいます。表面的には家庭平穏を保てそうですが、配偶者が“どうでもいい”存在になってしまうのはいかがなものか、と思うのは筆者だけでしょうか……。

その他、こんな原因も…

「夫の特性。根本的に他人に共感できない人だと思う」(50歳/主婦)

「育児にそそぐ労力が違いすぎる」(40歳/主婦)

「お互い相手のためにと思ってすることが裏目にでちゃう」(39歳/主婦)

 

以上、夫婦のすれ違いに関するアンケート調査結果をご紹介しました。一度は好き合って結婚した相手なのに、関係が疎遠になってしまうのは悲しいもの。今回寄せられたコメントなどをご参考に、皆さんも夫婦関係を振り返ってみてはいかがでしょうか?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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