子どもが発熱!パパが主に看病をする割合は…
子どもの健康管理の育児分担アンケートでは、3つの項目で妻、夫、父母・義父母のうちの誰が主に担っているのかについて質問しました。
まず、子どもの発病時の育児分担率は以下のようになっています。
【子どもの病気の看病】
・主に妻・・・86.5%
・主に夫・・・9.5%
・自分の親や義理の親など・・・4.0%
【子どもを病院に連れていく】
・主に妻・・・86.5%
・主に夫・・・11.5%
・自分の親や義理の親など・・・2.0%
妻が子どもを病院に連れて行き、看病をしている家庭が大多数となっています。
「夫婦で休みをとりやすい方がとる」という家庭もあるでしょうし、「夫に看病は期待できない」「病気のときは母親がついていなければならない」という考えを持っている方もいるかもしれません。いずれにせよ、子どもが体調を崩したときには心配が絶えず、看病する側も大きなエネルギーを要します。
子どもの状態や看病する者の気苦労というのは、夫婦間でもなかなかわかり合えるものではなく、病気多発の季節には夫婦ゲンカが勃発しやすくなると聞きますが、皆さんはいかがでしょうか?
9割の家庭では、子どもの予防接種管理は「ママ担当」
続いて、予防接種の担当についての数字は以下のようになっています。
【予防接種に連れて行く】
・主に妻・・・90.0%
・主に夫・・・7.5%
・自分の親や義理の親など・・・2.5%
「主に妻」が9割という結果に。
働く女性の多くが育児休暇中の生後2か月から、“予防接種ラッシュ”が始まります。筆者は、0才~小3まで3人の子どもを育てていますが、年々、定期接種の数が増加し、管理が難しくなっていると実感しています。
子どもの将来の健康にダイレクトにかかわることですし、小児科医との信頼関係を少しずつ築いていく中で、家族の中で担当が一度固定すると、なかなか担当を変えるのは難しい側面があるのかもしれません。
子どもの健康管理にまつわる夫婦間の育児分担の現状についてお届けしました。
発病時のケアや、予防接種の管理はおよそ9割の女性が主に担当していることがわかりました。皆さんの職場で“イクメン”を自称している男性に「次の予防接種はいつですか?」と質問して、明確な回答があったなら、その男性は真のイクメンと言えるのかもしれません。