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「ダイエット中おやつを食べたくなったら?」誘惑を乗り切った猛者たちの成功作戦5つ

ダイエット中に困ることといえば、おやつの誘惑。摂取カロリーを控えるために、甘いおやつなどを我慢していると、だんだんストレスがたまって、おやつが食べたくてしょうがなくなることもありますよね。でも、その誘惑に負けると、今までの努力が台無しに。そこで『kufura』では、ダイエット中におやつの誘惑を上手に乗り切ったという20〜60代の男女160人にアンケートを行い、効果的な方法を聞いてみました。

(1)水分をとっておなかを落ち着かせる

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「おやつが食べたくなったら、水をたくさん飲むようにします。これだけでおなかが膨れるので、空腹感もなくなります」(37歳・女性/金融関係)

「白湯を飲みます。胃を温めると食欲も落ち着くし、白湯はほのかに甘味も感じるので、おやつを食べたい欲求が満たされます」(35歳・女性/その他)

「炭酸水を飲むと、おなかが膨れて空腹感が和らぎます」(52歳・女性/主婦)

「緑茶を飲むようにすると、意外と満腹感があって、おやつなしでも耐えられます」(43歳・女性/主婦)

「おやつが食べたくなったら、コーヒーを飲んで気を紛らわすようにしています」(52歳・男性/その他)

ダイエット中におやつが食べたくなったときは、とりあえず水分補給でおなかを膨らますのがいちばん。特に水、白湯、炭酸水は、カロリーもカフェインもないので、おすすめのようです。中でも、白湯は体を温めてくれる効果もあるので、体に優しくて人気。ほかには麦茶や紅茶、豆乳やアーモンドミルク、青汁などを飲んで乗り切るという人もいました。

(2)低カロリーなおやつを少しだけ食べる

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「おやつとしてスルメを食べます。よく噛むことで満腹中枢は刺激され、少しの量でもおなかがいっぱいになった感じがしていいです」(35歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「こんにゃくゼリーなど、甘くてかつカロリーをあまり気にしなくていいものを少量だけ食べるようにしています」(50歳・男性/営業・販売)

「ビターチョコレートを、ひとかけだけ食べるようにする。これだけで甘いものを食べたい欲求が満たされるので、十分満足することができます」(41歳・女性/主婦)

「大きめの飴を1つだけなめる。これだけでも十分満足できるし、ストレスもたまりません」(51歳・男性/その他)

我慢のし過ぎはストレスがたまるので、低カロリーのおやつを少しだけ食べるという人もいました。食べ過ぎは厳禁ですが、甘くないものやカロリーの低いものをちょっとだけ食べるなら、ダイエットにもそれほど影響はない様子。スルメやこんにゃくゼリー、ビターチョコレートなどが人気でしたが、ほかに豆腐や納豆、きゅうりなどもおすすめのようです。

(3)運動や散歩など体を動かして誤魔化す

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「とりあえず何か運動をすると、気が紛れておなかも落ち着きます」(41歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「筋トレをすると、気が紛れておやつを食べたい欲求がなくなります」(32歳・男性/公務員)

「その場でダッシュすると空腹感が消えると聞いてから、よくやっています。効果はかなり大きい感じがします」(44歳・男性/コンピュータ関連技術職)

「ルームランナーで走って、おやつの誘惑から逃れるようにします」(69歳・女性/主婦)

「ウォーキングや散歩に出かけます。これで気が紛れて、おやつを食べたい欲求がなくなります」(46歳・男性/その他)

おやつが食べたいと思ったときは、体を動かして誤魔化すというのもおすすめです。体を動かすといい気分転換になるので、おやつを食べたい欲求が紛れるだけでなく、同時にカロリーも消費できるのでダイエットに効果的。家で筋トレなどの本格な運動をするのもいいですが、その場でちょっとダッシュするだけでも、空腹感が消えておやつを我慢できるようになるようです。

(4)自分の好きなことをして気を紛らわせる

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「好きなアニメや漫画を見るなど、自分が夢中になれることをすると、おやつを食べたい欲求も忘れてしまいます」(40歳・女性/その他)

「おやつが食べたくなったら、YouTubeを見て気持ちを紛らわすようにしています」(24歳・男性/学生・フリーター)

「推しの動画を見ます。推しを見るだけで胸がいっぱいになるので、なんとなくおやつを食べたい気持ちも忘れてしまいます」(55歳・女性/主婦)

「愛猫のおなかに顔を埋めて、モフモフしているとおやつのことも忘れてしまいます」(55歳・女性/主婦)

何かに夢中になっていると、ごはんを食べるのを忘れることがあるように、おやつが食べたくなったときも、何かほかのことに集中するようにすると、おやつを食べたい欲求を忘れることができる様子。テレビや動画、漫画を見る、ペットと戯れるなど、自分の好きなことをして欲求を満たすことで、おやつなしでも平気になるようです。

(5)歯磨きやマウスウォッシュで口の中をリセットする

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「歯磨きをして、口の中をスッキリさせると、おやつを食べたい気持ちもなくなります」(56歳・男性/その他)

「おやつを食べたくなったときは、歯磨きをするようにすると、一気におやつを食べる気が失せます」(61歳・男性/営業・販売)

「歯磨きをすると、そのあとは何を食べても美味しくなくなるので、おやつも我慢することができます」(54歳・女性/金融関係)

「歯を磨いたり、マウスウォッシュで口をゆすぐと、空腹感がなくなります」(49歳・女性/主婦)

「マウスウォッシュで口をゆすぐと、口の中が薬のニオイでいっぱいになるので、食欲がなくなります」(66歳・女性/総務・人事・事務)

おやつが食べたいなと思ったときは、歯磨きをしたり、マウスウォッシュで口をゆすいだりすることで、口の中がリセットされて、なんとなく空腹感も消えてなくなるようです。また、歯磨き粉やマウスウォッシュを使ったあとは、ミントの香りが口の中に広がっていて、何を食べても美味しく感じられないので、おやつを食べる気が失せるという人もいました。

ほかにもまだある!ダイエット中の上手な乗り切り方

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「ガムを噛んで、空腹感を紛らわせるようにします」(69歳・女性/その他)

「氷を食べます。たくさん食べてもカロリーはないし、食後の歯磨きも必要ありません」(54歳・女性/その他)

「お風呂に入ると、自然とおなかが空かなくなるので、おやつも我慢することができます」(56歳・女性/その他)

「夜の時間帯なら、さっさと寝ます。起きると甘いおやつを食べたい欲求も消えてなくなっているので、いい作戦だと思います」(40歳・女性/主婦)

「今まで運動や食事制限をしてきたことが、すべてムダになってしまうと考えると、食欲を抑えることができます」(29歳・女性/その他)

「そもそもおやつを買わないようにする。家に何もなければ、おやつを食べたくなっても食べることができません」(41歳・男性/その他)

ダイエット中におやつの誘惑から逃れる方法は、ほかにもいろいろあるようです。ガムを噛む、氷を食べるなどして欲求を抑えるほかに、夜の場合はお風呂に入る、さっさと寝るなどという方法も効果的な様子。また、今までの努力を思い出して我慢するという人もたくさんいましたが、そもそもおやつを買わないようにするというのも確実な方法でいいですね。

いかがでしたか? 現在、ダイエットに励んでいる皆さん。ご紹介した効果的な方法を参考に、ダイエット中におやつが食べたくなっても、誘惑に負けることなく上手に乗り切っていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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