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「うまく寝付けない」「寝た気がしない」…集中して休息を取る方法【3月18日は春の睡眠の日】

日本人の睡眠は、他の国に比べても格段に短いということをご存知でしょうか? 様々な睡眠時間の国別データでいずれも最も短いという結果が出ており、「睡眠負債」を解決することは緊急の課題となっています。

そんな中、健康維持や身体づくりにおいて運動以上に注目が高まっているのが「休息」です。身体づくりのためには「運動」「休息(睡眠)」「栄養」の3つが必要不可欠。しかし効率よく休息を取るためにはどうしたらよいのでしょう?

今回は、疲労回復専用ジム『ZERO GYM』でプログラムディレクターを務める松尾伊津香さんに、上手に休息を取るためのアドバイスを伺いました。

身体に必要なのは…「運動」「栄養」そして「休息」!

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春眠暁を覚えず。寝ても寝ても眠くて仕方がない……なんて人も多い季節ですよね。

3月6日、江崎グリコが『ZERO GYM』のコラボセミナー「3月18日は春の睡眠の日!回復・睡眠の質を高める方法について」を開催しました。

健康維持や身体づくりにおいて、「休息」はとても重要なポイント。睡眠の質を改善して戦略的に疲労回復することで、パフォーマンスをアップするという考えが広まってきています。

同セミナーにて、だるさや眠気を30分でリセットできるという「パワーナップ(集中仮眠)」プログラムの体験を実施してくれた松尾さんに、日常でも上手に休息を取るためのアドバイスを伺いました。

脳を休ませるために…「呼吸」に集中

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リラックスするために大事なのは、思考を停止すること。ストレッチなどで身体をほぐすのと同様に、常に心配事やプレッシャーで疲弊している脳を、思考を停止することで癒すことができるそう。

『ZERO GYM』のプログラムでは思考を止めるよう誘導してもらえますが、夜自宅で眠りにつくときなど、同じようにリラックスするにはどうしたらよいのでしょう?

「基本的に『ZERO GYM』でのプログラムはインストラクターがいて成立するものなので、ご自宅で、ご自身のみで実践するのは難しいのですが……。自宅で就寝するときなどはどうしたらいいですか?と聞かれることも多いですね。

そういった場合に私がおすすめしているのは、呼吸法です。といっても難しいものではなく、ただ吸って吐くことを繰り返すだけでOK。

すぐに仕事のことや家庭のことなど、考え事で頭の中がいっぱいになってしまう人でも、呼吸に集中すること、呼吸に意識を向けることで、他の考えを頭から追い出すことができます」(松尾さん)

また、眠る前に摂取するサプリメントも登場しています。「運動前にプロテインを飲む」という考えはかなり一般的になってきましたが、睡眠改善やストレス軽減が期待できるサプリメントを飲むことで、睡眠を改善していくという方法もあります。

 

せっかく休息の時間がとれても、頭を切り替えられなければゆっくり休むことはできませんよね。なかなか寝付けないとき、お昼休みにちょっとだけ休んで回復したいとき……。呼吸に集中するだけで、回復の度合いが高まりそう。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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