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「キャンドゥのネイルスタンプ」ならサロン級アートが簡単に完成!やり方とコツを紹介

ネイルはセルフ派という人も、「繊細な線やイラストを描くフラットアートは、やっぱりサロンじゃないと……」とあきらめていませんか? でも、ネイルスタンプを使えば、自宅でもサロン並に凝ったフラットアートが楽しめるんですよ。しかもいまは100均からもたくさんの種類のデザインプレートが発売されているので、ぜひトライを。

今回は、『キャンドゥ』から発売されているネイルスタンプについて、その種類や使い方、また上手にアートを完成させるコツをご紹介します。

ネイルスタンプとは?

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プレートに描かれているデザインを、専用スタンプを使って爪に転写することができるネイルアート用アイテムのこと。まるでサロンでネイリストさんに描いてもらったような、細やかで凝った絵柄も、“ポンッ!”と押すだけで簡単に完成します。

イギリス発のブランド『MoYou London』が有名ですが、100均の『キャンドゥ』でもたくさんのネイルスタンプ用プレートが発売中。オシャレなセルフネイルを楽しめます。

ネイルスタンプに必要な道具は?

キャンドゥ ネイルスタンプ 

ネイルスタンプを始めるために必要な道具は、どれも『キャンドゥ』で手に入ります。

【ネイルスタンプをするのに必要な道具】

・好きな柄のデザインプレート

・好きな色のネイルポリッシュ、もしくはジェルネイル

・セロテープ

・除光液

・コットン

・スタンパーセット

キャンドゥ ネイルスタンプ 道具

これが『キャンドゥ』のスタンパーセット。左のパープルが細かいデザインの“ポイントタイプ”、右のオレンジが大きなデザインにも使えるノーマルタイプです。

このほか、作業するデスクが汚れないように敷くもの(ビニールシートなど)があるといいかもしれません。プレートのネイルポリッシュを取り除く作業が何回も出てきますが、このとき何も敷いていないとネイルポリッシュがテーブルについてしまう恐れがあるためです。

また、注意事項として、新聞紙などの紙を敷く場合、除光液のついたコットンを紙の上に直に置くのはやめたほうがベターかも。

筆者は、ダイニングテーブルの上にコピー用紙を2枚重ねて作業していたのですが、コットンについていたわずかな除光液が知らないうちに紙を通過してテーブルに染み込み、ダイニングテーブルの表面の塗装が剥がれてしまいました(涙)。みなさんも気をつけて!

新作も定期的に登場!「キャンドゥ」ネイルスタンプはデザインの種類が豊富!

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『キャンドゥ』ネイルスタンプは、エレガントなものからポップなもの、また季節感のある柄まで、じつにバリエーション豊か!

また、新作も定期的に登場しているようなので、飽きずに楽しめますよ。ここでは、その一部を紹介します。

ポップな北欧デザイン風プレート

キャンドゥ ネイルスタンプ 北欧風

しずくや木馬などがデザインされた北欧風デザイン。

ベースの色も北欧デザインをイメージしたブルーやグリーンで塗り、親指には2種類のスタンプ柄を、あえて重ねて遊んでみました。スクウェアスタッズを親指と薬指2本に乗せてアクセントに。

エレガントなバラ&レース柄プレート

キャンドゥ ネイルシール バラ&レース柄

繊細なレースやバラが描かれた、レディなデザイン。

筆者は甘くなりすぎないようベージュ×黒でシックにまとめてみましたが、色を白やピンクに変えれば、結婚式などにもぴったりな上品ネイルに。

ガーリーなジュエリーデザインプレート

キャンドゥ ネイルシール ジュエリーデザイン

さまざまなカッティングの宝石や指輪が描かれたプレート。

ベースの色をネイビーなどの落ち着いた色にすれば、大人の女性にも似合うネイルに。ネイルポリッシュをベビーピンクやミントグリーンなどのマカロンカラーにすれば、ぐっとガーリーな印象にもチェンジできる柄です。

ヒョウ柄やゼブラ柄などのアニマル柄プレート

キャンドゥ ネイルシール アニマル柄

ヒョウ柄、ゼブラ柄、虎柄、牛柄などさまざまなアニマル柄が1枚で楽しめるプレート。

派手になりがちなヒョウ柄は、肌なじみのいいベージュをベースに、赤茶で柄をスタンプをして女性らしく。ヒョウ柄は1本だけに抑えておくことも、派手さを感じさせないコツです。

手描きでは難しいゼブラ柄も簡単に完成!

