帰省の手土産を買う場所1位は「デパート」
今年の夏休みに、「自分の実家に帰省する」と回答した人は既婚者全体の34.8%、「配偶者の実家に帰省する」と回答した人は26.4%、「帰省しない」は51.2%でした。
年代別に見ると、20代・30代では5割以上が自分の実家に帰省し、4割程度が配偶者の実家に帰省する予定であることがわかりました。
帰省の際、手土産を持参する割合は自分の実家で約8割、配偶者の実家では9割と、やはり帰省には手土産が欠かせないようです。
その手土産を購入する時期では自分の実家・配偶者の実家用とも「当日」よりも「事前」が多く7割台という結果になりました。
手土産の購入場所では、「デパート」、「駅・空港内のお土産売り場」、「お土産専門店」がTOP3でした。「 EC(インターネット通販)」で購入する割合は15.3%で、年代性別でみると、40代女性が最も多く28.1%でした。
忙しい中でも、品物をじっくりと選ぶために、あらかじめ時間を設けている方が多いことがわかります。
配偶者の実家への手土産の平均金額は2600円!実家より250円高
帰省時に手土産を持っていく割合は、「実家」82.7%、「配偶者の実家」90.9%と「配偶者の実家」が上回りました。また、平均金額でも「配偶者の実家」が2612.6円と「実家」を約250円上回りました。配偶者の実家への手土産選びで重視することの1位は「相手の好みにあっているもの」、2位「日持ちする・賞味期限に余裕がある」、3位「味」となりました。
もらって嬉しい手土産1位は「その土地ならではのもの」
帰省の手土産を受け取り、内心『違うものがよかった』と思ったことがある人の割合は、「よくある」「どちらかといえばあるほう」で29.6%、「どちらかといえばないほう」を含めると約8割という結果に。
帰省の手土産を贈る子側が『失敗したな』と自覚している理由と、受け取る親側が『違うものがよかった』理由を比較すると、「美味しくなかった」は受け取る親側が14.3ポイント高く、「贈る相手が嫌い・苦手な食材だった」「食べきれなかった・数や量が多かった」「冷蔵・保管する商品だった」も贈る側より受け取る側のポイントが上回りました。
一方、もらって嬉しい手土産では1位「その土地ならではのもの」、2位「季節のもの」、3位「なかなか手に入らないもの」という結果になりました。
失敗を避けるためには、贈る相手の好き嫌いを把握したうえで、時間が許す限りあらかじめ試食したり、口コミ情報を収集したりして検討することに尽きるのかもしれません。
帰省の手土産選びの参考にしてみてくださいね!