おや?これはもしかして…?
null勇者というか、マナー違反というか
null山田シャルロッテです。
周囲にこんな女性はいませんか?
1:コーヒー好きだった人が、飲まなくなった
2:ふだんお酒を飲む人が、飲まなくなった
3:とにかくマスクを着用し続けている
4:服装の傾向が変化し、ゆるっとダボっとした服に変化
5:ヒール靴を好んでいた人がローヒールやスニーカーに変化
6:ふだん自転車に乗っているのに最近乗らなくなった
7:体調不良になると、家にこもる期間が長めになった
……妊娠している可能性を考慮しましょう。
カフェインやアルコールを避ける、感染症対策が半端ない(妊娠中は飲める薬が限られるので、ちょっとした風邪で市販薬を飲む、などもNG)、ボディをしめつけない服装、転ぶことを予防する靴選びや生活習慣、理由の明かされない家籠り期間が出る……などなどは、妊娠初期にありがちな変化です。
妊娠5カ月程度の「安定期」と言われる時期に入るまでは、流産などの危険性が比較的高いので、ごく親しい間柄の相手以外には、妊娠していることを明かさない人が多いものです。でも、妊娠がわかった時点から、当人は胎児のため、自分の体調を守るためにすべきことがいろいろ出てくるので、妊娠を明かされない周囲からすると「ナゾの変化」に見えたりします。漫画のように「どこか病気なんじゃ……」と心配になるケースもあるでしょう。
漫画の江美子さんは45歳ですが、筆者の周囲でも、江美子さんと同い年で第2子を妊娠・出産したママトモがいます。第2子を授かるまで、不妊治療を続けてようやく授かった、というお話で、やはり安定期に入ってから周囲に妊娠を打ち明けていました。
妊娠・出産については「もしや……?」と思ってもツッコまない、「本人が明かすまでは勘ぐらない」のが無難です。単に太っただけのところを間違えたら気まずい……的な事だけではありません。水面下で不妊治療をがんばっている人に、もしカン違いでそんな質問をしたらすごく傷つけてしまうし、順調に育っているように見えても、胎児が無事に生まれてくる、という確約はありません。本気のプライベート、かつ非常にデリケートな問題と心得て、気をつけましょう。
ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。