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子どもの登校後に「忘れ物」を発見…小学生の忘れ物、届ける?届けない?

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子どもが登校した後に、忘れ物をしていることに気づいたとき、届けるかどうかで悩んだ経験はありませんか?

例えば「鉛筆1本なら届けないけど、筆箱だったら届ける」というように、ケースごとの判断を迫られることもあるかもしれません。

『kufura』編集部が小学生の子どもがいる女性58人に、子どもの忘れ物を届けるかどうか質問したところ、以下のような割合でした。


【小学生の忘れ物、届ける?】

届ける・・・28人(48.3%)

届けない・・・30人(51.7%)

子どもの学年ごとに回答を見ていくと、低学年の親ほど「届ける」と回答した割合が高い傾向が見られました。

“届ける派”“届けない派”のそれぞれの理由を探っていきます。

忘れ物を「届けない」理由は?

今回のアンケートでは、51.7%が「届けない」と回答しています。

届けない理由としては、以下のような理由がありました。

(1)忘れた経験から得るものがあるから

「子どものためにならないから。失敗から学んでほしい」(36歳・主婦/子・小3)

「忘れ物をする辛さも勉強してほしいから」(45歳・主婦/子・小6)

「次から同じ忘れ物をしないようにして欲しい」(40歳・主婦/子・小6)

「忘れることによって自分も困るし他人に迷惑を掛けることを理解させるため。なので、前日にかならず持ち物を確認させている」(41歳・その他/子・小2・小4)

(2)自分で対処して欲しい

「基本的には届けません。自己発信が弱い子なので“忘れました”など言いにくいことも言えるようになってほしい。そして解決への道(忘れたので貸してくださいなど)も考えてほしいから。そして忘れ物をしないためにどうしたらいいのかも考えるようになる」(38歳・主婦/子・小1・小5)

「届けてしまうと、忘れて困ったから次は忘れないようにしようと思わなくなるから」(39歳・主婦/子・小4)

「ないときは自分で対策を考えてほしいから。忘れ物なんてしてもその後の人生にそんな影響はない」(47歳・主婦/子・小1)

「幼稚園の頃などは届けていたが、小学生の高学年からは自分の責任としてあえて届けないようにしている」(45歳・主婦/子・小5)

(3)仕事のため、届けられない

「仕事をしているから、届けられない。それを子どもにも伝えてしっかりしてもらう」(47歳・公務員/子・小4)

「会社に遅れる」(42歳・総務・人事・事務/子・小1・ 小4)

「届けても本人のためにならない。基本働いているので届けることは物理的に無理です。忘れたら先生にちゃんと謝りなさいとは伝えています」(41歳・主婦/子・小5)

忘れ物をした場合、先生に伝えたり、可能であれば近くの席の子に協力を仰いだり、気まずい思いや不便さと折り合いをつける必要が生じます。そうした場合でも「自分でなんとかしてほしい」という声がありました。

また、仕事の都合で「無理」という声があったほか、「学校が禁止している」(42歳・主婦/子・小3・ 小5)という声もありました。

忘れ物を「届ける」理由は?

続いて、忘れ物を「届ける」と回答した女性の回答をご紹介します。今回のアンケートでは、忘れ物を「届ける」と回答したのは48.3%でしたが、「大事な物なら届ける」という「条件つきの“届ける”」という回答が多く見られました。

(1)ないと困るものだから

「忘れても本人だけが困る物なら届けないが、給食エプロンや期限がある書類等は届ける」(26歳・主婦/小1)

「麦茶などは絶対必要だし、物による」(39歳・主婦/子・小1・小2年)

「授業ができない内容のものであれば届ける。ちょっと困るくらいなら自分で経験してもらう」(41歳・主婦/子・小3)

「給食エプロンなど次に使う子が困る場合は持っていくがそれ以外は本人に気をつけて欲しいので持って行かない」(45歳・主婦/子・小5)

「大事なものは届けるが、そうでないものは自己責任として届けない。お水やお弁当の入れ忘れは私のミスなので届ける」(49歳・主婦/子・小5)

「水筒を忘れた時、届けに行った。体育があったので、熱中症にならないようにと思い」(48歳・主婦/子・小5)

水分補給用の水筒、給食用のエプロンなど「ないと困る」もの、重要書類、検尿など、締切があるものは、届けるという声がありました。

(2)子どもがかわいそうだから

低学年の子どもがいる女性を中心に「忘れ物をするとかわいそう」「親の責任」という声も見受けられます。

「授業に遅れたらかわいそうだから」(39歳・総務・人事・事務/子・小2・小5)

「忘れたままだと困るだろうから」(27歳・主婦/子・小3)

「周りの子たちと同じことがひとりだけできないと思うとかわいそうだから」(35歳・総務・人事・事務/子・小1)

「忘れ物したらかわいそうだし親の責任だと想うから」(35歳・総務・人事・事務/子・小1)

忘れ物に対する寛容度は、クラスの方針や雰囲気によって異なります。

例えば「忘れ物をしたら、予備の物を使うことができる」というクラスがあれば、それが許されないクラスもあると思います。また、忘れ物をすると、不安でたまらなくなってしまう子もいるでしょう。

忘れ物に対する先生の寛容度、クラスの雰囲気、忘れ物頻度、子どもの忘れ物に対する不安感、親子関係などが相互に影響し合って、個々の家庭の選択につながっているのではないか、と推測できます。

 

今回のアンケートでは、子どもの成長にあわせて様々な要素を総合して判断されている様子がうかがえました。「届ける?届けない?」と迷ったときは、みなさんのご意見も参考にしてみてくださいね。

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