第5位:「ゲーム感覚で片付けさせた」「絵本で片付けの大切さを教えた」(各18票)
最初は第5位が同票で2つ。「“ママとどちらが早く片付けられるか競争!”など、ゲーム感覚で片付けさせた」といった回答が1つ。さらに「片付けに関する絵本などを読み聞かせ、片付けの大切さを教えた」といった工夫が上位に挙がってきていました。
確かに嫌々やらされるよりも、ゲーム感覚で楽しめれば子どももやる気が出てきますよね。また、親にガミガミ言われるよりも、絵本などを通して片付けの大切さを間接的に聞かされた方が、子どもの心には届くはずです。
第4位:「子どもの持ち物が増えすぎないようにした」(20票)
子どもがいくら片付ける気になっていても、持ち物が多すぎれば持て余してしまいます。
その意味で「おもちゃの量などを必要最小限に抑えて、子どもの持ち物が増えすぎないようにした」というママが多いと分かりました。
おもちゃ箱を定期的にチェックして、使わなくなったおもちゃをまとめて子どもの手の届かない場所に収納するなど、皆さんいろいろと工夫しているようです。
第3位:「とにかく褒める」(26票)
やはり「褒める」が上位にランクイン。子どもは褒められると、次も褒められたくて同じように動きますよね?
“勝手に勉強をするようになる子どもの育て方”として、やはり褒めるという育児方法があるそうです。片付けだけでなく、さまざまな場面で意識したい育児のコツですね。
第2位:「出したらしまうを徹底させた」(27票)
出した物を使った場所にすぐ戻せば、部屋は散らかりません。分かっていても実践できない大人はたくさんいると思いますが、子育てにおいて「“出したらしまう”を徹底して言い続けた」親御さんは少なくないようでした。
この言葉を子どもに言うためには、自分自身も実践して見せる必要がありそうですが、できれば効果も高そうですよね。
第1位:「親が率先して片付けた」(34票)
第2位の回答と近い部分もありますが、「とにかく親が率先して、いつでも家を奇麗に片付けた」という回答が第1位にランクインしました。
子どもは親の姿を見て育ちます。親が家を奇麗に保っていれば、自然と子どもも片付けようという気持ちになるのかもしれません。
片付ける習慣がない大人にはちょっと耳が痛くなるような結果ですが、ぜひとも参考にしたいですね。
以上、自ら片付けをする子どもを持つ親に聞いた、育児上の工夫を紹介しましたが、いかがでしたか?
6位は「子どもの目線に、物の定位置を決めた」(16票)、7位は「子どもの習慣になるまで、とにかく一緒に片付けるようにした」(15票)といった結果に。併せて参考にしてみてくださいね。
2017/2/19 WooRis掲載
執筆/坂本正敬