第5位:いつ宿題するかを子どもに決めさせた(17票)
最初は宿題をするタイミングについて。なんとなく宿題は帰ってきてすぐに終わらせるといったイメージがありますが、「帰ってきたらすぐ宿題をする」と親が勝手に決めてしまっては、子どももやらされている感が高まってしまう様子。
その意味で「帰宅後すぐと決めず、いつ宿題をするかを子どもと一緒に話し合って、子どもに決めさせた」という人は少なくないみたいですね。
第4位:自分の隣で……(24票)
「家計簿をつけるなど、自分が何かの作業をしている隣の席で一緒に宿題をさせた」という回答が多く寄せられていると分かりました。同じ机で隣の席に座り、お互い別の作業をするといったパターンです。
子どもも親が隣にいると思えば、すぐに質問もできます。親も完全に子どもの宿題に付きっきりではありませんから、自分の仕事が進められます。
親にも子どもにもメリットがあるスタイルですので、ぜひともまねしたいですね。
第3位:習慣になるまで…(26票)
宿題は習慣になってしまえば、子どももやらないと気持ち悪くなるはず。そのルーティーン化の工夫として「習慣になるまで、一緒に宿題をするようにした」といった回答が多く寄せられていました。
任せっきり、やらせっぱなしは駄目なのですね。
第2位:子どもが反省するまで何も言わなかった(37票)
次はちょっと意外な答え。「何も言わず、子どもが反省するまで待った」といった答えが多く寄せられていました。
「イライラして思わず言ってしまう」という待てないママは少なくないと思います。ですが、ぐっと我慢して何も言わず、宿題を忘れて子どもが学校で困るまで待つという方法もありなのですね。
第1位:自分のいる部屋で宿題をさせた(81票)
ぶっちぎりで多かった回答が「リビングなど、常に自分のいる部屋で宿題をさせた」「自分が家事をしているその部屋でさせた」といった内容でした。
第4位と似ていますが、第1位は自分が洗い物などをしている部屋の机で、子どもに宿題をさせるというパターン。
例えば仕事後に帰宅して、ご飯の用意をしているその部屋のテーブルで子どもに宿題をさせるなど、方法はいろいろありそうです。
子どもの質問にもすぐに答えられますし、子どもとのコミュニケーションの場にもなります。ぜひとも参考にしてみてください。
以上、自分から宿題をする子どもを持つママが実践した育児上の工夫を紹介しましたが、いかがでしたか?
逆に最も少なかった答えは「とにかくガミガミ言ったり、部屋に閉じ込めたりして、無理矢理にでもさせた」(4票)。全体のなんと2.3%の得票率でした。
ガミガミ言うだけでは、自分から宿題をする子どもには育たないのですね。
2017/2/20 WooRis掲載
執筆/坂本正敬