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我が家の定番に!話題の「スペイン産オーガニックワイン」は嬉しい1,000円台。今なら「unico(ウニコ)」とコラボ中

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スペインのラ・マンチャで育てた有機栽培ぶどうを使ったワイン「パラ・ヒメネス」と“自分らしくいられる心地良い空間づくり”をコンセプトに掲げる家具・インテリアアイテムを扱うライフスタイルショップ『unico(ウニコ)』がコラボレーション。

扱う商材は異なる両者ですが、それぞれを代表して対談したお二方の話を聞いてみると、実はその“ものづくり”には共通する思いがたくさんありました。

ワインと家具、それぞれの「サステナビリティ」のきっかけは?

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対談したのは「パラ・ヒメネス」醸造責任者、パブロ・パラ・ヒメネスさん(画像左)と株式会社ミサワ デジタルコミュニケーション部マーケティングチーム 広報・PRの板垣茉由さん(画像右)

「パラ・ヒメネス」を作っているのは親子3代にわたり、動物たちの力を借りながら有機栽培でぶどうを造っている農園。パブロ・パラ・ヒメネスさん(以下パブロさん)が生まれたのをきっかけに「子や孫の代まで安心して生活できる環境を守り、口にできる食べ物を造りたい」と当時は一般的ではなかった有機栽培に取り組み始めたそう。

かたや家具・インテリアを扱う『unico』は、やはりサステナブルという考えがない創業当時から「自分にも地球にも心地よい、感性豊かなライフスタイルをすべての人に。」というミッションを掲げています。

パブロさん「当時はオーガニックという言葉さえも一般的ではなかったので、EUの有機認証機関の人さえも手探りで、情報が少なくとても苦労したそうです。

でも、周りの生産者にクレイジーだと言われながらもオーガニックにこだわり取り組み続けた結果、今やスペインの有機栽培のパイオニア的存在になりました。ちなみに、うちで造っている野菜や果物、羊のエサも含めて、すべて有機栽培なんですよ

共通するのは「長く愛されるものを目指す」という思い

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『unico』のミッションである「自分にも地球にも心地よい、感性豊かなライフスタイルをすべての人に。」は、地球環境への配慮も含まれています。長く、安全で安心に使えるものを提供するという思いは、「パラ・ヒメネス」にも共通しています。

板垣さん「私たちが環境のために取り組めることのひとつとして、長く使える商品をご提案させていただいています。やはり家具というのは使っているうちに扉が少しずれたり、天板に傷がついてしまったりします。

そこでunicoでは、オンラインショップにメンテナンスガイドを掲載しているんです。ご自身で修繕できると、愛着がわきますよね

小さなお子さまがいるご家庭では、オイルの塗り直しを一緒にするなど、メンテナンスを家族団らんの時間として楽しんでいただけるようです。物を大切に使い続ける文化として、お子さまに受け継がれていったら素敵だなと思います

また私たちの家具は、家の購入やご結婚のタイミングで購入いただくことが多いです。お子さまの目線の高さにある家具の角はしっかり丸く加工するといったように、安全面にもこだわってつくっています。そのほかにも、美しさや丈夫さ、それでいてお客さまが気づかないような細かいこだわりや工夫がたくさん詰まっています」

パブロさん「ずっと愛してもらうことは、私たちも意識していることです。安心して飲めるオーガニックワインだとしても、特別な日にしか飲めないのではあまり意味がありません。だから、普段使いできる価格帯で供給できるワイン造りを心がけています

オーガニックワインがなぜ割高かというと、オーガニックでぶどうを造ると収穫量が減るのが普通で、もちろん手間もかかります。私たちは飼料や畑の土づくりまで自分たちでしていますし、親子3代続いているから有機栽培でも病気になりにくい畑の生態系ができていて、一定の収穫量が担保できる。だから、手頃な価格で提供できるんです」

自然と人間の長い共存のため、いま取り組んでいること

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「長く愛されるもの」という意識は消費者である私たちに、というだけでなく、自然に対しても同様に抱いている思いであることが、お二方のお話から窺えます。とはいえ、“有機農法”やインテリアブランドの環境への配慮と聞いても、ピンとこない部分も。実際にどのような環境に配慮する取り組みをしているのでしょうか。

生態系を豊かに!有機農法を発展させたビオディナミ農法

パブロさん「より環境に優しく100年後も続く、自然環境でのワイン造りのために、有機農法をさらに発展させたビオディナミ農法に取り組んでいます。ビオディナミ農法は有機農法の上級版ともいえる栽培方法で、認証にはオーガニック認証を取得してから、さらに1~3年かかります

作物は土から栄養を吸収して育っていくわけですが、ビオディナミ農法ではその栄養を必ずまた自分の農地に戻して、収支がいつも一致するようにします

畑でとれた作物の食べられないところ、例えば葉っぱや根っこは動物たちのエサになるほか、牛や羊のフンと一緒に調合剤にして土に戻せば土地の力と植物の活力を高めます。

外から何も持ち込まず、自分たちの畑の中で完結する“循環型農業”であるところが、普通の有機農法との違いです

廃材を「素材」へ。環境配慮が心地よい暮らしにつながる

板垣さん「自然の力を借りて無理なく育てるから、おいしいぶどうができるんですね! きっと、人間と自然のどちらか一方だけ優先してしまうと、長くは続かないものなのだと思います。

unicoでは環境配慮の取り組みとして、とうもろこし由来の繊維や、ペットボトルをリサイクルした糸などを使用したカーテンやラグをつくっています。

また、GOTS基準(※)を満たしたオーガニックコットンを100%使用したEFFOSS(エフォス)シリーズなども展開しています。2024年4月にリニューアルしたギフトラッピングには、チョコレートを造るときに捨てられてしまうカカオ豆の皮を再利用したボックスが登場しました。

環境に配慮した商品を使うことそのものが、少しだけやさしい気持ちになれる、私たち人間にとっても心地よいことなのではないかなと感じます。環境に配慮した商品だからこそのやさしい風合いや素朴さに魅力を感じていただけることも多いです。私たちもそういう提案を今後もしていければと思っています」

※オーガニックテキスタイル世界基準の略。有機栽培された原料を使用し、環境と社会に配慮して加工・流通された商品であることを示す。

パブロさんも、「すべてを使い切る」ことをすごく大事にしているいるという点に似たものを感じたよう。ワイン作りに欠かせない羊の毛を活用して後継者がいなくなった村の伝統的な工法を復活、昨年はトライアルで靴下をつくったんだとか。

 

ワイン作りにとどまらず、二次的な産物も余す所なく自然のサイクルに組み込んでいく。この「パラ・ヒメネス」と『unico』の「環境への取り組み」と「消費者に愛されるものづくり」を両立させるという共通した姿勢は、消費者側である私たちも参考にしたいもの。

ものを選ぶ際に「長く使う・愛着をもつ・自分の家庭のサイクルに組み込める」といった観点を持つことで、環境への配慮にもつながっていきそうです。

 

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