千鳥格子やペイズリー柄などのベーシック柄プレート

キャンドゥ ネイルシール ベーシック柄

ハートや千鳥格子などネイルアートでよく使う絵柄を集めた1枚。

カジュアルなイメージのペイズリー柄は、これからの季節にもぴったり。ベースをこんなイエロー×ブルーといった明るい色や蛍光カラーにすれば、海に似合うネイルに仕上がります。

クリスマスにバレンタイン…シーズン柄プレート

キャンドゥ ネイルシール シーズン柄

ろうそくやパーティー帽などが描かれたクリスマス柄。

シーズナルなデザインも季節ごとに登場しているようです。このほか、雪の結晶やノルディック柄などの冬デザイン、お正月の晴れ着に合わせたい和柄、ハロウィン柄なども。

こちらはバレンタインにぴったりのチョコレート柄。筆者は何度かトライしても、ぐにゃっと歪んだチョコになってしまいました。爪にはカーブがあるため、このように全体が直線的な模様だと難しいことが判明!

スタンプのやり方は? コツをつかめば簡単!

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スタンプネイルのやり方は、とっても簡単。ただし、絵柄をキレイに完成させるには、いくつか押さえておくべきポイントも。やり方とともに、コツも紹介します!

 

スタンプを始める前の準備

爪にベースとなるネイルポリッシュを塗って、しっかり乾かしましょう。もしセルフジェルネイルの道具を持っている方なら、ネイルポリッシュよりもそちらのほうがおすすめです。というのも、ネイルスタンプは“1回勝負”だから。慣れるまでは、押すのに失敗して柄が崩れてしまうという悲劇もしょっちゅう。そんな失敗作を除光液で拭き取ろうとすると、ベースのネイルまで一緒に取れてしまうというさらなる災難が……。まさにWの悲劇です。

こうして、いちからベースを塗って乾かすところからリスタートしていたら、何時間かかっても終わらない!キーッ!なんてこともありえます。

ですので、失敗スタンプを除光液で拭っても、ベースが取れる心配のないジェルネイルのほうが、簡単にやり直しがきいて便利なんです。

 

STEP.1 ネイルポリッシュを塗る コツはとにかくたっぷりと!

使いたいデザインの上に、ネイルポリッシュをたっぷりと塗ります。量が少ないとうまくいかないので、たっぷりと!

STEP.2 スクレイパーでなぞる 1回で決めて!

スクレイパーをすべらせ、余分なネイルポリッシュを取り除きます。力をあまり入れず、プレートの端までスライドさせましょう。このとき、スクレイパーの角度は45度ほど。なるべく1回で終わらせるのが成功のカギ。なぜなら、手早くやらないと柄がうまく転写できないからです!

STEP.3 スタンパーで押さえる

スタンパーを転がすように柄に押し付け、ゴム部分に転写させます。転がす回数は1度だけ。何度もやると柄が崩れたり、ネイルポリッシュが乾いてゴムに柄がくっつかなくなります。ここでも素早さが重要!

STEP.4 爪に転がすように押し付ける

爪の上にスタンパーを押し付けます。このとき、爪のカーブに沿って転がすように押し付けるのがコツ。

爪にキレイに転写されました!

でも、爪のまわりにも柄がはみ出していますね。でもご安心を! 次のステップで簡単に取れます。

STEP.5 はみ出た柄は、セロハンテープで剥がし取る

爪からはみ出た柄は、セロハンテープを使うと簡単に取り除けます。爪にセロハンテープが当たらないように気をつけながら、はみ出た柄をオフしましょう。

こんなにキレイに取れます。リムーバーを使うよりラクちん!

STEP.6 スタンパーやプレートに残ったネイルポリッシュを拭き取る

スタンパーには、転写しきれなかったネイルポリッシュが残っていることも。これが残ったままだと、ほかの爪にスタンプができないため、セロハンテープで1回ずつキレイにはがし取りましょう。

また、プレートに残ったネイルポリッシュも、ネイルリムーバーを含ませたコットンや綿棒で拭き取ってください。すでにプレートのマニキュアは固まっているため、1回ずつ拭き取らないと、次に同じ柄でスタンプをやろうと思ってもうまく転写できません。

面倒でも“1回ずつ”スタンプもプレートも丁寧に掃除することが、転写を成功させるコツですよ。

他の指にも同様にSTEP1から始めてスタンプします。

最後、スタンプの柄が完全に乾いたら、ネイルを長持ちさせるためにトップコートで仕上げて。ただしスタンプの乾きが悪いと、トップコートで滲み、柄が崩れてしまうことも。くれぐれも、しっかり乾いてから塗ってくださいね!

