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脱・忍耐!「夫婦生活を円満に続ける秘訣」を1つあげるなら?30~40代・結婚10年以上の夫婦に聞いた【夫編】

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毎年「いい夫婦の日(11月22日)」にちなんで明治安田生命が発表している夫婦関係の調査では、「夫婦を漢字一文字で表すと?」という質問に50代~70代は“忍”と回答する夫婦が最多となっています。夫婦間の“嵐”は折に触れてやってくるけれど、忍んで過ぎ去るのを待つ。それも1つの関係継続の方法なのかもしれません。

このような傾向は、以前『kufura』で実施したアンケートにも現れていました。結婚30年以上経った男女に円満の秘訣を聞いたところ、「我慢」という回答が多数寄せられたのです。

この記事に対しては「我慢を何十年も続ける自信がない」といったリアクションがありました。

というわけで今回は、結婚して10年以上経った30~40代の夫婦関係に着目。

『kufura』編集部は結婚後10年以上経過している30~40代の既婚男女にアンケートを実施して、「夫婦の状態は円満だと思う」と回答した人(男性72人・女性68人)にその秘訣をお聞きしました。

回答内容を見ると“忍”“耐”の要素はごくわずかでした。

詳しい結果は【夫編】【妻編】の2回に分けてお送りします。

今回は、夫サイドの声をご紹介します。

言いたいことは言う!

まず「言いたいことを言う」という声です。

「嫌なことがあれば、お互いすぐに言うようにして、ためないようにしている」(44歳・営業・販売/結婚14年)

「ケンカしましょう。我慢していたら、どこかで崩壊します」(47歳・デザイン関係/結婚15年)

「イラッとしても諭すように指摘する」(34歳・総務・人事・事務/結婚11年)

ネガティブな感情が蓄積されないよう、話し合って解決策を見出すことで“爆発”は避けられそう。言いたいことは言う。でも言い方には気を付ける。このさじ加減が大切なのかもしれません。

「けんかの流儀」をわきまえる

“言いたいこと”を言って、けんかに発展したら? そこは皆さん、けんかの“流儀”をわきまえていました。

「けんかを長引かせない」(44歳・コンピュータ関連技術職/結婚14年)

「けんかはするが、ひくときはひく」(44歳・その他/結婚16年)

「先に謝る、言い訳はほどほどに、ありがとうと言葉に出す」(44歳・総務・人事・事務/結婚18年)

先に謝ったり、ひくときは引いたり。相手の人格を損なうような言葉を投げ合う“泥試合”や“ラフプレー”はNGです。

対話をする

言いたいことは言う。けんかもする。でも円満。その状況が叶う大前提として、日ごろの会話と情報共有がモノを言います。

「良いことも悪いこともなんでも情報を共有しているから」(35歳・その他/結婚10年)

「毎日しっかりと会話をする」(41歳・総務・人事・事務/結婚12年)

「感謝の気持ちや、夫婦の会話を多くとること」(49歳・公務員/結婚17年)

日々のささいなできごとを共有することで、互いの機微に通じ、2人の世界は重なっていきます。

適度な距離感を探る

さて、だんだんと円満術の難易度があがってきました。密なコミュニケーションの重要性が数多く寄せられていましたが、適度な距離感について言及する声もありました。

「お互いに干渉しすぎないように気を付けているから」(40歳・コンピュータ関連技術職/結婚12年)

「干渉しすぎないこと。完璧を求めないこと」(49歳・総務・人事・事務/結婚19年)

「互いに良い距離感を保っている」(42歳・総務・人事・事務/結婚16年)

互いの快適な距離感を探り当てた夫婦は円満率が高そうです。

家事を分け合う

家族の生活や健康を支える家事。続いて、家事を分け合っている男性の声です。

「共働き夫婦なので、家事や育児の負担が偏らないようにお互いに助け合って生活しているから」(46歳・総務・人事・事務/結婚23年)

「家事の分担もできており、毎日がスムーズ」(48歳・その他/結婚17年)

「同じ部屋で寝ているし家事も分担し、子育ても順調だから」(45歳・営業・販売/結婚14年)

協力して家の中を整えることで、家事の話題は夫婦にとっての“自分ごと”になっていくようです。

「助け合い、支え合う」関係を築けている

最後に、夫婦円満を実感している男性からの頻出漢字をご紹介します。4人に1人が使っていた漢字は“互”でした。

「お互いできないところは支えあう」(44歳・総務・人事・事務/結婚18年)

「お互いの足りないところを非難せずカバーする」(47歳・その他/結婚11年)

「お互いに助け合えている」(46歳・営業・販売/結婚14年)

「お互いの価値観を認め合っているから」(47歳・営業・販売/結婚12年)

「お互い様の精神と助け合い」(49歳・公務員/結婚22年)

「お互いにいばらないで、協調性をもつこと」(37歳・その他/結婚11年)

「お互いに尊重すること」(48歳・営業・販売/結婚15年)

「協力して生きていきたいとお互いが思っている」(44歳・コンピュータ関連技術職/結婚15年)

“互いに”の意味を国語辞典で調べると、「双方が同じように相手に働きかけるさま」とあります。

相手だけを我慢させない。自分ばかり我慢しない。それは、現代の心地の良い夫婦関係の基本なのかもしれません。

 

次回は女性からの回答をご紹介します。


【参考】

「いい夫婦の日」に関するアンケート調査2020年- 明治安田生命

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