ひたすら言い聞かせる
null「毎回『あれ、なんでここに靴下があるのかなー?』と言う」(32歳/コンサルタント)
「私が『臭い!』と切れてギャーギャー怒った。それを数回繰り返して以来、脱ぎ散らかさなくなった」(58歳/主婦)
「『これをして!』と命令口調ではなく、『できたらしてくれた方が助かる』とか『嬉しい』など柔らかく伝えるようにすると、前よりしてくれるようになった」(22歳/主婦)
「ペットのハムスターがかじっちゃうよ?と言ってみると治った。実際にはかじらないけど」(40歳/主婦)
「その場ですぐ指摘して脱衣カゴに持って行かせる。うるさがられても無視。徹底してしつこく言い続けると、そのうち黙って脱衣カゴの前で脱ぐようになる」(54歳/主婦)
「20年超言い続けたら治った」(49歳/主婦)
厳しく叱ったほうがいいのか、やんわり伝えるほうがいいのか、どちらが効果的かは夫の性格しだい。いろんな言い方があって興味深いですよね。
また、面と向かって伝えると角が立つおそれがあるので、下記のような手段をとる人もいました。
「洗面所に靴下でも何でも置きっぱなしにしているので、娘に全部渡して娘から注意してもらうようにしている」(36歳/主婦)
「机の上など目につくところに、やってあったこと、やらないで欲しい理由を簡潔に書いておく。メモを見たらすぐにやらなくなるので言うより効果がありました」(42歳/主婦)
靴下脱ぎ散らかしに限らず、夫にやめてほしいあれこれに応用がききそうですよね。
洗濯カゴを置く場所を工夫する
nullいくら口酸っぱくしても、夫が靴下を脱ぎ散らかすのは、脱いだものをカゴまで持っていくのが面倒だからかも……。そこで、脱いだものを入れやすいように、カゴの置き場所を工夫しているとの声がありました。
「よく脱ぐ場所におしゃれミニかごを置いてある」(42歳/主婦)
「夫の部屋に洗濯カゴを置いています。脱いだらすぐにその中に入れてもらっています」(50歳/主婦)
「靴下カゴをベッドの横に置いておいてポンポンと放り込んでもらう。寝るときは素足なので」(65歳/主婦)
「洗濯物を入れるカゴをリビングに置いてあり、脱いだものを入れやすくしています」(38歳/デザイン関係)
「スリッパを履く場所にカゴを置いています。今ではちゃんとしてくれます」(61歳/研究・開発)
靴下を脱ぐ場所がある程度、決まっているなら、この作戦は効果アリかもしれませんね。とはいえ、以下のような、トホホな声も……。
「ソファの横に主人専用のカゴを用意しましたが、改善されません」(34歳/主婦)
よかれと思ってカゴを設置したのに夫からスルーされては悲しくなってしまいますよね……。しかし、ここで諦める必要はありません。“夫の靴下脱ぎ散らかし問題”の解決策はまだまだ続きます!
帰宅したらすぐ脱いでもらう
null脱ぐ場所を決めても効果がないなら、いっそ靴下を脱ぐタイミングまで決めてしまってはいかがでしょうか。
「今はコロナの関係もあるので、玄関にカゴを置き、玄関で脱いでもらっています」(55歳/総務・人事・事務)
「帰宅したら、まず洗面所で靴下をぬぐルールにしています。バケツが置いてあるので、その中にポイで」(46歳/主婦)
「帰ってきたらすぐお風呂に行ってもらいます。そしたら靴下含め脱いだ服は必ず、洗濯カゴに入れてくれるからです」(38歳/主婦)
「仕事から帰ったらそのまま靴下を脱いで洗面所に片づけに行ってからリビングに来るよう決める」(24歳/その他)
帰宅したら、まずは手洗い、うがい、そして靴下! そして、もし夫が靴下を履いたまま室内をウロウロしていたら、「靴下を脱いできてね」と伝える。これで状況はかなり改善されそうです。
罰金をとる、捨ててしまう…強硬な手段も!?
nullここまでは夫に根気よく付き合うルートでしたが、強硬手段に訴える人もいました。
「単純に罰金制を設けています。脱ぎっぱなしの靴下を発見したら50円、というように決めておくと、こちらも小銭が貯まってそう腹も立ちません」(57歳/主婦)
「脱ぎ捨て靴下やTシャツなどは全部拾って旦那のクローゼットに突っ込みます。嫌がって洗濯機に持っていくようになりました」(33歳/主婦)
「何でも床に脱ぎ捨てる旦那。あまりにひどいので、旦那に無断で全部捨てた。以後、自分で片付けるようになりました」(50歳/主婦)
ちょっと夫婦仲が心配ですが、ここまでやれば効果テキメン!?
放置する
null実は、今回もっとも多く寄せられたのはこの方法でした。
「本人が片付けるまでそのままにしておく。我慢比べのようだが、自覚させないと」(58歳/主婦)
「そのまま放置して絶対に自分でカゴに入れるまで洗わない。洗濯をしてくれないと困るみたいなので、カゴに入れてくれるようになりました」(38歳/主婦)
「夫が自分で気が付くまでそのままにしておく。大抵子どもが見つけて夫に洗濯物を入れる場所を教えてくれています」(44歳/総務・人事・事務)
いろいろ試してみてもうまくいかないときは、これに限るかもしれません。本人が「脱いだものは所定の位置に」というルールを身をもって自覚するのが一番ですよね。
その他、こんな意見も…
null「洗濯担当におだててなってもらった」(65歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「一度、私もわざと靴下を脱ぎ散らかして、夫に『洗濯用のカゴに入れて』ってお願いしてみた。人の靴下を片付ける気持ちが分かったようで、ちゃんと洗濯カゴに入れてくれるようになった」(40歳/その他)
夫に敢えて洗濯担当になってもらうというのは逆転の発想! また、相手の立場にたってもらうという方法も「なるほどその手があったか」と目からウロコです。
以上、“夫の靴下脱ぎ散らかし問題”を解決するさまざまな秘策をご紹介しましたがいかがでしたか。夫の習性にほとほと困り果てている人は、ぜひみなさんのアイディアをご参考にしてみてくださいね。