少しずつでも「成長」がある。それが嬉しい!
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この年でも「成長できる」ことがある!嬉しい!
null長く辛かった更年期をすごした、漫画家・マキさん。やっと体調が戻ったところで「これからは運動だ!」とさまざまなことにトライ……してみたはいいけれど、脚を傷めて病院へ。そこで告げられたのは「あなたの筋肉年齢は90歳です」という衝撃の事実。
このままじゃ「元気なおばあちゃん」になれない、と一念発起。シニア向けのジョギング講習会に参加します。そこで出会ったのが「スロージョギング」という“疲れない”走り方!この出会いが、マキさんの運命を変えたのです!
この「スロージョグ」なら疲れないから、家事にも仕事にも支障が出ない……どころか、これまでだったら体力がないからやめておこうと思ったこと(駅の階段は歩いて上る、とか!)を、むしろ積極的に取り入れるように変化していきます。なにより嬉しかったのは、心拍機能など「数値が改善されていく」こと。
年齢とともに「衰える」ことが多い毎日の中で「改善されていく」数字が目で確認できるのって、やっぱり嬉しいものですよね。ちなみにマキさんはスロージョグを続けるうちに中性脂肪がグンと減り、睡眠も改善。夜中に中途覚醒していたのが7時間ぐっする眠れるようになったそう。目指す姿「健康老人」に着々と近づいてますね。
この記事を担当してるワタシ(50代)も、このマキさんの挑戦を読んでるうちに「スロージョグ」にうっすら(笑)挑戦しはじめたひとりです。学生の頃から長距離走が何より苦手ですが、マキさんの挑戦を読んで、これならできそうと思えたから。
連載はこれで最終回。この後のマキさんの挑戦の様子はぜひ書籍『お金もかからず体調万全!! ゆる走りスロージョギング』にてお楽しみください! 「スロージョギング協会の聖地」といわれる福岡大学病院の松田拓朗先生による「スロージョギング」の効果の詳しい解説や、マキさん愛用のジョギンググッズ紹介など役に立つページがモリモリです。

『お金もかからず体調万全!! ゆる走りスロージョギング』
(まきりえこ/著 一般社団法人 日本スロージョギング協会監修
はちみつコミックエッセイ 1,100円・税込)
小さな頃から運動音痴。デスクワークだし運動習慣もないしで
ますます体力が低下する日々を過ごす漫画家まきりえこ。
足の不調で病院にいって告げられたのは、なんと「筋肉量90歳」という現実!
このままではロコモシンドロームや
要介護の暮らしにまっしぐら~!?
スロージョギングで徐々に体力をつけて
心も体も元気になっていく実録コミックエッセイ!

アラ還のコミックエッセイスト。ブログ「ちくわの穴から星を見た」でアメブロ育児カテゴリー1位。著書に『小学生男子のトリセツ』(扶桑社)、『オトナ女子の謎不調、ホントに更年期?』(集英社)など。夫と猫と共に福岡市在住。