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バレンタイン「なくなってもいい」夫婦は何割?マンネリ問題を考える

あげる方も、貰う方もドキドキしていたあの頃が、遠い昔のことのように感じられるバレンタイン。結婚して幾年か経つと、「ああ、また今年もそんな時期なのね」と、かつては楽しかったイベントが、まるで義務のように感じてしまうこともあるかもしれません。

仕事に家事、あるいは育児にバタバタとしている働く主婦にとってはなおさら、ついスルーしたくなったとしても不思議ではないでしょう。それでは、世の夫婦たちは、“バレンタイン”をどう捉え、どう過ごすのでしょうか? マクロミルが20歳~69歳の既婚男女1,030人に実施した「2018年夫婦のバレンタインに関する調査」を参考に見ていきましょう。

「バレンタインデーの風習はなくなっても構わない」夫も妻も7割超え!

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妻の約7割が、「バレンタインデーには夫にチョコやプレゼントなどを渡す予定」と回答。その一方で、「バレンタインデーの風習はなくなっても構わない」と考える夫は約72%、妻はさらに多い約74%にのぼりました(下グラフ参照)。

イベントがあるからには用意はするけれど(受け取るけれど)、心の中では「なくてもいいかも……」と感じている夫婦が多いことが分かります。

また、夫婦ともに70%以上が、「チョコやプレゼントよりも気持ちを伝えることが重要」と回答しています。そして実際に、メッセージカードを添えて気持ちを伝える妻は20%いることが分かりました。

「プレゼントを用意するだけで精一杯だし、メッセージなんて恥ずかしい」とつい思ってしまいがちですが、やっぱり気持ちを伝えることを大切にしているご夫婦もいるようです。

「妻のプライド」!? 夫が職場でもらったチョコのお返しを購入する妻は38%

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一方で、夫が職場からもらって帰ってくるチョコをいただくのを密かな楽しみにしている妻もいるかもしれません! しかし、そのお返しについては考えたことがありますか?

同調査によると、夫が職場でもらったチョコやプレゼントに対して、妻の25%が自らお返しを購入していることが分かりました。「夫と一緒に購入」(13%)を合わせると、約4割の妻が夫のお返しの購入に関与しているようです。

その理由として「夫よりセンスの良いものを選ぶ自信がある」、「低レベルだと思われたくない」などが挙がり、妻のプライドが垣間見える結果となりました。

「妻としての礼儀とプライド」(48歳・会社員)

「男性にとってチョコはどれも同じに見えると思うので、頂いたプレゼントの値段を分析し、失礼のないお返しをしている」(50歳・専業主婦)

「例え義理でもわざわざ用意してくれているので、いつもお世話になっているだろうと思い、妻の私が日頃の感謝を込めて選んでいます」(51歳・専業主婦)

上司からいただいたお返しが、意外にも女子心を掴んだ逸品だったりしたら……もしかすると、上司の奥さんが選んだプレゼントなのかもしれません!?

 

“夫婦のバレンタイン”についての調査結果を見てきましたが、いかがでしょうか?

普段、夫への感謝を口にしづらいと感じている人こそ、バレンタインのプレゼントにメッセージカードを添えて素直な気持ちを伝えたり、夫がもらってきたチョコレートのお返しを一緒に選んでみたり、そんなコミュニケーションがシンプルながらも一番のマンネリ打破になるのかもしれませんね。

 

【参考】

夫婦におけるバレンタインの実態を調査 夫婦の7割以上が「プレゼントより気持ちを伝えることが重要」と回答 ‐ 株式会社マクロミル

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