約半数の女性が「例年より手荒れをしている」と回答!
nullまず最初に、コロナ禍の冬を迎えている現在の手肌の状態についてうかがいました。
【例年より「手荒れしている」と思いますか?】
いつもより手荒れしている・・・50.8%
普段とかわらない・・・49.2%
約半数の女性が「いつもより手荒れをしている」と回答しています。
その理由としては3つの理由に集約されています
(1) 頻繁なアルコール消毒
「外出先でアルコール除菌することが増え、ハンドケアが追いつかず荒れている」(40歳・主婦)
「アルコール消毒の回数が増えているが、街中に設置されている消毒液で手に合うものと合わないものがあって、合わなかったときに荒れてしまっている」(42歳・コンピュータ関連技術職)
「消毒液にかぶれる」(39歳・総務・人事・事務)
(2)頻繁な手洗い
「ハンドクリームを塗っても手を洗うからすぐ取れてしまう」(34歳・その他)
「異常なほどに手を洗っているので、乾燥して」(51歳・その他)
「よく手を洗うので指先ががさがさ、スマホが感知してくれないレベル」(49歳・総務・人事・事務)
(3)家事量の増加
「家で家事をする時間が増え、洗い物をしている時間が長くなったので」(29歳・総務・人事・事務)
「子ども達が家にいる時間が多く、食事の後の洗剤で手が荒れてしまいました」(38歳・主婦)
例年より手荒れしている女性の60.0%が消毒に言及し、26.9%が手洗いを頻繁にするようになったことをあげていました。さらに、在宅時間が増加して自宅での料理の機会が増えたことで食器洗いや掃除の頻度が増えたことを一因とするの声もありました。
手荒れ対策の保湿、どうしたらこまめにできる?
null手荒れ対策として、今回のアンケートで8割以上の女性か聞かれたのが“ハンドクリーム”や“ワセリン”“オイル”を使って保湿をするという対策です。
「手を洗ったら、ハンドクリームを塗る」(44歳・その他)
「できる限り、洗った後にはクリームで保湿する」(39歳・総務・人事・事務)
「就寝時、オイルを塗り手袋つける」(42歳・主婦)
こうした声がある一方で「いくら保湿をしていてもそれ以上に手洗い・消毒の機会が多すぎて保湿が追いつかない」という悩みも多く集まっています。
こまめな保湿をするための工夫としては以下のような声もありました。
「3か所にハンドクリームを置いて常に塗るようにしています」(53歳・主婦)
「ハンドクリームを塗り忘れないように目のつくところに置くようにしている」(24歳・その他)
「ハンドソープの横にハンドクリームを置いている」(53歳・主婦)
「いつも見えるところにハンドクリームを置いてこまめに塗る」(47歳・主婦)
“手洗い”と“保湿”の行動をセットにすることで、保湿習慣が身につくようです。
「手荒れしていない」と回答した人の「3つの習慣」は?
今回のアンケートで「手荒れしていない」と回答した人の“手荒れ対策”として以下の声も聞かれました。
(1)「熱いお湯」での食器洗い・手洗いを避ける
「水仕事のとき、なるべくお湯は使わない」(47歳・技術職)
「あまり熱いお湯で炊事をしないこと」(57歳・主婦)
「洗い物はお湯でなく水でする」(55歳・主婦)
冬の冷水では油汚れの落ちが悪くなるというデメリットもありますが、皮脂を洗い流してしまう“熱めのお湯”を避けているという声が目立ちました。
(2)洗い物のときにはゴム手袋・ビニール手袋を着用
「食器洗いのときは手袋を着用することです」(50歳・主婦)
「水仕事は手袋をつける」(46歳・企画・マーケティング)
「洗い物をするときは、手袋をはめる」(46歳・総務・人事・事務)
炊事のときには手袋をして水や洗剤と肌が触れる機会を減らしているという声もありました。
(3)水分をやさしくふきとる
「手洗い後の水分はきっちりふくこと」(55歳・主婦)
「しっかり水分をふき取ってクリームを塗る」(47歳・主婦)
基本的なことですが、手洗い後は柔らかいタオルで水分を“しっかりふきとる”というひと手間は大切であるようです。
以上、今回は今冬の手荒れ事情についてのアンケート結果をご紹介しました。
こまめな手洗いが必要な時期はこの先も続きそうです。手肌をいたわるケア法を地道に続けていきたいものです。