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【妻編】もし「もう1度結婚相手を選べる」としたら、どんな夫がいい?経済力?家事力?最も重視するのは…

人生の中には、特定の人を「結婚向きかどうか」という物差しで測ったり測られたりする場面が何度か訪れます。でも、「結婚向き」っていったいどういうことなのでしょうか。

今回は、既婚男女600人にアンケートを実施。「もし、もう一度結婚相手を選ぶとしたら、どんな人を選びますか?」と質問をしてみました。

結婚生活を現在進行形で経験している既婚者であるからこそ、今思う結婚相手の条件とは?

回答結果は【妻編】【夫編】の2回に分けてお送りします。

今回は既婚女性242人の声をご紹介します。

集計結果はランキング形式でご紹介します。複数の条件をあげていた場合は、それぞれの項目でカウントしました。

5位:未婚のままでいたい(10人)

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なんと、いきなり飛び出したのは、「もう結婚しない」の回答です。

「絶対結婚しない」(38歳・主婦)

「絶対選ばない。1人が気楽。きちんと手に職を身につけ1人で生きていく」(48歳・主婦)

「しなくていいなら結婚しない。こんな面倒なことは二度としない。少なくとも現在の配偶者のような人は選択しない」(53歳・その他)

結婚をせずに仕事を続けたい、結婚生活は疲れる、などの理由が寄せられました。現在の結婚生活にネガティブな思いを抱いていることがうかがえます。

4位:優しい・穏やか・おおらかな人(28人)

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「穏やかで優しく、自分も他人も温かいまなざしで見つめることができる自立した人。徳の高い人。どんなに高望みだと言われても、相手の人間性には妥協しません。その分私も己を磨き続ける熱意を持ち続けます」(40歳・その他)

「穏やかですぐ怒鳴ったりしない、“俺様”がない人」(48歳・主婦)

「いつも優しくて冗談が通じる人」(34歳・総務・人事・事務)

「おおらかで、ポジティブな人。今が真逆だから」(48歳・主婦)

アンケートでは“優しい”“穏やか”というキーワードが頻出しました。既婚女性からの声は、相手からの共感やサポート、寛容さを優しさととらえているケースが多く見受けられます。

男性側のアンケートでも“優しさ”という条件が上位にランクインしていますが、男女が求める優しさには、かい離も見られました。

3位:経済力がある人(36人)

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「金持ち。今の旦那は結婚してから年収下がった…」(40歳・営業・販売)

「めっちゃお金持ち。専業主婦な生活にあこがれます」(36歳・その他)

「金持ち嘘つかない」(42歳・主婦)

「もう少し収入のある人」(43歳・主婦)

「超お金持ち」(44歳・営業・販売)

自分で稼ぐ場合も、配偶者が稼ぐ場合も、家庭の適度な経済力は、結婚生活の内容を大きく左右します。“適度”というのが難しいところですが、夫に現在よりも高い経済力を望む人が多く見受けられました。

2位:家事・育児に参加する人(38人)

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「どんな家庭の悩みも人任せにしない結婚をしたい」(44歳・主婦)

「家事と料理ができて文句言わない人が理想」(44歳・その他)

「育児を積極的にしてくれる人。育児は本当に大変なので、一緒にやってほしい。家事と育児を一人でやるのは、限界があります」(39歳・主婦)

「優しく、子育てに参加してくれる夫。助けてほしい、悩みがある時でも全く子どもに興味を持ってもらえず、一人で子育てしていてとにかく辛かった」(46歳・主婦)

「家事・育児に積極的で、釣った魚に餌を与え続ける夫」(40歳・金融関係)

「休日に料理を作ってくれる温厚な夫。たまには自分が作ったもの以外の料理が食べたいのと夫がすぐキレるから」(35歳・主婦)

「ワンオペにならない夫。小さい頃は特に必要を感じた」(51歳・主婦)

経済力以上に夫に家事・育児の参加を望む声が多く寄せられています。中には過去を思い出して「1人で育児をするのが大変だった」と辛い日々を振り返る声も……。

1位:「今の夫」のような人(45人)

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もう一度結婚相手を選ぶとしたら、どんな人を選ぶかという問いに対し「現在の夫」「夫のような人」という回答が最も多いという結果になりました。

さて、皆さんのパートナーの魅力的なところは……?

「今の夫と結婚したいです。素敵な旦那さんです。結婚出来てラッキー」(36歳・総務・人事・事務)

「もう一度今の夫と結婚したい。本当に優しくて大事にしてくれて、自分も相手が大事だから」(42歳・主婦)

「今の夫。家事も手伝ってくれるし、料理もしてくれる」(43歳・その他)

「フットワークが軽くて、自由な時間を尊重しあう、おおらかな人。同じ夫を選びたい」(54歳・その他)

「間違いなく今の夫。とにかく自分にとって唯一無二の存在。大親友でもあるので今度もその次もずっと今の夫を選びます」(57歳・主婦)

何か特別の条件をあげるのではなく、“今の夫”こそが条件と言えることはステキなことですね。皆さんから見た“夫像”は優しい、家事上手、価値観が合う、楽しいといった言葉が目立ちました。

ちなみに、上位5つの回答の次点には、「好みの容姿(8人)」「趣味が合う(5人)」「聞き上手(5人)」「価値観が似ている(5人)」といった回答が寄せられました。

結婚生活に求める条件は数多くあると思いますが、女性にとっては優しさ、家事参加、お金は、特に大切な条件であるようです。

 

次回お届けする既婚男性側からの声は、妻に「経済力」を望む人が少なかった反面、“ある条件”を求めている人が多く見受けられました。

結果は次回お届けします!

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