一方、ポジティブな思いや平穏な日常は、個々の胸にしまわれているか、夫婦間で完結してしまうなどして、なかなか人の目や耳に届くことがありません。
というわけで『kufura』編集部は既婚男女482人(男性247人・女性235人)にこんな質問をしてみました。
「もし配偶者にラブレターを書くとしたら何と書きますか?」
【夫編】に続き、今回は妻からの声をご紹介します。
男女ともに多く寄せられた「ありがとう」の言葉
null今回のアンケートの再頻出用語は「ありがとう」でした。「ラブレター」というお題のもとに、「ありがとう」という言葉が出てくる傾向は夫サイドにも見られました。
「毎日仕事お疲れ様。子どもたちともたくさん遊んで、家事もしてくれてありがとう! これからもみんなで一緒に楽しく健康に過ごしていきましょう!」(33歳・主婦)
「毎日安心して生活できるようにしてくれてありがとう」(31歳・その他)
「感謝の一言です。大病に気づいてくれて、医療費も任せとけ!と心配なく治療に専念できました。ありがとうございます」(53歳・主婦)
「いつもお仕事お疲れ様。お仕事大変で、残業もあるのにいつも美味しい晩ご飯を作ってくれてありがとう。いつも私をみていてくれて、小さな変化にも気づいてくれてありがとう。愛情を注いでくれてありがとう。これからもずっと仲良く、楽しく過ごそうね。大好きだよ!」(24歳・営業・販売)
「今まで長い間、家族のために一生懸命働いてくれてありがとうございます。そろそろ自分の体に気をつけて、健康に過ごして下さい。決して愚痴や弱音を吐かない、他人を悪く言わない所はとても尊敬しています」(54歳・主婦)
「いつもお仕事がんばってくれてありがとう。今まで家事や育児が忙しくて、ほったらかしでごめん。あと数年で子供も独立するので、そしたらまた新婚にもどりましょう!」(56歳・主婦)
「いつもお仕事がんばってくれてありがとう! もうちょっと家事に育児協力してくれると愛情メーター爆上がりだよ」(39歳・主婦)
夫から妻に対するラブレターでは「家事・育児」への感謝が、妻から夫へのラブレターでは「仕事」への感謝が多く寄せられていました。
他にも、夫の寛容な態度や家事への協力への感謝もつづられています。
「幸せ」であることを伝えたい
null続いて、相手と一緒にいられる幸せをアピールする内容です。
「普段は恥ずかしくて言えないけど、毎日一緒にいられて幸せだよ。仕事もがんばってくれてありがとう。でも身体に気をつけていつまでも健康でいてね」(38歳・企画・マーケティング)
「毎日一緒にいて楽しい時間をすごしているよ。大好きです!」(37歳・主婦)
「幸せじゃないと思ったことは一度もありません。ずっと幸せでした」(56歳・主婦)
「あなたと一緒になれた事が今までで一番の幸せです」(55歳・総務・人事・事務)
「猫大好き同士きゃぞく(キャット族)になれてよかった。いつまでも健康でいてね」(52歳・主婦)
あなたと一緒にいるから幸せ。そんなふうに思い続けられる関係性は素敵ですね。
今までと同じように「これからも」
null「ありがとう」と同様に多く使われていたのが「これからも」と言う表現です。
「家庭を大切にしてくれてありがとうございます。これからも一緒に楽器を演奏しましょう」(45歳・主婦)
「春夏秋冬、風が強かったり暑かったり寒かったり。そんな中、毎日仕事を頑張ってくれて心から感謝です。ありがとうございます。これからも笑顔でお互いがんばろうね」(44歳・総務・人事・事務)
「夜勤いつもお疲れ様。これからもコミュニケーションをとりながら、愛犬と3人で仲良くしてこうね」(42歳・主婦)
「仕事で嫌なことがあっても家庭に持ち込まずに機嫌よくいてくれてありがとう。愚痴ならいつでも聞くからね。これからも一緒にいてね」(41歳・主婦)
今までと同様に穏やかな日常を過ごしていきたい。そんな願いが込められているようです。
大好き!愛してる!
nullストレートに気持ちをつづった内容をご紹介します。
「今でも愛している」(50歳・主婦)
「来世も結婚しよう」(50歳・総務・人事・事務)
「結婚してからずっと、いつも好きにさせてくれてありがとう。これからも健康に気を付けて元気に過ごしましょう」(55歳・総務・人事・事務)
「私が育児に疲れ果てているとき、仕事から帰ってきて子どもとじゃれ合いながら洗濯物をたたむあなたは、韓流ドラマのヒーローよりもかっこいい。いつだって大大大好き」(40歳・その他)
「毎日一緒にいて楽しい時間をすごしているよ。大好きです!」(37歳・主婦)
「けんかもするし素直じゃないしひねくれたかわいくない私ですがそれでも好きでいてくれてありがとう。私も好きです。もっと素直に表現して、かわいく甘えられるようにがんばる! これからもよろしくね」(36歳・営業・販売)
相手への「大好き」な思いがまっすぐに伝わってくる内容ですね。
以上、今回は、妻から夫にラブレターを書くとしたら……というテーマで皆さんの回答例をご紹介しました。
テクノロジーが発達し、伝えたい相手に、伝えたいときに、伝えたいことをすぐに伝えられる時代です。
とはいえ、いつでも伝えられる相手には、「好き」を伝える機会はなかなかないですよね。「ラブ」や「愛」が照れくさかったら、別の言葉に置き換えて、ポジティブな言葉を交換できるといいですね。
5月23日の「恋文(ラブレター)の日」にちなんで、挑戦してみてはいかがでしょうか?