言い出せない……「親の運転が不安」
null子育て世代の私たちにとって、子どもの成長はうれしいけれど、同時に親の高齢化に伴うアレコレに不安を覚えることも増えてきますよね。
なかでも、車の運転については、長年運転しているという自負がある親にはなかなか切り出しにくい……。親の生活に車が不可欠で、しかも日常的に自分がサポートできない場合はとくに、気軽に免許の返納を提案することは難しいのが現実です。
「今はまだ大丈夫だろう」と、親に判断を委ねてしまうより、子どもとしてできる限りのサポートをするために、親世代の運転を支えるための知識を身につけておきましょう。
親の運転を助けてくれる「サポカー」って知ってますか?
null交通事故の発生を防いだり、被害を軽減する対策として国が推奨しているのがセーフティ・サポートカー。略して「サポカー」と呼ばれている車をご存じでしょうか。
サポカーは、自動(被害軽減)ブレーキを搭載した車を指します。進行方向にある対象物との接触を避けるよう、自動でブレーキがかかるので、事故発生や事故発生時の被害の軽減が期待できます。
自動ブレーキに加えて、高齢者に多いアクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐためのサポート機能を搭載しているものもあり、サポート機能は各自動車メーカーにより、異なっています。
「高齢の親が、これから乗る車」を選ぶ際には、高齢化に伴う、視力・視野の低下や、反応速度が落ちてくるなどといった不安に対するサポート機能が充実しているものを選ぶ視点が、大切と言えそうです。
例えば「アイサイト」搭載車
例えば、SUBARUのサポカーは「アイサイト」が搭載されている車を指します。
30年に及ぶ研究に加え、今も進化し続けているシステムで、2つの「ステレオカメラ」が人の目と同じ基本メカニズムで周囲を認知してくれる、というものです。
このカメラは常に前方を監視して、人の“目”と同じように距離を測ることが可能です。さらにクルマや歩行者、白線などを識別できることから、追突事故や歩行者事故を大きく減らすことに役立っています。
また、自動(被害軽減)ブレーキ以外にも、誤発進や誤後進を抑えるなど、安全運転のためのサポート機能も充実しているのがSUBARUのサポカーの特長です。
前進する時はもちろん、バックする際にもサポート機能があるのは、視野の低下や反応速度への不安をより軽減してくれますよね。
親のサポカー購入には「サポカー補助金」が役立つ
null親世代になると、車をより「安全なもの」に乗り換えるという選択も現実的に。その際、サポカーを65歳以上の人が購入すると、国から最大10万円の補助金を交付されるという「サポカー補助金制度」が役に立ちます。
・補助金の対象者は、令和2年3月末時点で満65歳以上
・補助金の対象車種は、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い急発進等抑制装置の機能を搭載している車種
で、搭載されている機能や車種によって交付される補助金が変わります。
国が定めた予算上限が超過すると募集終了、1000万円以上の車については除外など、条件はいくつかありますが、退職して仕事から離れている人も多い親世代にとって、補助金を受けられるのはかなり大きいこと。
毎月定額を払って車に乗ることができるサブスクリプションサービスなど、最近では車の選び方も多様化していますが、サポカー補助金を受けられ、さらにアイサイト搭載車の車種も充実しているSUBARUのサポカーは、金銭的負担だけではないメリットが。
「親の今の生活に合った車を勧めたい」と思ったら、SUBARUのアイサイト搭載車は全てサポカー補助金の対象となるため、SUBARU店舗で相談するのもいいですね。
免許返納までの「あと数年」が大事
「あと何年かしたら免許返納すると親自身が言っているから、新車を買うのはもったいない」と思っても、そのあと数年の間、安心して運転できるというのは、日常的に車に乗る親はもちろん、子どもである私たちにも重要なこと。
SUBARUには、「あと数年」を見越して車を買い換えたい親世代に向けた制度も充実しています。
3年後もしくは5年後のクルマの下取り価格をあらかじめ設定し、月々の支払いを抑えて分割払いする残価設定型のクレジットです。「新車に買い替えるためのまとまったお金が……」と思ってためらうよりも、今の生活に合った支払い方法で安心を手に入れられることができないかを模索してみるのもいいですね。
補助金制度がある今だからこそ、親の車をサポカーに買い替える提案もしやすく、運転についての認識を共有するきっかけも作りやすくなるはず。
私たちの子どもにとっても大切なじぃじ、ばぁばだからこそ、不測の事態を避けられるサポカーを検討してみてはいかがでしょうか。