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育児で最もつらいと感じた時期「イヤイヤ期」より多かった答えは…【犬山紙子の答えはなくとも育児会議vol.21】

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「大変なのは今だけなんだから、楽しんで!」なんて言われても、少しの油断で病気になってしまったらどうしようという不安や2時間おきの細切れ睡眠で、楽しむ余裕なんて持てないという方も多いですよね。

kufuraのアンケートで集まった声は、産後の揺らぎやすい心と体の状態の中でもがく女性たちの不安と苦労を反映したものになりました。みなさんの「辛かったこと」に胸を詰まらせながら、そしてそれぞれの方の「ストレス解消法」に賞賛の声を上げながら、4回にわたって、このアンケートの結果をお届けします。

この連載では、2017年1月に女の子を出産し、育児まっただなかの犬山紙子さんと、先輩ママ、独身女子などいろいろな立場から「妊娠・出産・育児」にまつわる話をしていきます。

【今回の会議参加者】

編集K(8歳女&4歳男の二児の母)、編集S(独身)、ライター北川和子(9歳&7歳&0歳の三男の母)

産後直後~半年までに「しんどかった」の声が集中!

こちらの記事、『夜間授乳に孤独な育児…母の心をニュートラルに戻すには?』の中で話題になったのが「いつになったら育児ってラクになるの?」「みんな、どうやってこの辛さを乗り越えたの?」というテーマ。

ということで、サイトやtwitterで育児中のパパ・ママに辛かった体験、ラクになった体験などを募ったところ、産後すぐという方からお子さんが高校生、大学生という“ベテラン”の方まで100人を超える方々から回答が集まりました。

 

まず、皆さんに「育児がしんどい」と感じた時期を聞いたところ、その回答は「新生児期~生後6カ月」の時期に集中しています。

回答者の中には、まだ小さなお子さんを育てているお母さんも多く含まれていますが、産後半年間のつらさの原因はどこから来るのでしょうか。

あっちもこっちも痛くて辛い…産後の満身創痍の状態で始まる育児

犬山紙子(以下、犬山):読者の皆さんからたくさんの回答を頂いて、すごくありがたいです! どの回答も本当に胸に刺さります。内容は次回からた~っぷりご紹介するとして、まず驚いたのが、皆さんの「育児がしんどい」と感じていた時期が、産後6カ月ころまでにかなり集中していることです。

編集S:そうなんですよ! 沢山の理由がありましたが、

・慣れない育児によるプレッシャー

・産後の母体変化

・孤独

といった回答が目立ちますね。

犬山:私の場合は、産後はとにかく赤ちゃんを死なせちゃいけない」というプレッシャーをものすごく感じていました。乳幼児突然死症候群(SIDS)は、生後半年までの割合が高いと聞いていたから、子どもが寝ているときにちゃんと息をしているかどうか何度も何度も確かめたりして。

北川和子(以下、北川):私もそうでした! 初めての産後は頻回の授乳とおむつ替えに加え、赤ちゃんの呼吸の乱れでハッと起きたりして深く眠れた覚えはないです。

編集K:どの理由もすごく分かる。お腹のなかで、自分と一体となって赤ちゃんを育てていたときをひきずってしまうのか、生まれた後も、全部が自分の責任だと思っちゃうんですよね。

犬山:出産で体に大きなダメージを受けているのに、睡眠不足になって、さらに“ワンオペ育児”だったらつらすぎます。

「これでいいの?」手探りの不安とプレッシャーを抱えて…

編集S:もうひとつ特徴的なのが、しんどかった時期として、みなさん2人目より1人目の産後をあげていることですね。

犬山:自分の育て方に自信がないし、経験もないし、「これでいいのか?」という手さぐり感がつきまといますからね。

北川:あとは、母乳に関すること。産後「母乳が出ない、出すぎる」とか、「赤ちゃんがちゃんと飲めない」とか、それについて身内に何か言われて苦しんだという回答もあります。とくに最初の子だと、ストイックになって自分を追い詰めてしまうことがあるように思います。

密室に赤ちゃんと2人…外出が自由にできずに孤独

編集K:「自由がない」「密室」という回答もけっこうありますね。なんだか、色々思い出して胸が苦しいくらい……。産後の1カ月検診までは新生児と部屋にこもって外の社会と遮断された状態で。久しぶりにスーパーいったとき、泣きそうになったもん。

北川:ちょっとした“軟禁”のような感じですからね。

犬山:そして1カ月検診で外出の許可が出て、久々にマタニティじゃない服を着て、メイクをして外に出たときの解放感たるや!

編集K&北川:そうそうそう!

犬山:きっと育児はそれぞれの時期で大変なことがあるんだろうけど、産後の不規則な睡眠や、体が不安定な時期を思い返すと、「あの頃に比べれば」という気持ちになる人もけっこういそうですね。今回の結果は、小さな子どもを育てている方にとって「子どもが大きくなればなるほど、ラクになることもあるんだよ」というちょっとした希望になるといいなと思います。

 

次回は「私たちが育児をしんどいと感じた理由」というテーマで、皆様からいただいた、たくさんの想いや体験を紹介していきます。

 

構成/北川和子

#こどものいのちはこどものもの

東京都目黒区で5歳の女の子が親から虐待を受けた末に死亡したとされる事件を受け、犬山紙子さんは坂本美雨さん、ファンタジスタさくらださん、福田萌さん、眞鍋かをりさんとともに「#こどものいのちはこどものもの」というハッシュタグで虐待防止についての活動を始めました。

 

 

最新の活動詳細は犬山紙子さんのtwitterを御覧ください。

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