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「次、止まります」ボタンを押すのは誰だ!? バスの複雑な空気の行方「ママトモ同志 #17」

コミック連載『ママトモ同志』第17話!

大概の子どもは、バスの降車ボタンを押すのが大好きな生き物ですよね。できる限り、押させてあげたいものですが、時にはうまくいかないことも。

バスの中での子どもあるある

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これもひとつの社会勉強…

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山田シャルロッテです。

バスの中では、いろんな人が乗り合わせています。みんながみんな子連れの会話を聞いているわけではありませんし、スマホやメールに集中している人もたくさんいますよね。それはそれで、いいんです。

幼児を連れていると、自分一人でいる時より、いろいろな視線に出会います。

「小さい子はみなかわいい、的に、なんとなく優しい人」や、

「特に関心のない人」、

そして「子連れにイラつく人」。

「子連れにイラつく人」の場合、自分たちが無意識のうちに失礼な行動をとったゆえにそうされるのか、相手の過剰反応なのか、判断がつかない事もしばしばです。

子どもに慣れた人なら「親がしつけようとがんばっても、幼いからきかない子もいるよね。そこは許さざるを得ないでしょ」と大めに見てくれるような事でも、子どもに慣れない人にとっては「ありえない暴挙」……と映ることもあるのでしょう。

筆者自身は子連れの側を経験しているので、子連れの肩を持ちたくなってしまいます。

……というところで、

子連れのママを過剰に冷ややかな目で見たり、「たしなめてやろう」的な行動をとる人に出会った時、それが「適切」なのか「行き過ぎ」なのかを判断する基準ってないかしら?と、個人的に考えてみました。

で、あくまで筆者の中の基準として「その幼児を連れている人が、屈強なパパの場合も、同じように、あからさまに冷ややかな視線を送り続けたり、たしなめ行動を起こす人」は、しかたない。その人の基準での正義を貫いてる……って事なのかと思います。

でも「屈強なパパだったらやらない」という場合は、相手がママでも、やらないで欲しいわ。それってただの、自分の機嫌に左右される八つ当たりだったり、意地悪じゃないの……

……と発表してみたところで、個人的な基準の話だから、万人の役にはたたないのでしょうけど。こういう意見を見るだけでホッとするという人、時期、タイミングって、あると思うので。

山田シャルロッテ
山田シャルロッテ

ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。

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