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これなら喧嘩にならない!「夫への不満の伝え方」みんなが行きついた方法を聞きました

結婚生活を送っていると、夫のちょっとした言動や不作為に対し、モヤモヤしたりイラッとさせられたりすることはあるもの。そんなとき、みなさんはどのように対応しているでしょうか? あまりストレートに感情をぶつけると喧嘩になるし、だからといって我慢するのもストレスがたまるばかり……。なかなか難しい問題ですよね。
そこで『kufura』では、20代~50代の既婚女性158人を対象に“夫への不満の伝え方”をテーマにアンケート調査を実施しました。「こうすればうまくいく!」というコミュニケーションのコツをご紹介します。

命令するのではなくお願いする

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不満の伝え方でまず多かったのは、あくまでお願いする体裁をとること。

「不満を伝える時に『~してよ』ではなく『~してくれたら嬉しいな』と少し可愛くお願いすると夫も優しく聞いてくれます」(27歳/主婦)

「『ちょっと聞いてほしいことがあるんだけど、今大丈夫?』や『〇〇してくれると嬉しいな』など、上から目線で言うのではなくお願いする姿勢で話しています。不機嫌にはならず、すんなりOKしてくれることが多いです」(30歳/主婦)

「何かをしてほしい時に、『◯◯して!』ではなく、『◯◯と◯◯どっちがいい?』と聞くようにしています。『◯◯して!』だと、大体『無理!』と言われます。選択肢を増やすとどちらかしてくれることが多いです」(27歳/主婦)

本心ではどう思っていても、表情&口調は穏やかに。ちょっとした言い方の工夫で自分の要望が通るのであればしめたものですよね。

感謝したりほめたりしながら伝える

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「『○○してくれて、ありがとう。次からは、もっと○○してくれるといいな』とお願いするようにしています」(38歳/主婦)

「『〇〇(旦那)がしてくれる方が私がやるより明らかに上手やん?だからお願い!やってぇー』と言うと大概『いいよ』と言う」(36歳/主婦)

「『へぇ~すごい!』と持ち上げてから『じゃあこれは?』と誘導するとうまくいく気がする」(40歳/主婦)

家事や育児において、夫のやり方に不満があるときの上手な伝え方といえばこれ。まずはポジティブな言葉がけをしてから、改善点を伝えると、夫は素直に受け入れてくれるようです。ぜひお試しあれ。

ユーモアを交える

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「クマのぬいぐるみを使って、ぬいぐるみが喋っているていで冗談めかして伝えると絶対喧嘩にならない」(56歳/主婦)

「愛猫を抱っこして、腹話術のようにして話す。猫が話しているていなので、ケンカにならずに、夫はもう一匹の猫を抱っこして、同じように猫が代弁するように話すので、不満も楽しい雰囲気で伝えられます」(52歳/主婦)

「ちょっとした笑い話を盛り込んで不満を言う。お互い怒らずに、すんなり『気をつける』と言ってくれる」(49歳/主婦)

どんなに無理難題でも夫も思わず吹き出して「わかったよ」と了承しちゃうかも……。これだとたしかに喧嘩にならないですよね!

夫の機嫌のいいタイミングを見計らう

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「最初に旦那が好きな食べ物を用意したり、一緒にやりたい事をやって遊びに行ったりして機嫌良くさせて、その時にこうしてくれるとすごく嬉しいと伝える」(36歳/主婦)

「お互いに布団に入ってから話す。眠たいので、感情的にならずに伝えられる」(28歳/研究・開発)

「体に触れながら話すとストレスや怒りが和らぐらしく、腕を組んだり抱きついたりしながら言います。昔は一緒にお風呂に入りながら伝えると絶対ケンカにならないという鉄板があったのですが、最近はお風呂別々になったので」(40歳/総務・人事・事務)

夫にとって耳の痛い話でも、ご機嫌なときなら大丈夫。特に、おいしいものを食べているときは夫を改心させる成功率がかなり上がりそうです。

なるべくその場ですぐ伝える

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タイミングをうかがうよりも、敢えて不満はその場で伝えるという意見もありました。

「不満と思った時に伝える。時間が経ってから言うと余計にもめる。冗談っぽく『ガーン、こんなことになってる~誰やろ?』と小芝居風にすると夫も笑って直してくれる」(34歳/主婦)

「気になった時は、すぐ言うようにしています。過去の事を今言っても、『すぐに教えてほしかった』と言われる事があるからです。伝えたい事は、すぐに伝えればケンカにならずに言えます」(39歳/主婦)

たしかに、過去を蒸し返すよりも、リアルタイムで言いたいことをストレートに伝えるほうが、しこりを残さずお互いにスッキリ。夫婦円満につながるかもしれませんね。

しっかり理詰めで説得する

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「普通に言います。文句を言われてもしっかりとした理由を言って伝えます」(36歳/その他)

「数字やデータに基づいた言い方をすれば納得してくれることが多いです」(40歳/その他)

「不満に思ったことの内容や理由を具体的に伝えることを意識すると、間違いなく伝わり、関係も悪くならなかったように思います」(28歳/研究・開発)

かわいくお願いしたり、情に訴えたりしてもダメなときはこれ。理屈っぽいタイプの夫に対しては、「なぜ」をしっかり伝えるのが効果的かもしれません。

口頭ではなく文章で伝える

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「口では言わずに紙に書いて置いておく。理由とともに書いておくと納得している」(43歳/主婦)

「メールやラインでつたえる。面と向かうより冷静になれるから」(56歳/主婦)

「手紙に書いて伝えた」(38歳/営業・販売)

面と向かうとついつい口調が厳しくなって喧嘩になりがちな人はぜひこの方法を。特に、積もり積もった不満の場合、紙に書くことで自分の気持ちも整理できておすすめですよ。

 

以上、夫への不満の伝え方について、みなさんのアイディアをご紹介しました。不満の内容や夫の性格によって、どの方法が適しているか異なるはず。1つの方法がうまくいかなくても、今回ご紹介した様々な手法を駆使し、夫とうまくコミュニケーションをはかりたいものですね。

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