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水垢よりイヤ!? 「よそのお宅の洗面所で気になったこと」女性147人の本音をリサーチ

コロナ禍以降、訪問先のお宅で洗面所をお借りする機会が増えていませんか? 

自宅にお客様をお迎えする際には、念には念を入れて家中を掃除する人が多いはず。とはいえ、自分の主観ではきれいにしたつもりでも、他人の視点では掃除が行き届いていない点などが目について、「だらしがない」「不潔っぽい」などとネガティブな印象を持たれてしまうことがあるかもしれませんね。

今回は、おうちの中で洗面所にフォーカス。女性147人を対象に“よそのお宅の洗面所を借りたときに気になったこと”をテーマにアンケート調査を実施しました。

水垢などの汚れが気になった

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「蛇口の水垢がひどいのが気になった」(39歳/主婦)

「水垢などが気になった。潔癖症なので使うのを躊躇しました」(54歳/主婦)

「鏡に歯磨きしてるときの白い飛沫が飛んでいて、拭いていない。あとは、洗面のボールの部分がかなり汚れていて、いつ掃除したんだろう?と思いました。 それも、新築の家だったから、もったいなく、残念な気持ちになりました」(43歳/主婦)

「カビが……。目についたが、見ないふりをした」(58歳/主婦)

「洗面ボールの曇りは気になった。自分の家も気を付けようと思った」(57歳/主婦)

今回のアンケートでまず多かったのは、水垢などの汚れを指摘する声。洗面所は日々、家族が入れ替わり立ち代わり使用する場所なので、ピカピカの状態をキープするのは難しいですが、あまりに汚れをためこむと、お客様に不快感を与えてしまうそおれも。

特に今回のアンケートでは、蛇口や鏡の汚れが目につきやすいもよう。汚れが付いたら放置せず、都度拭きとるように心がけるのがよいかもしれませんね。

髪の毛が気になった

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「髪の毛が散乱してて驚いた」(52歳/主婦)

「毛が落ちている。頭髪ではなさそうなうねり毛などガン見してしまった」(32歳/営業・販売)

「髪の毛がたくさん排水口に引っかかっていた」(53歳/その他)

他人の抜け毛は、水垢やカビといった自然発生的な汚れよりも、ゾワゾワ感じてしまう人も少なくないのかもしれません。掃除が十分に行き届かないのは、致し方ありませんが、お客様をお迎えする際は、髪の毛が洗面所に落ちていないか、排水口にたまっていないかはチェックしたほうがよさそうです。

ものが多すぎるのが気になった

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「洗面所周りにものを置きすぎて水垢が溜まっているのが気になる」(44歳/主婦)

「物が多く化粧水などのサンプルがたくさんあって、いつのものだろうと思った」(50歳/主婦)

「予備のトイレットペーパーが剥き出しで山積みになっていた。見た目も良くないし、衛生面も気になった」(58歳/その他)

「中身の無い歯磨き粉など、ゴミみたいな物が置いてある」(51歳/その他)

「タオルが出しっぱなし。しかも、ぐちゃぐちゃに畳まれており、性格がでていると思った」(48歳/総務・人事・事務)

「吸い終わったタバコ&灰皿が置かれていた。洗面所でも吸っているのかと気になってしまった」(34歳/その他)

洗面所にものがあふれていると、生活感まる出しで、スタイリッシュとは程遠い残念な印象に。それに、ものが多いほど掃除がしにくくなったり、汚れがたまりやすくなったりというデメリットもあるので、来客時に限らず、日頃から洗面所に置くものを最小限に抑えるのが得策かもしれません。

小物の扱いが気になった

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「ハンドソープの入れ物が汚れていると掃除が行き届いていない印象を受ける」(42歳/その他)

「手拭きタオルが黒ずんでいて、なんだか不衛生に見えてしまった」(42歳/主婦)

「ドライヤーが無造作に引っ掛けられていて雑な印象を感じたのと、くしに髪の毛が何本も絡まっていて気になった」(43歳/主婦)

「歯ブラシがボロボロ。入れ歯のケースの蓋があいたまま。手を洗っても綺麗になった気がしませんでした」(47歳/主婦)

「洗面所そのものは綺麗でも置いてある歯磨き粉などが汚くて、表面だけ大切にするひとなんだろうなと感じました」(31歳/主婦)

ハンドソープやタオルなどお客様が使うものはもちろんのこと、ドライヤーや歯ブラシ、歯磨き粉など家族用のアイテムも実はしっかり見られている!? いくら洗面台がピカピカでも、小物類の状態から普段の暮らしぶりが透けて見えるので、気を付けないといけないですね。

きれいすぎてびっくりした!

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ここまでネガティブなコメントを中心にご紹介してきましたが、実はそれとは真逆に、よそのお宅の洗面所に対して「きれいすぎてびっくり」「見習いたい」など賞賛する声も多数寄せられています。

「水垢など水回りならではのしつこい汚れもなく驚いたことがある」(38歳/その他)

「キレイですごい。ウチと同じくらいの築年数なのに、パッキンとかもカビひとつ付いていない」(40歳/その他)

「真っ白な洗面台なのに、全く汚れがなくて驚いた」(28歳/その他)

「きれいに掃除されているときれいに使わなきゃと思うので、水滴などあまりつけないように手を洗うのも緊張する」(41歳/総務・人事・事務)

「髪の毛一本落ちていない。ぴかぴかで、毎日どうやって掃除しているかと思いました」(40歳/主婦)

「物が100均グッズを活用して凄く整理整頓されてて驚きました」(50歳/総務・人事・事務)

「1週間分の色違いのタオルが綺麗にストックされていて素敵だった」(57歳/その他)

洗面所をきれいに見せるためのポイントは大きく分けると2つ、“水垢などの汚れをいかに少なくするか”と“物をいかに整理整頓するか”。

家族構成やライフスタイル、そして、洗面所の広さや構造など、家庭ごとに区々なので、必ずしも実践できるとは限りませんが、身近に洗面所をきれいにキープしている人がいれば、コツなどを教えてもらうとよいかもしれませんね。

 

以上、“よそのお宅の洗面所を借りたときに気になったこと”をご紹介しました。筆者自身、あらためて他人目線で自宅の洗面所を眺めたところ、ツッコミどころ満載で……。お客様を招く機会の有無にかかわらず、皆さんもぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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