1:夫の“見た目”を左右するのは妻のセンス
働く男性にとって、身だしなみや清潔感は非常に大切なものであり、その人の印象を決めるものでもあります。
だからといって、ブランド品などの高価なものを持たせることがよいのではなく、丁寧に手入れが行き届いていることが大切なのです。
<「アイロンのきちんとかかったシャツを着せる」「くたびれたモノは着せない」など、ダンナ様が気分よくいられるモノにする、ことも大切です>
また、長い間一緒にいれば、趣味やセンスはいつの間に共有できるもの。夫のことを「ダサい」と文句をいう前に、妻自身が夫のセンスにテコ入れし、おしゃれな男性に変えることだってできるのです。
2:おしゃれな贈り物やきめ細やかな気配りで夫のイメージを上げる
たとえば、夫が無口でコミュニケーションが苦手だったり、気遣い下手であったとしても、妻の働きが職場での夫のイメージをガラリと変えることができます。
<会社での親睦や、季節の贈答品や礼状といった、対人関係のサポートには、女性らしい心配りやコミュニケーション力、礼儀作法などが不可欠です>
「これ、気になってたんです!」なんて言われるものを差し入れたり、丁寧にお礼状を書いて送ったり、妻の持つセンスが夫を大きく助けることができるのです。
3:夫の話題の豊富さは妻のおかげ
仕事においてコミュニケーションは大切なものです。どんな相手とも話題に事欠かさず会話ができるのは、その人の強みともなります。
年齢を重ねるとどうしても今流行ってるものなど、話題に疎くなりがちです。しかし、それらを知っていることで若手社員ともうまくコミュニケーションが取れるきっかけにもなるのです。
<賢妻たちも、「夫の仕事に関連するニュースなどは心に留めておいてサラリと伝える」「パソコンや携帯電話の扱いが苦手な主人に、使い方や最新情報をいつでも教えられるようにしている」「仕事に関係する記事などを切り抜きしておく」など、情報戦へ参戦しています>
流れの早い今の時代において、さまざまな情報を得ていくことは、必要不可欠なことです。また夫の幅を広げるためにも妻の役割は大きいようです。
以上、夫の評価をアップさせる賢い妻の行動についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
妻として、夫の苦手な分野や手が届かないことをサポートすることは、ふたりの愛を育てることにもなり、夫婦として絆を深めることにもなるのではないでしょうか。
【参考】
※ 杉浦里多(2011)『イケダン育成術 賢妻に学ぶ結婚生活を幸せにする技術』(文藝春秋)
2016/3/1 BizLady掲載
執筆/くらさわれい