母子手帳、へその緒…、親の愛しかない
null「育児日誌。自分が母親になった時に見せてもらって、自分がいかに親に大切に育ててもらったのかがよく分かった」(36歳/主婦)
「母子手帳。自分のことを心配している内容が書かれていて、涙がでた」(35歳/主婦)
「母子手帳。自分の身長、体重など記入されており、それに添えられた一言の『ありがとう』に感動です」(50歳/その他)
「へその緒を取っておいてくれた。自分の息子の物と並べてしまいました」(72歳/主婦)
「生きていたら104歳になる母。お産婆さんの手を借りて私を生んだらしいのですが、私が嫁に出る頃に『これ、あなたのへその緒』と小さな化粧箱を渡されました。カピカピに乾いていましたが、こんなものを大切にとっておいてくれたのか、と感無量でした」(73歳/主婦)
成長するにつれ、親に反抗したり、距離を置きたくなったり、親子の関係はどんどん変化していくものですが、大人になるとわかるのが親の偉大さ。とりわけ自分が親になると、身に染みて実感しますよね。母子手帳や育児日記は一生大事にしておきたいものです。
ランドセル、通知表、ラブレター…よき学校の思い出
null「小学生の時貰ったラブレター。人生で一番のモテ期だった」(71歳/主婦)
「ボロボロのランドセル」(43歳/主婦)
「成績表。子どもと同じような成績で納得」(35歳/公務員)
「通知表。意外と頭が良かったんだなと思った」(46歳/学生・フリーター)
「小学校の担任の先生からもらった手紙。大人になって改めて読んで、懐かしさがこみ上げました」(45歳/コンピュータ関連技術職)
「小学校の遠足で使ったしおり。自分たちで考えて書いたプランなどがあり、とても懐かしく感じた」(55歳/その他)
ラブレターはいつ見てもキュンキュンしますよね。
一方、かつての通知表を見るのは、吉と出るか、凶と出るか……。おみくじを引くようなドキドキ感が味わえそう!?
数十年の時を経て、受け継がれる衣服たち
null「子どものころに着ていた母親の手編みのセーターを今、娘が着ている」(36歳/総務・人事・事務)
「幼少時代の小さな手袋と毛糸の帽子。母の手作りで、見た時はあたたかな気持ちになりました」(46歳/その他)
「私が七五三の時に着た着物をとっておいてくれた。それを私の子どものお宮参りの時にリメイクして着せてくれた」(51歳/営業・販売)
「ごっこ遊び用のバニティケース。かなり本格的な造りで大人になってからは化粧品を入れている。シールを貼った跡とか懐かしい」(59歳/主婦)
「なんでも捨てる親で何も残っていないと思ったら、子供の頃のよそ行きの洋服が残っていて、これを着て飛行機に乗って祖母の家に行ったことを思い出した」(54歳/主婦)
「中学校の時のジャージを母親が着てるのを見たとき、長持ちするなぁと感心した」(40歳/主婦)
「小さいころ自分が使っていた鞄。母がリメイクして使っていて感動」(39歳/その他)
自分が子どものときに使っていた服や小物が、自分の子どもの代に渡って使われている、というのはなんだか感慨深いものがあります。
逆に、子どものものを親が捨てきれず、大事に使っているというのも親心を感じますね。
昔にタイムトリップ…あの頃が蘇る、嬉し恥ずかしきものたち
null「おしゃべりや歌っているテープ。恥ずかしいやら面白いやらで困りました」(49歳/総務・人事・事務)
「小学生のときの日記帳。まさかあるとは思わず、見返して大笑いしました」(39歳/主婦)
「レシピの紙に落書きした自分の文字を見つけたとき。小学校に入学したての頃でひらがなの練習をレシピの紙の余白に書いており、ひらがなが逆さまや反対文字になっていて、一生懸命練習していたあの頃の自分を思い出しました」(43歳/総務・人事・事務)
「昔に書いた詩や絵本など。恥ずかしいが懐かしかった」(37歳/その他)
「初めて使いはじめたピンクのコップ。おっぱいを卒業して、ママから自立した証」(53歳/その他)
「子どもの頃、父の誕生日のプレゼントに付けた、幼い自筆のグリーティングカードが、父の書棚の小さな箱から出てきました。思春期には反抗することも多々あった娘の手紙を、ずっと大事にしまってくれていたことを思うと、胸が熱くなりました」(68歳/その他)
「作文です。結婚して何年か経って実家に帰ったときに母から渡されて感無量だったことを思い出します」(75歳/主婦)
子どもの声やその背後に聞こえる生活音など、”音”は一気にその当時の記憶を呼び覚ましてくれますよね。今はあまり見かけなくなってしまったテープを、カセットテープレコーダーでみんなで聞くのもなかなか貴重な時間になりそうです。
工作物、手作りアクセサリー…子ども時代の作品
null「子どもの頃につくったアクセサリー。粘土に色づけしてつくったブローチをとっておいてくれた。世界に一つのものだから」(55歳/主婦)
「子どもの頃の作文や絵画。当時の自分の考えていたことなどがわかり、感動した」(49歳/主婦)
「10歳ころに自分で撮影していた白黒写真。愛猫や植物など趣味で撮っていたのを保管してくれていて懐かしかった」(51歳/主婦)
「小学校の時に作った工作物。こんなに下手に作ったのかと絶句しました」(60歳/その他)
「図画工作の作品集。下手くそで笑える」(45歳/総務・人事・事務)
「保育園から小学校までの、園や学校で作った工作やポスターや日記。忘れてしまった自分の子ども時代がみれて、面白かった」(36歳/その他)
「幼稚園の頃の作品。自分がどんな作品を作っていたか子どもたちと見たときは楽しかった」(40歳/主婦)
小さい頃の感性が今の自分を形成していると思って見ると、色々思うところがありそうです。中には、「保育所時代の制作物。保育士になった時に多少なりとも参考になった」(52歳/公務員)という人もいました。
いい想い出!懐かしい子ども時代の写真
null「小さい頃の写真。疲れていたのか白目をむいて口を開けている酷い顔の写真だが思い出にとってある。今では笑える、いい思い出の写真」(47歳/金融関係)
「子どもの頃の写真。時代がわかり懐かしかったです。戦後すぐの生まれでしたが、結構かわいい服装をさせて頂いてたと嬉しかったです」(72歳/主婦)
「初めて着た浴衣の写真。友達のことも一緒に思い出しました」(35歳/その他)
「赤ちゃんの時の写真。自分の子どもの写真とそっくり」(66歳/その他)
ひと昔前まで、カメラで一枚一枚シャッターを押し、現像して、アルバムに貼って……というのが当たり前だった時代。その労力を考えると、“子どものアルバム”って親の愛情の証でもあります。
大人になって記憶から消えてしまっていた子どもの頃の想い出も、写真をみて懐かしさを感じたり、思い出したりするので、写真ってすごいですね。
いかがでしたか。子ども時代のものは、「何もない。大概のものは捨てられた」という人がいる一方、「見てないけど、多分何でもとってあると思います。母は捨てられない人なので」(53歳/主婦)という人もいました。自分の子ども時代のもので何かとってあるものはないか、親に聞いてみてはいかがでしょうか。懐かしい想い出が蘇るかもしれません。