福袋の落とし穴
null過ぎたるは及ばざるがごとし…
null令和7年もよろしくお願いいたします。山田シャルロッテです。
みなさま「福袋」、何かお買いになりました? コスメ、アパレル、飲食物、家電、実用品……年始はいろいろと発売されますよね。人気ブランドやメーカーのものは、年末から予約や抽せんで争奪戦が行われ、全国でおなじみのチェーン店の福袋は「昨年より値段が上がった、下がった」「アイテム数が増えた、減った」などなど、ネット上に「お得感チェック情報」がとびかっています。
「本当に必要なモノしかいらない」というミニマリスト系の方には無用のアイテムだと思いますが、筆者は「年始のお祭りムードにかこつけて、福袋の1~2個は試してみたい」と浮かれるタイプ。
最近は、絶対に失敗しないことが事前に約束されている「中身がわかる福袋」もあるようですが、筆者は「失敗しない程度に中身が予想できて、でも完全にはわからないドキドキ感がある福袋」が好きです。あと大事なポイントが「値段が高すぎない」こと。
……これらの条件を満たす2大ジャンルとして、近年では「好きなメーカーの菓子」と「信頼できるお茶屋さんの茶葉」に関しては、福袋の購入を自分に許しています。通常はおつかいものにするような、自宅だけの為にはしょっちゅう買わないような嗜好飲食品の福袋は、あけるのも消費するのもテンションあがるし、正月くらい、まあいいじゃない。……この手堅すぎるセレクトに行きついたのは、若い頃にさんざん「絶対に似合わない服」とか「香りが気に入らないコスメ」とか、福袋かいわいで、さんざんやらかしたからです。
買い物で興奮するタイプの方(筆者のような)は、福袋をぜひ「冷静さ」「仕分け力」を養う糧にしてください。
ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。