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小言を言われるのはもう嫌!夫婦でいる時間が増えた今こそ言いたい「妻に直してほしい言動」

生活環境が大きく変化しているいま、夫婦で過ごす時間が増えたという方も多いのではないでしょうか。そしてその中には、些細なことでケンカしたりと、夫婦間に不穏な空気が流れているご家庭も多いのでは?

そこで今回kufuraでは、夫の意見を大調査! 既婚男性340人に、外出自粛のこのご時世に夫婦がイライラせずに過ごせるように、できれば「妻に直してほしい言動」を聞きました。「なに寝ぼけたこと言ってるの!」と妻の鋭いツッコミがありそうですが……、ここは怒らず、ぜひ最後までご一読ください!

言い方がきつい…もっと優しくして!

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「言い方がきつく、頭にくる時がある。言葉遣いを丁寧にしてほしい」(45歳/その他)

「物言いを柔らかくしてほしい」(56歳/公務員)

「子供との会話の声と自分への会話の声があからさまに違うのは何とかしてほしい」(55歳/営業・販売)

同じ内容でも、言い方がきついと“上から物を言われている気がする”“責められている気分になる”とのこと。とにかく、もっとマイルドに優しく言ってほしいそうです。

自分のやり方を押し付けないで!

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「普段は仕事でできない家事をやっていた時、自分のやり方の通りにやらないとやらなくていいと言うくせに、やらないと明らかに不機嫌になる。やり方があるのなら1度説明してくれれば次からできるのに……」(33歳/その他)

「自分がしたことを無言で、直したり修正したりしないでほしい」(54歳/公務員)

「すべての場面において指図しないで。自分なりに考えて行動しているので、もっと信用してほしい」(45歳/会社経営・役員)

タオルの畳み方、掃除の順番、調味料のしまう場所など、いつもやる側(妻)としては、ルーティン化していて、置き場所も使いやすいように決めていたりします。それを己のルールでやられると“やめてくれ!”っと注意したくなりますよね。妻としては効率よくできる方法を伝授しているつもりだったのですが……、夫たちはそれが嫌なようです(笑)。

部屋の片付け&掃除をしてほしい!

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「ゴロゴロしていないで少しは掃除をしてほしい」(49歳/その他)

「気づいた時に掃除をしてください」(37歳/コンピュータ関連技術職)

「掃除を丁寧にしてほしい」(57歳/コンピュータ関連技術職)

「部屋の片づけをしてほしい」(53歳/コンピュータ関連以外の技術職)

意外と多かったのが「片付け」&「掃除」へのリクエストです。お家にいる時間が長い分、お部屋が乱れているのが気になる方が多いのかもしれませんね。でも気になるなら自分で片付け&掃除をすればいいのに……な~んて思っちゃいました!

いちいちうるさい。俺のことは放っておいて!

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「『寝てばかりいないで掃除して』など、いちいち口うるさく怒らないでほしい」(52歳/総務・人事)

「口うるさく干渉せずにやらせてほしい」(56歳/金融関係)

「私がやることにいちいち口出ししないでほしい」(57歳/医師)

「『家にいるなら、早く風呂に入れ』と盛んに言ってくるが、明るいうちから風呂に入りにくい」(57歳/総務・人事)

実は、今回最も多かったのが、この干渉しないでというお願いです。“グチグチ小言を言われるのが嫌”との意見が目立ちました。どうやら、母親に叱られている気分になるようです。

子どもに向かってそんな怒らなくても…

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「子どもに対して大らかに接してほしい」(40歳/その他)

「子どもにガミガミ言わないで」(52歳/公務員)

「子供を叱って不機嫌にならないでほしい」(50歳/コンピュータ関連技術職)

「娘と喧嘩するのをやめてほしい。喧嘩の内容がくだらなくてイライラしてしまう」(50歳/総務・人事)

しつけの大変さ、子どもを叱る大事さはわかる。でも、そんな怒らなくても……と感じている夫も多いようです。“子どもがかわいそう”という理由の人もいましたが、中には自分に火の粉が飛んでくるのが嫌という自己保身な理由の方も。妻も好きで子どもを叱っているわけではないって事を理解してくださいね!

さらに、テレワークならではのお願いも

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「在宅で仕事中は掃除機をかけないでほしい」(38歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「“暇なの?”とかは言わないで。家にいるが仕事はしている、暇じゃない」(45歳/コンピュータ関連技術職)

リモートワークやテレワークなど、在宅勤務に切り替えている方も増えていますね。家にいる=仕事がないってわけではないので、“暇なの?”“仕事ないの?”などの言葉は、男のプライドを傷つける恐れがあるようです。

また、掃除機など家事の音が気になるとの声も聞きますが、正直パソコンに向かっているだけでは仕事をしているのか、Webサイトを見ているだけなのか、妻側からはわかりません。「1時間ほど集中して資料を作りたい」「〇時からテレビ会議がある」など、具体的に時間を言ってもらえると、妻側も予定を立てて動きやすいのではないでしょうか。

夫婦円満で過ごすために工夫していることは?

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ここまで「直してほしい言動」を取り上げてきましたが、最後に「夫婦円満のためにしている工夫」を挙げてくださった方々の言葉を紹介します。

「お互いの自由にできる時間を作り、それぞれあまり干渉しないようにしています」(38歳/営業・販売)

「部屋を別にして、各々過ごすようにしている」(41歳/営業・販売)

「家庭内での約束事と役割分担を決めています」(43歳/営業・販売)

「言いたいことはどんどん口に出す! その方が、お互い気持ちが良いと思う」(51歳/コンピュータ関連以外の技術職)

同じ家にいるけど、部屋を別にしたり、1日の中で1人で過ごす時間を作ったりと個人の時間を大切にしているようですね。

 

夫からのお願いをみてきましたが、いかがだったでしょうか。

きっと妻側からは、この何十倍もの反論があることでしょう(笑)。お互いの主張を言い合っているだけでは何も解決しません。夫婦一緒の時間が長い今だからこそ“相手に要求するだけでなく、自分も要求を受け入れる”ってことが大事なのかもしれませんね。

 

文/鳥居優美

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