第5位:小まめな電話
最初は「小まめな電話連絡」(21票)がランクインしました。どれだけ両親と遠くに離れて暮らしていても、今の時代は電話一本、簡単に入れられますよね?
家事に育児に子どもの行事にと忙しくしていると、つい後回しになってしまいますが、多くの人が「もっと小まめに電話をしてあげるべきだった」と後悔しています。
なかなか会いに行けない人は、早速今からでも電話をしてみるといいかもしれませんね!
第4位:節目節目のお祝い
「親が還暦を迎えた」「親が古希を迎えた」、そうした節目節目できちんと両親のお祝いはしてきましたか? わが子の誕生日などは一所懸命になっても、自分の親の誕生日はないがしろにしてしまいがちだという人も少なくないはず。
親を亡くした経験のある人の多くが「もっと節目節目をお祝いしてあげれば良かった」と後悔しています。
物理的に離れていて、ちょっと会いに行けないという人もいるかもしれませんが、せめて節目節目には「おめでとう」などと電話連絡だけでもしてあげられるといいですね。
第3位:孫の顔を見せる
親が生きている間に結婚をしなかった、子どもを持たなかった人の中には、「孫の顔を見せてあげるべきだった」(34票)と後悔している人もいるみたいですね。
もちろん、さまざまな価値観が尊重されてしかるべきで、生涯独身を貫いたり、子どもを持たなかったりする生き方も、間違っているわけでは決してないです。
ただ一方で、孫の顔を見せられなかったと後悔する人も多くいるようですから、チャンスやその気があるのに動けていない人は、考えるきっかけになりそうですね。
第2位:一緒に国内旅行
親と旅行をするとなると、段取りからお金の用意まで本当に大変です。とはいえ大変だからこそ、「旅行に連れていってあげれば良かった」と後悔する人が少なくないのかもしれませんね。
今回の調査では「海外旅行」という答えもありましたが得票数はたったの11票。国内旅行と大きな差があります。
海外に行くというよりも、「国内の温泉地などに連れ出して、一緒の時間をすごしたかった」という人が多いのかもしれませんね。
第1位:ちょくちょく会いに行く
そして堂々の第一位は、「ちょくちょく会いに行く」でした。第5位の小まめな電話も親からすれば嬉しいはずですが、実際に会ってお茶をしたり話をしたりすると、やはり親も喜びが違ってくるはず。
物理的に気軽に会いに行けない人は大勢いると思いますが、事情が許す限り機会を見つけて、親の元に顔を出せるといいですね。
以上、親を亡くした経験のある人が、「やっておけばよかった」と後悔する親孝行を紹介しましたが、いかがでしたか?
旅行などは段取りが大変ですが、ちょくちょく顔を見せる、電話をするなどは今すぐにでもできる努力。思い立ったら早速、電話でも入れてみてはいかがですか?
2017/3/21 WooRis掲載
執筆/坂本正敬