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間もなく「トイトレシーズン」が到来!先輩ママにおむつ外しエピソードを聞いてみました

「トイレトレーニング」は子育てにおける“大仕事”の一つ。それまでおむつをしていた子どもが、定められた場所で排泄できるようになるまで、子どもを取り巻く大人の工夫と労力を要するからです。

今回は、子どものトイレトレーニングを経験した20~40代の139人の女性にアンケートをとり、おむつ外しの時期や、心に残っているエピソードについて聞いてみました!

おむつ外しの時期は「2~3歳」に回答が集中

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まず最初に、子どものおむつが外れた時期についてうかがいました。

【日中のおむつが外れた時期】

1歳・・・1.7%

2歳・・・47.8%

3歳・・・41.7%

4歳・・・6.1%

5歳・・・1.7%

それ以降・・・1.0%

結果を見ると、2~3歳に回答が集中しています。

年齢別におむつ外しの際にした工夫についても聞いてみました。

1歳でおむつが外れたキッカケは?

「トイレに行きたいか、行きたくないか質問していました。行きたいと言えば、トイレに連れていってました。1歳半くらいでした」(42歳・主婦)

今回のアンケートでは1歳でおむつが外れた子どもは少数派。保育園によっては1歳代後半からトイレトレーニングが始まり、スムーズにとれた子もいました。

2歳のおむつ外しの季節は「夏」が多数!

「夏にたまたまお尻が荒れていたのでいきなりパンツにしたら1回失敗したのみで外れた」(39歳・公務員)

「2歳の夏。その頃から朝起きてもオムツが濡れてなかった。失敗もほとんど無くスムーズにパンツに移行できた」(46歳・主婦)

「2歳の夏ころ。保育園でお姉さんパンツだとみんなでほめてくれてその気になった」(40歳・主婦)

「2歳の夏。濡れると10倍わかるシートをつけて嫌な感じを覚えさせる。時間がかかったが洋服や部屋が汚れない」(39歳・主婦)

「2歳の夏、おもらし覚悟でずっとパンツにしてたら本人が気持ち悪くなって教えてくれるようになった」(44歳・主婦)

2歳でおむつが外れたグループから頻出した単語が“夏”。夏は汗の量が増えて排尿の頻度が減るうえ、薄着でいても平気なため、トイレトレーニングに適していると言われています。夏の到来を機におむつ外しを試してみる家庭が少なくありませんでした。

意思疎通のできる3歳は短期間で外れやすい!

「3歳頃。トイレに行ったらシールを貼る紙を作ったらあっという間にできた」(34歳・主婦)

「3歳ごろ、すぐにトイレに行けるようおまるを置いたら、感覚を掴んだのかすぐ外れた」(31歳・主婦)

「昼間のおむつは3歳。保育園でやっているうちに、いつの間にか」(31歳・その他)

「3歳の誕生日らへんに。しっかり言葉で意思疎通ができるようになったのですぐにとれた」(37歳・主婦)

意思疎通が上手にできるようになる3歳児。「トイレに行きたい」「今は行きたくない」を認識して、主張できるようになった時期におむつが外れる子が多いようです。シール貼りや、お気に入りのポスターを活用している家庭もありました。

4歳以上は焦らずじっくり「その時」を待つ

「おしっこは 3歳半頃。保育園で少しずつパンツの時間を増やして行った。うんちは4歳頃までオムツでしていた」(35歳・公務員)

「4歳の誕生日。4歳になったらトイレでしようねと約束していたら、約束通りできた」(34歳・主婦)

「5歳の夏ごろ。周りの子が取れたので焦って」(47歳・その他)

子どもの発達を見ながら適切な時期を選び、失敗を繰り返しながらもおむつ外しに成功したという声もありました。

心に残る「おむつ外し」のエピソードは?

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続いて、おむつ外しにまつわる思い出のエピソードについて聞いてみました!

(1) 「おにいさん/おねえさんパンツ」がうれしくて

「おでかけの時は、紙おむつにしていたけど、お兄ちゃんパンツをはくと言って、お出かけの時の紙おむつを卒業しました」(44歳・主婦)

「大好きなプリキュアのおねえちゃんパンツを履きたくてがんばりました!」(38歳・主婦)

(2)「その時」は突然やってくる

「ある日突然、自分からトイレに行くと言って、便器に上手にできました。一度タイミングを掴むと次からも順調で、次の日もその次の日も失敗はなく、一週間後には完全に外れました」(43歳・その他)

「幼稚園に行ってもオムツだったので心配していたが、ある日突然パンツで大丈夫になった」(46歳・主婦)

(3)先生、ありがとう!

「幼稚園の先生に毎日洗濯物を渡される日々だったが、それがだんだんと減っていくのを先生と喜びを共感できたのがよかった」(38歳・主婦)

「保育園の先生にいつかは取れると言われ安心していたらすぐ取れた」(37歳・その他)

(4)失敗も良い思い出です…

「友達と砂場で遊んでいるときだけはなぜか遊びに夢中になっているので、お漏らしをしたまま遊んでいた」(48歳・主婦)

「最初はフローリングや椅子の上でおしっこ垂れ流しだったけど、何回かすると『おしっこ出た』とか『おしっこしたい』と言ってきたこと」(31歳・総務・人事・事務)

(5)うんちがなかなかできなくて

「うんちだけは保育園でしたくないらしく、ほとんど家でしかもオムツの中にする」(38歳・総務・人事・事務)

「うんちがなかなかトイレでできず、本人も精神的に辛かったよう。うんちのたびに『早くトイレで』と言い過ぎてしまってかわいそうなことをしたなと反省した。大人になってもオムツでうんちをする人はいないし、焦らず子どものペースにあわせてあげることが大切だと感じた」(35歳・公務員)

皆さん、トイレトレーニングにまつわるいろんな思い出を語ってくれました!

おむつ外しは、とても骨の折れる仕事ですし、失敗が続くとイライラが募りますよね。それに、外出先でのトイレ探しや、尿意の確認もちょっと大変……。

でも、おむつなしの生活が板につき、ゴミ処理やおむつストックの確保から解放されると、毎日の育児はかなりラクになるようです。

 

子どもの排尿の間隔が開いてきた場合や、来春に保育施設への入園を控えている場合は、アンケートに今回協力頂いた皆さんの意見を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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