スウェットパンツよりきれいめに見える、リブ素材がうれしい
null選んだのは、アルマデザインの「セルフカット リブ セミフレアパンツ」です。厳密にはもっともっと長いのですが(ネットショップあるある)、全部入れると、わけがわからなくなりそうなので割愛!
価格:3,590円(税込)
カラー:ネイビー
素材:ポリエステル63%、綿35%、ポリウレタン2%
サイズ:M
4,000円を切るという価格から、私も最初は「ワンマイルウェアでしょ」と、タカをくくっていたのですが、あなどるなかれ。
実際にはいてみると、お腹・ヒップまわりは適度にゆとりがありつつ、ひざには絞りが。さらに、すそに向かってラインが自然に広がるセミフレアシルエットで、ちゃっかり美脚効果があるんです。
この手のアイテムには珍しく、ウエストポケットも装備。スウェットパンツよりきれいめに見えて、デニムよりラクなはき心地という、絶妙な立ち位置のアイテムです。
ただし、ウエストゴムがかなりしっかり入っているため、見た目にもそれが影響。トップスをインして、ウエスト周りを見せるのは、あまりおすすめできません。でもオーバーサイズやロング丈のトップスに合わせるアイテムとして取り入れるのなら、優秀ではないかと。
たためば小さくなるから、旅行にもいいかもしれません。シルバーウイークも近いですしね。
名バイプレーヤーとして輝く! リブパンツの着回しコーディネート
nullそんなわけで、リブパンツを実際にコーディネートしてみました。夏から秋へのスライド期を意識した着こなしです。
【Style01】ワンピースとレイヤードして今っぽいアレンジに
夏っぽい着こなしはしたくないけど、秋服は暑すぎる。そんな残暑厳しい日は、夏は一枚で着ていたマドラスチェックのワンピースに、リブパンツを合わせて秋のムードを加味します。
パンツのセミフレアがワンピースのすそからのぞいて、今っぽいバランスに。デニムほど印象がくだけないのも、シーンによってはうれしいポイントです。
【Style02】デニムジャケットとのワントーンが都会的
オーバーサイズのデニムのシャツジャケットを組み合わせて、全体をワントーンの着こなしに。デニムONデニムに抵抗がある人も、これなら似たようなニュアンスが叶います。
レオパードのバレエシューズで、足元にだけ秋らしさを。
初秋のお買い物は無理せず、着こなしをサポートするものから
null季節が変わると、新しいオシャレを取り入れたくなりますが、実際に着られるようになるのは、もう少し先のこと。「どうしても欲しい!」というもの以外は、あまり無理をせず、まずはいつもの着こなしが新鮮に映る、サポート的なアイテムからトライしてはいかがでしょう。
これまでイージーパンツをはいたことがない人も、「最初はワンピースのボトムに合わせればいい」と考えたら、簡単な気がしませんか? 個人的にはイージーパンツが大好きで、夏は薄手のものを週に何回も稼働させていましたが、秋からはこちらにシフトさせようかと。
実は以前に杢グレーも手に入れていて、スウェットパンツ感覚で(でもシーン的にスウェットはNGなときに)、愛用しています。パンツをはくときのストレスから解放されると、こんなにもラクなものか! と思うので、ぜひチェックしてみてください。
今日もいいお買い物、できました!
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。