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【食事・ゴミ捨て・その他編】全部じゃなくていいから…夫にこれだけは自分でやってほしいこと

テーブルの上に置きっ放しになっている、コーヒーカップやティッシュなどのゴミ。それらを見るたびに「これくらい自分で片付けておいてくれ~」と、どっと疲れが押し寄せてくるという人も多いのではないでしょうか? 夫婦で家事をシェアしている家庭も増えていますが、妻側に負担が偏っているケースもまだまだ多いようです。その場合、夫が自分のことや家のことをほんの少しやってくれるだけでも、妻の家事負担はグンと軽くなりますよね。

『kufura』では、20~50代の既婚女性270人にアンケートを行い、「夫にこれだけは自分でやってほしいと思うこと」を聞いてみました。前回の「掃除・洗濯・片付け編」に続き、今回は「食事・ゴミ捨て・その他編」をお届けします。

食後の片付けや料理など「食事」に関すること

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まずは、食事に関することで、妻が夫に自分でやってほしいと思っていることをご紹介していきます。

・食後の片付け

「自分一人で食事をしたときは、使った食器類を洗っておいてほしい」(52歳/公務員)

「食事のあとは、お皿が洗いやすいように、使った食器をシンクの水桶につけておいてほしいと思います」(35歳/主婦)

「マグカップや湯呑などの洗い物を流しに持ってきたら、その場に放置せず、軽くゆすいで食洗機の中に入れてほしいです」(34歳/その他)

特に多かったのが、食後の片付けに関することでした。自分が使った食器くらいは、テーブルに置きっ放しにせず流しまで持っていってほしいもの。また、一人で食事をしたようなときだけは、食器洗いまでしてもらえると妻は大助かりですね。

・お弁当関連のこと

「お弁当箱と水筒を出し忘れたときくらいは、自分で洗ってほしいです」(37歳/主婦)

「お弁当箱を洗うまではしなくても、せめて袋から出して水につけておいてもらえると助かります」(49歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「自分の水筒くらいは、自分でお茶をいれて持っていってほしい」(35歳/その他)

お弁当に関する妻から夫への要望も、いろいろとある様子。お弁当作りに関しては、特に不満はないようですが、帰宅後のお弁当出しを忘れる夫が多いようなので、お弁当箱を出して水につけておいたり、洗ってもらえたりするとありがたいようです。

・食事の用意

「土曜日は夫は休みで、私は出勤することが多いので、その日の食事作りだけでもしてもらえると助かります」(54歳/主婦)

「テレワーク中の昼ごはん作り。今までは一人ランチで残り物やカップ麺などを適当に食べていましたが、二人となると何か作らないといけないので大変。自分で作るなり買うなりしてほしいです」(39歳/主婦)

「テレワーク中の食事作り。私はテレワークができない仕事なので、日々の食事は休日に作り置きしたり、朝の出勤前に下ごしらえをしたりしていますが、夫はずっと家にいるのでたまには作ってほしいです」(48歳/総務・人事・事務)

食事の用意も、夫にぜひやってほしいことの1つ。特にコロナ禍の今は、テレワークの夫も多く、昼食の用意など妻の負担が増えているのが実情です。自分で作るのが難しい場合は、外で買ってくる、デリバリーを頼むといったことを夫がしてくれるだけでも嬉しいですよね。

また、「休日の昼ごはんくらい、何が食べたいか自分で積極的に決めてほしい」(38歳/主婦)というように、夫に食事の用意までは求めていないものの、せめて食べたいものくらいは自分でしっかり考えてほしいと思っている妻も少なくないようです。

ゴミ出しやゴミ処理など「ゴミ捨て」に関すること

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次は、ゴミ捨てに関することを見ていくことにしましょう。妻はこんなことを夫にやってほしいと思っているようです。

・ゴミの日のゴミ出し

「ゴミ出し。出勤する前に、ついでに捨てていってほしいです」(43歳/主婦)

「ゴミは私がまとめているので、捨てるのくらいは夫にやってほしいです」(29歳/学生・フリーター)

「ゴミの日を察して、自分からゴミ出しをしてほしい」(26歳/その他)

特に多かったのが、ゴミの日のゴミ出し。基本的にゴミの日に合わせてゴミをまとめる作業は妻がやっているようなので、当日のゴミ出しは、ぜひ夫にやってほしいものですね。

・自分が出したゴミをゴミ箱に捨てる

「自分が使ったティッシュなどのゴミはそのままにしておかないで、すぐに自分でゴミ箱に捨ててほしいです」(36歳/その他)

「使ったティッシュすら自分で捨てずにそこらへんに投げておくので、それくらいはきちんとゴミ箱に捨てておいてほしいと思います」(33歳/主婦)

「自分の出したゴミくらい、すべて自分でゴミ箱に入れてほしいです」(44歳/その他)

使ったティッシュなどのゴミを、ゴミ箱に入れずにそのまま放置している夫も意外と多いようです。そもそも、ゴミをそのまま置きっ放しにしているのは汚いし、見ため的にも悪いもの。自分が出したゴミくらいは、すぐにゴミ箱に捨ててほしいですね。

・飲み物のゴミの処理

「飲んだあとのペットボトルなどのゴミは、きちんとゴミ箱に捨てておいてほしい」(28歳/総務・人事・事務)

「自分の部屋で飲んだペットボトルや空き缶くらいは、自分できちんと捨ててほしいです」(54歳/主婦)

「ゴミを捨てる際に、ペットボトルのラベルをはがしてキャップを分別してほしい。飲み終わった牛乳パックや空き缶も、きれいに洗ってから捨ててほしいです」(39歳/主婦)

ペットボトルや空き缶など、飲み物のゴミの処理を夫自身にやってほしいと思っている妻もたくさんいました。ボトルのラベルをはがす、中をきれいに洗うなど、きちんとした形でゴミに出してもらえると、まとめる人からすれば手間が省けて大助かりですね。

ほかにも夫にやってほしいことはいろいろ!

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「トイレットペーパーを使い切ったら、新しいものを補充しておいてほしい」(50歳/主婦)

「洗剤類がなくなったときは、そのまま放置せずにきちんと詰め替えをしてほしいです」(43歳/金融関係)

「トイレを使ったあとは、便座を元に戻しておいてほしい」(58歳/主婦)

「引き出しや扉は、開けたらちゃんと閉めてほしい。いつも完全に閉まっていなくてイライラします」(52歳/主婦)

「部屋の電気や電化製品のスイッチを消すこと。朝、夫が出勤したあとは、家中の電気や電化製品のスイッチが、すべてつけっ放しになっていて困ります」(36歳/主婦)

「自分の布団だけは、毎朝自分でたたんでほしいです」(34歳/主婦)

「自分が着る服くらい、自分で選んで買ってきてほしい」(47歳/営業・販売)

「自分が飲むお酒くらいは、人に頼まず自分で買ってきてほしいですね」(54歳/主婦)

ほかにも、夫に自分でやってほしいことはいろいろ。中でも特に多かったのが、トイレットペーパーの補充と、引き出しや扉などを開けたら閉めてほしいというもの。トイレットペーパーの補充に関しては、次に使う人のことを考えて、必ずやっておいてほしいですね。

「夫にこれだけは自分でやってほしいと思うこと」を2回にわたって見てきましたが、いかがでしたでしょうか? どれもすべて、夫が自分でやってくれるようになるだけで、妻の負担を大幅に減らすことができます。

また、今回は妻の意見を聞きましたが、「うちは逆!」というご家庭もあるかもしれません。

家族みんなが家で気持ちよく生活していくためにも、自分でできることは自分でやるように心がけていきたいものですね。

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