スタンプネイルがうまくいかない! コツや注意点は?

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上記のやり方でやっていても、なかなかうまくいかないという場合は、次の方法を試してみてくださいね。

ポイント1:ビニールを剥がしてあるかチェック!

ネイル スタンプ 注意点

ネイルプレートは、最初に上に貼ってあるビニールを剥がしてから使います。これをやらずに使っていたら、転写されるものもされるわけがありません。「そんな人、いないでしょ〜」と思うでしょ? はい、いましたココに。

じつは筆者、最初「何回やっても、模様がスタンプに転写されないんだけど〜!? これは100均クオリティってやつですか?」とイラッとしちゃいました。ごめんなさい、『キャンドゥ』さん。

いやでもこのビニール、すんごい透明かつ、プレートの大きさジャストにビシで貼ってあるため、ビニールが貼ってあるという事実を知らないと、その存在に気づかないレベルなんです! 商品裏を読むと、使い方の最初に“表面の保護シートを剥がし”と書いてあるんですけどね。私みたいに取扱説明書をきちんと読まないめんどくさがり屋さんは、やってしまいがちなミスと言えます。

ポイント2:ネイルポリッシュはとろみの強いものや高発色タイプを

スタンプに使うネイルポリッシュの種類によっては、柄がまったく転写されない、または転写されても目立たないということが。

ラメやメタリックなネイルポリッシュは、私はうまくいきませんでした。また、発色がシアーなものや、液がサラサラとしているものもほとんど柄がわからなくて不向き。

私がうまくいったのは、1度塗りでも二度塗りしたような高発色に仕上がる『JUMII TOKYO(ジュミートウキョウ)』。

ネイルポリッシュ JUMII TOKYO(ジュミートウキョウ)

保湿成分としてアルガンオイルやオーガニックホホバオイルなどが配合されているスキンケア発想のネイルブランドですが、各¥1,200(税別)とお値段もお手頃なのでおすすめ。

また『キャンドゥ』のネイルなら、この『MP AT濃密グラマラス ネイルエナメル』シリーズが、比較的キレイに転写されました。

キャンドゥ MP AT濃密グラマラス ネイルエナメル

でもやはり、いちばんおすすめなのがネイルスタンプ用のネイルポリッシュ。普通のネイルポリッシュに比べ、段違いに柄がハッキリくっきり、美しく転写されました。

MOYOU LONDON

こちらは『MOYOU LONDON』のネイルポリッシュ(各¥1,050税込)。カラーバリエーションも40種以上と豊富で、マットなカラー以外にもメタリックやパールといった質感も揃います。

ポイント3:ネイルポリッシュはたっぷりと!

やり方でも書きましたが、とにかくネイルポリッシュはたっぷりと使うのがコツ。プレートの柄が見えなくなるくらい厚く塗りましょう。量が少なすぎると、柄が欠けたりとキレイにスタンプに移りません。

ポイント4:中性洗剤でスタンパーを洗う

スタンパー表面が汚れていると、ネイルポリッシュのつきが悪くなるようです。中性洗剤で一度洗ってみると、うまくいくことも。

洗ったあとは、タオルやティッシュで拭かずに自然乾燥するのが鉄則です。なぜなら、濡れた状態で布などで拭いてしまうと、細かな繊維やホコリがスタンパーについてしまう可能性が。これでは、転写がうまくいかないので、必ず自然乾燥で。

手を切る危険が! プレートの持ち方にも注意して

最後に、注意事項を。

スタンプを押すごとに、プレートに残ったネイルポリッシュを拭き取るのが大切だというのは、前述したとおり。しかし、拭き取る際にこういう持ち方をするのは絶対にやめてください!

というのも、スタンププレートはごくごく薄い金属でできていて、板の端は切りっぱなし状態。そのため、この持ち方で強く握ってしまうと、指を切る危険が。かくいう筆者は、この持ち方で汚れを拭いた際、親指をザックリいってしまいました……。

汚れは必ず、プレートをテーブルに置いた状態で拭き取りましょう!

慣れるまでは少し練習が必要ですが、サロンクオリティのアートが自宅でできるネイルスタンプ。プレート1枚とスタンパーセット合わせても、200円で始められるので、ぜひトライしてみてくださいね。

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