子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

妻が「夫にここだけは直してほしい」と感じていること!6位 「話を聞かない」を超えた1位は…

配偶者のことを深く愛していても、ともに生活をしていると「ここだけは直してほしい」と感じる瞬間が訪れることもあるのではないでしょうか。中には、配偶者への不満が募り、胸をかき乱されている人もいるかもしれません。

『kufura』編集部は、既婚男女642人にアンケートを実施。「相手の『ここだけは直してほしい』と思うこと」と、その理由についてうかがいました。

服の脱ぎ方などの“ちょっとした習慣”から、相手の根本的な性格に関するものまで、じつに多様な意見が寄せられました。

結果は男女別、2回に分けてお届けしています。【夫編】に続く2回目の今回は、20~50代の287人の女性からの回答結果をご紹介します。

妻が夫に「ここだけは直してほしいところ」6~10位は?

null

まず、妻が夫に「ここだけは直してほしい」と感じていることの6~10位の結果を一気にご紹介します。

10位・・・尊大な態度(5人)

「偉そうな態度」 (37歳・ 総務・人事・事務)

同率8位・・・言葉遣い(7人)

「言葉遣いが悪い。子どもが真似をする」(37歳・総務・人事・事務)

8位・・・自己中心的な態度(7人)

「自己中心的なところ。俺は間違ってない、俺の言っている事は正しい。俺は完ぺきだ!という態度。確かに頑張っていることは認めるが、自分が一番という考え方は違うと思う」(50歳・総務・人事・事務)

7位・・・ゲーム・スマホに没頭しすぎる(8人)

「いつでもどこでもスマホ。家の事を何も手伝わない」(42歳・その他)

6位・・・話を聞かない(10人)

「たまに私の言うことをきちんと聞いていないということが、後になってわかることがあるところ」(51歳・その他)

以前、同じ回答者に夫の尊敬するところについて聞いたところ、寛容さや仕事をがんばるところなど、夫の習慣や気質に関するものが多く寄せられました。一方、「ここだけは直して欲しい」の回答は、夫の態度に関するものが多く見受けられます。

尊大、不機嫌、無関心は、女性が敬遠する“3大態度”といえそうです。

続いて、上位5つの回答をご紹介します。

5位:家事への姿勢(12人)

null

「せめて家の外回りや換気扇、電気器具の掃除など、女性がするよりも男性がした方が早いところの掃除くらいはしてほしい」(45歳・ 主婦)

「洗濯機回してくれるはいいけどシワを伸ばさず干す。食べ残しをそのまま排水溝に流す。電気のつけっぱなし」(44歳・その他)

「もう少し家事を手伝って欲しい」(46歳・デザイン関係)

「掃除が適当なこと。私がやり直すことになるから」(30歳・ 総務・人事・事務)

「料理をしない」(41歳・その他)

全く家事をしない夫、家事が苦手な夫に「もう少ししっかり家事をして」という声が聞かれます。

4位:酒の飲み方(13人)

null

「お酒を飲みながら足の皮をむく癖」(42歳・その他)

「お酒を飲むとうるさい」(55歳・その他)

「お酒ばかり飲んでいるところ」(46歳・主婦)

「酒を飲むところ。酔っ払ったら毎回けんかするから」(27歳・公務員)

酒との飲み方に関する回答が思いのほか多く寄せられました。新型コロナウイルスの影響で、外で飲む機会が減り、自宅でお酒を飲む様子を見る機会が増えたことも一因かもしれませんね。

3位:子どもとの向き合い方(14人)

null

「子どもにテレビばっかり見せるところ」(41歳・その他)

「休みの日は寝てることが多いので、もっと子どもと遊んでほしい」(43歳・その他)

「とっても厳しい。小さい子どもにも厳しすぎる気がする」(29歳・主婦)

「子どもともうちょっと向き合ってほしい。会話が少ないと思う」(45歳・コンピュータ関連技術職)

仕事の忙しさを理由に子どものケアに関わらない夫への不満がにじむ回答がありました。“遊んで欲しい”“向き合って欲しい”というワードが目立っていました。

2位:金銭感覚(25人)

null

「散財する所。お金が足りません」(55歳・主婦)

「金遣いが荒い」(49歳・技術職)

「浪費癖。お金にちょっとでも余裕が出ると、貯金したいのにあれこれ買おうとする」(34歳・主婦)

「お金にケチなところ。外食や旅行、記念日など何をしても楽しくなくなるから」(53歳・主婦)

続いては、夫の金銭感覚を「直して欲しい」という声です。浪費に不満を抱く女性が、“ケチ”と回答した女性の3倍という結果に。家計管理をする立場から、夫の散財に苦言を呈する声が多く寄せられました。

1位:片付けない・散らかす(33人)

null

妻が夫に「ここだけは直して欲しい」と感じていることは、散らかし癖に関するものでした。

「散らかす。片付けられない男」(50歳・営業・販売)

「使った物をいろんな所に置く。元の場所に戻せないのが理解不能。私が使いたいとき、探すのが本当に嫌」(37歳・主婦)

「散らかし癖。出したら元に戻すことが出来ない。靴下脱ぎっぱなし、パジャマ脱ぎっぱなし、靴も脱ぎっぱなし、歯磨き粉も出しっぱなし、シェービングフォームも出しっぱなし」(32歳・主婦)

「脱ぎっぱなし、置きっぱなし、開けっ放し。時間にルーズ」(45歳・ 主婦)

「片付けをしてほしい。服を脱ぎっぱなしにするので」(35歳・公務員)

脱ぎっぱなし、置きっぱなし、やりっぱななしで物を片付けないところを「直して欲しい」と感じている女性が最多という結果になりました。

ちなみに、既婚男性が「妻にここだけは直して欲しいところ」の1位は、愚痴や文句。でも、何度言ってもあちこちに物が落ちていたら、さすがに文句の一つも言いたくなりそう……。

【番外編】妻が夫にここだけは直してほしいところ

null

今回のアンケートではこんな回答もありました。

「トイレの便座を下げて欲しい」(26歳・主婦)

「人とのご縁を金銭的なメリットがあるかどうかで判断しがちなこと」(34歳・主婦)

「氷を食べ過ぎる。体調のためにもやめて欲しい」(52歳・公務員)

「記念日ちゃんと祝ってほしい」(32歳・主婦)

「ものが見当たらないときすぐに人のせいにするところ」(44歳・会社経営・役員)

「物を捨てないところ。なんでもとっておくクセがある」(35歳・営業・販売)

「調子が良く、セールスマンにも良い顔をするので勧誘が面倒になる」(32歳・ 主婦)

「偏った思想と人種差別発言」(51歳・主婦)

ちょっとした生活習慣を通じてパートナーの性格がイメージできそうな回答もいくつかありますね。

 

以上、2回にわたって、夫と妻が「相手にここだけは直して欲しい」と感じているところについてお届けしました。

大きく分けると、家事育児、態度、お金、生活習慣の4つが夫婦間の不満の発生源となっていました。お互い心穏やかに暮らしていくために、“ここだけは譲れない”というポイントを夫婦で共有していけるといいですね。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載