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その持ち方じゃダメ!? 印鑑のプロが解説「捺印テク」ビシッときまる技

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毎日のように書類に捺印する働き女子のみなさん。宅配便の荷物受け取りや社内領収書くらいなら曲がったり、かすれていてもさほど問題ないでしょう。しかし正式な書類で印鑑が正しく押せていないのはカッコ悪いですよね。そこで今回は、全国300店舗を展開するはんこ屋チェーン「はんこ屋さん21」を運営する、会社グレエイトの常務取締役、滝口修さんに、上手なはんこの押し方をご指南いただきました。

1:基本中の基本! 必ず平らなところで捺印を

――早速ですが上手に印鑑を押すためのポイントはなんでしょう?

まず基本ですが、捺印する紙の下は「固くて平ら」な面が望ましいです。重ねた書類の上では、紙の下がやわらかくなってしまいますので、机の上などきちんと紙を置くスペースをつくってください。

でも一番は捺印マットを敷くことです。

――捺印マットとは?

捺印時に紙の下に敷くマットのことです。100均でも手に入りますよ。専用のマットを下に敷けばかなり均一に印をおすことができます。

――iPhone6sと並べても小さいですね。このくらいのサイズならデスクの引き出しはもちろん、持ち運びも楽にできそうです。

印面の詰まりは朱肉が原因! ボロボロの朱肉は要注意

――平らにしても文字がつぶれてしまったりすることがあるのですが……。

古い朱肉つかっていませんか? 今はほとんどの朱肉がスポンジ製ですが、昔は和紙をつかった朱肉が主流でした。和紙がボロボロになってしまうと、和紙の繊維が印面(印鑑の文字の部分)に詰まってしまうことがあります。そのままだと文字が潰れてしまいますね。

――なるほど。印面を綺麗に保つことが大事ですね。

プロの持ち方をマスター! 朱肉につけるときは軽く何度か「ポンポン」

――では上手な捺印の仕方を教えてください!

まずは持ち方ですね。その持ち方(以下画像)ではちょっと……。

――え!? なにがいけないのでしょうか……?

捺印時にしっかり力が入ることが大切です。これが正解というやり方はありませんが、おすすめの持ち方を紹介します。まず人差し指の付け根の下にハンコの背を当ててください。

そのまま親指と中指で固定します。

――確かに安定感があります。

そうでしょ。背に手のひらが当たる形になっているので、捺印時、楽に力をかけることができます。しかも印面の上方向に人差し指を当てるようにすれば、向きが傾くことなくまっすぐに捺印できますよ。

――完璧な持ち方ですね。

そんな大したものではありませんが(笑)。うちでは新入社員にこのように指導します。次に朱肉の付け方ですが、赤いインクが染み出すほど強く押し付けるのはNGです。印面にまんべんなくインクがつくように、軽めの力で何度かポンポンとつけるようにしてください。捺印時には「の」の字を書くように、印面をしっかり紙に押し付けるようにして下さい。

使用後はティッシュで印面のインクを落として

――印鑑の保存について気をつけるべきことはありますか?

印鑑の素材やインクの種類にもよりますが、印面についたインクはティッシュなどで軽く拭き取った方がいいですね。

例えば木の印鑑で印面についた朱肉をそのままにしておくと木がインクを吸ってやわらかくなってしまいますので、しっかり拭き取る必要があります。また速乾タイプなど溶剤が強いインクの場合は印面を溶かしてしまうこともありますので、拭き取っておくのが無難です。

――ありがとうございました。

 

以上、上手な捺印方法でしたが、いかがでしょうか?

小さなことではありますが、基本をおさえて、いつでもビシっとハンコがきめられる一流社会人を目指しましょう!

2017/03/10 BizLady掲載

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