全部やってます!徹底抗戦派
null「外出時は必ず帽子(キャスケット)の中に髪の毛を完全収納する。マンションのエントランスで頭から足元まで、入念に花粉をはたき落としてから家に入る。外気に触れた衣服は玄関で脱ぎ、浴室へ直行する」(44歳女性・その他)
「外出を控える。遠出しなければならない場合は、できるだけ花粉が地面に落ちる雨の日に照準を合わせるようにしている。そしてもちろん、ナイロン製の衣服を着用」(53歳男性・公務員)
「花粉が飛ぶ前から処方薬を飲み始める。窓は開けない。洗濯物は室内干し。毎晩、髪を洗う」(49歳女性・主婦)
「窓を開けず、洗濯は室内干しオンリー。外出する日は花粉バリアスプレーを吹きかけ、抗アレルギー薬を必ず飲む。また、肌荒れするので保湿クリームも持ち歩いています」(40歳女性・自営業)
長年にわたり花粉症状に悩まされている人が多いようで、「花粉が飛散する前から処方薬を飲み始める」「マスクを必ず着用して外出する」というコメントが多く見受けられました。また、花粉飛散のシーズン中は、「洗濯物や布団を外に干さない」のが鉄則のようです。
「花粉を吸引しない!」
null「外出を控える」(39歳女性・コンピューター関連)
「極力、在宅ワークにする」(48歳男性・事務)
「ジェル状の抗ヒスタミン薬を鼻の下に塗布して外出しています。多少は花粉をブロックしてくれていると思います」(55歳女性・その他)
「くしゃみが止まらなくなるので、マスクだけでなく(鼻の穴に直接装着する)鼻マスクも必須」(47歳男性・研究職)
圧倒的に多かったのが、花粉舞う屋外への「外出を控える」派でした。とくに、快晴で気温が高い日や風が強く空気が乾燥している日、雨上がりの翌日や気温が高い日が2~3日続いた後は花粉の飛散量がグンと上がるので要注意です。外出時には不織布マスクの着用はもちろん、すき間を作らないよう、自分の顔のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。
「花粉を肌や体内にとどまらせない!」
null「帽子、マスク、眼鏡を必ず着用。肌の露出を避け、花粉を寄せつけない」(56歳女性・その他)
「サングラスをかけるようにしています。一定の効果はあると思います」(51歳男性・会社役員)
「シーズン中は、花粉対策用のゴーグルを着用して外出する」(27歳女性・営業)
「花粉ガードのスプレーを顔に吹きかけてから出かけています」(28歳女性・事務)
「鼻孔の入口にワセリンを塗ると、だいぶラクになる」(57歳男性・その他)
「鼻うがいをする」(53歳男性・その他)
「手洗いとうがいは、帰宅したら必ずやるようにしている。そうしないと室内でもくしゃみが止まらなくなるので」(44歳男性・フリーター)
「洗眼液で目を洗っています」(51歳女性・その他)
花粉から目を守るには、眼鏡やサングラスが効果あり。裸眼と比較すると目に入る花粉の量は約40%減少し、さらに防御カバーのついた花粉症用のゴーグルなどでは、おおよそ65%減少するという実験データも。また、こまめな手洗いやうがい、洗顔で、付着した花粉を落とすことも効果的。保湿剤で肌を防御するのもお忘れなく。
「花粉を室内に持ち込まない!」
null「必ず外玄関で衣服、髪をはたいてから家に入るようにしている」(58歳女性・その他)
「空気清浄機をつねにフル稼働させている」(45歳女性・デザイン関係)
「花粉がつきにくい生地の春コートを通販で購入しました」(49歳女性・フリーター)
「洗濯ものは外に干さず、すべて室内干し」(33歳女性・その他)
「こまめに掃除する」(35歳女性・事務)
「外から室内に入るときは、手をアルコール消毒する」(32歳女性・その他)
花粉シーズン中の洗濯物は室内干しが理想ではありますが、難しい場合は、以前、『kufura』で紹介した、ライオンのお洗濯マイスター・大貫和泉さんのアドバイスが効果的です。
- 洗剤と柔軟剤を併用して静電気を防止!
- 洗濯物は早朝に干し、花粉飛散のピーク時間帯(例:東京の場合、11:00〜15:00と日没頃)までに乾かす。
- 外出前にアウターに静電気防止スプレーをかける。とくに静電気が起こりやすいコート、スカート、スラックスの裾、バッグとこすれる部分は念入りに。
日常生活に支障をきたす場合も多いので、不快な花粉症状は我慢しないことが肝要です。症状に応じて、病院での診察&処方箋による治療、あるいは市販薬での症状緩和を図るのはもちろんのこと、普段から「花粉に負けない習慣」を心がけて、花粉シーズンを乗り切りましょう!
【参考】
・日本気象協会「花粉飛散情報2024」 https://tenki.jp/pollen/
・環境省 厚生労働省「花粉症対策」 https://www.env.go.jp/content/000194676.pdf