子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

パキっと仕上がる!「ハンカチ」のアイロンのかけ方… 家事のプロ・ベアーズ流Lesson

今回は、毎日使うハンカチのアイロンのかけ方を、家事研究家の高橋ゆきさんでもおなじみ、家事代行サービス・株式会社ベアーズに教えてもらいました。

なんと年間40万件を超えるサービスを行うベアーズのアイロンがけは、全て今回ご紹介する方式とのこと。家事を知り尽くしたベアーズレディさんのプロのテクニックで、家族みんなのハンカチをピシッと美しくアイロンがけしてみましょう。

糸の方向をチェックするのがポイント!

null

1:まずは糸が伸びない方向にかけていく

(1)ハンカチを両手で左右に引っ張り、糸の方向をチェックする。

【POINT】

ハンカチは織り方によって、糸が伸びる方向と伸びない方向があります。まずは、ハンカチを両手で引っ張り、糸が伸びない方向を調べます。引っ張るとハンカチが伸びずにピンと張る方向を見つけたら、そちらが横になるように置きましょう。

(2)手をアイロンのように動かす“手アイロン”で表面を整える。

(3)反対側を引っ張りながら、アイロンを一定方向にかける。

【POINT】

糸が伸びない方向に沿ってアイロンを横に動かし、一定方向にかけるのがきれいに仕上げるポイントです。この時、ハンカチの反対側をピンと引っ張りながら、アイロンをゆっくりかけます。

(4)一定方向に動かし、全面にムラなくアイロンをかける。

2:糸が伸びる方向の2辺にもかける

(5)ハンカチを90度回転させて、先程の縦側が横になるように置く。

(6)反対側を引っ張りながら、アイロンを横に動かし、端部分だけかける。

(7)さらに、ハンカチを180度回転させて置く。

(8)反対側を引っ張りながら、アイロンを横に動かし、端部分だけかける。

これでできあがり! まず、糸がのびない方向で全体をかけて、次に糸が伸びる方向の端の部分をかけるという行程になるんですね。

ハンカチは両手で引っ張ってみると、糸がビヨーンと伸びる方向と、糸がパンと張って伸びない方向があるのがすぐに分かります。糸が伸びる方向から先にアイロンをかけると、ハンカチが伸びて形が崩れてしまいます。糸が伸びない方向から始めることで、四角くきれいな形をキープでき、美しく仕上がりますよ。

ピシッとアイロンがけされたハンカチは、使う時に気持ちがいいですよね。ぜひ、家族みんなのハンカチを、心を込めてプレスしてください。

【取材協力】

株式会社ベアーズ

取材・文/岸綾香  イラスト/伊澤由花子

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載