皆さんには時々「今日はまっすぐ帰りたくないな」という日、ありませんか?
『kufura』編集部は既婚男女454人(男性251人/女性203人)に「今日は家に帰るのが嫌だな」と感じるのはどんなときか、聞いてみました。
【妻編】に続く今回は、男性の声をお届けします。
76.5%の夫が「家に帰りたくないとき」のエピソードについて回答
null今回のアンケートで「家に帰るの嫌だな」と感じたエピソードをつづっていた男性は、76.5%。
妻サイドの84.7%より少なく、「家が大好き」「早く帰りたい」と回答している男性も見られましたが、何らかの理由があってまっすぐ帰りたくない日もあるようです。
妻が「今日は家に帰るのが嫌だな」と感じる3大要因は、家事・育児・夫婦関係でしたが、夫サイドの回答は“2大要因”に集約されていました。
1:「妻の態度」「夫婦関係」(91人)
null全体の4割弱と最も多かった要因は、妻の“イライラ”“不機嫌”“けんか”“冷たい”といったものでした。
「妻の仕事も忙しくてイライラしてるのがわかるとき」(45歳・コンピュータ関連技術職)
「妻が不機嫌で自分に冷たいとき。帰っても居場所がないので帰りたくないと思ってしまう」(49歳・企画・マーケティング)
「帰る前に電話をするのだが、その電話の妻の声が明らかに不機嫌なとき」(43歳・その他)
「嫁からLINEが来てるとき」(35歳・営業・販売)
「妻とけんか中で気まずいとき」(44歳・営業・販売)
「妻のお見送りがなく機嫌が悪いとき」(37歳・営業・販売)
“妻”“嫁”というキーワードをあげていた人たちの回答内容をつぶさに読み込むと、自分より早く帰宅している妻の機嫌をうかがっているケースが多く見られました。
ひるがえって、妻が帰りたくない理由としてあがっていたのが、専業主婦・兼業主婦ともに“家事”“育児”だったことを踏まえると、妻の不機嫌を構成している一因が少しだけ見えてくる気もします。
2:「仕事の疲れ」(20人)
null職場での疲れやストレスをあげている人も見受けられました。「疲れたからまっすぐ帰りたくない」「帰る余力がない」といった理由です。
「仕事で嫌なことがあったとき。引きずるタイプなので、嫌な感情のまま家に帰って家族に嫌な顔を見せたくないから、感情をリセットしてから帰りたい。なかなか実行できていないが」(41歳・営業・販売)
「残業で疲れているとき」(42歳・営業・販売)
「仕事で疲れ切って椅子から腰が立たないとき」(56歳・研究・開発)
「残業で疲れてるとき」(42歳・営業・販売)
「仕事でミスをしたとき」(58歳・公務員)
ストレスを家庭で発散することができず、1杯だけどこかで酒を飲んだり、インターネットカフェや喫茶店でしばし時間をつぶしてから帰宅する、という人も見受けられました。
少数派以上、多数派未満…5人以上の回答が集まった回答は?
null今回のアンケートでは、10人以上の回答が集まったのは先にお届けした2つのみ。
一方で、5人~10人未満(全体の割合に換算すると2%~3.6%)の細々とした回答がいくつかありました。
「今日は帰りたくないな」と感じるときは、以下のような内容です。
■飲み会のとき(8人)
「飲み会で盛り上がっているとき」(40歳・技術職)
■家事が不十分(5人)
「家が散らかっていると分かっているので帰るのが嫌になる」(55歳・会社経営・役員)
「夜ごはんがあまり気に入らないとき」(43歳・その他)
■育児関係(5人)
「子どもが騒がしいとき」(42歳・営業・販売)
■毎日・いつも(8人)
「毎日、帰りたくない気分です。家が疲れるので、本当に最低の人生です」(49歳・その他)
回答の中には、いつの間にか家庭の“居場所”を失い、“居心地”が悪いと嘆く声もありました。
ちなみに、妻サイドで多く見られた、家事・育児を主体的に担う負担によって「家に帰りたくない」と感じるケースは4人と少数派でした。
非対称な夫の悩み・妻の悩み
null妻側、夫側に実施した2つのアンケートを比べると、「家に帰りたくない」と感じている最中、夫と妻が想像する帰宅後のイメージには大きな隔たりがある印象を受けました。
中には夫が多くの家事を担う家庭も、妻のほうが仕事が激務な家庭もあると思いますが、今回のアンケートでは、帰宅後に押し寄せる家事・育児の負担を憂う妻が多く、妻の不機嫌や仕事の疲れを憂う夫が多く見られます。
454人と少数の回答者でありますが、男女間でこれほど明確な差があるのは、「夫婦だけのせいではない」という可能性も考えられないでしょうか。
個々の家事・育児への向き合い方だけでなく、働き方、職場のストレス度、世間から期待される規範など、家庭外にも理由があり、夫と妻それぞれが「自分の大変さをわかってくれない」という不満をくすぶらせて家庭の居心地が悪化しているケースも多いようにも感じます。
もし、この隔たりが愛の力だけで埋めることができていたら理想的ですが、冒頭でもお伝えした通り、「理想は往々にして実現しにくい」ケースもありそうです。