家族で高尾山へ。しかし息子は……
null新緑の季節!行ってきました高尾山!
たまには、息子に新鮮な空気を吸わせたい。自然の中で、息子も元気に走り回ることだろう。
そんな親の思惑は、往々にして裏切られるものです…。
「さあ、息子よ!高尾山だよ!自然だよ!」そう言って、駅に降り立った瞬間
「だっこ!だっこ!だっこ!」
「なぜだ、息子よ。この爽快な自然の中で、なぜ自分の足で歩かない……」(電車の中では、あんなに上機嫌だったのに)
家族連れも多い高尾山。小さい子も、みんな元気いっぱい歩いている(ように見える)。そんな中を、抱っこで歩く父と息子。ケーブルカーを待つ間も抱っこでした。
ケーブルカーの中では、
「うわー!たかいねー!おっこちないかなー!」
「うわー!トンネルだー!トンネルはいりまーす!」と、ご満悦。
「息子よ、元気じゃないか……」
気を取り直し、景色をを眺めながらお弁当だ!
すると息子は、
「おやつ!おやつ!おやつー!!」
「なぜだ、息子よ。これから、母の握ったおいしいおにぎりを食べようというのに」
しかたなく、高尾山名物「天狗焼き」を並んで買い、息子に与える母。おいしそうにほおばる息子(その後、おにぎりも食べましたけどね)。
食べ終わると早々に下山。
暑かったし、人も多かったから、疲れちゃったのかな~。
いずれにせよ、父はどっと疲れてしまいました。
最近、息子の自己主張が強くなり、疲れる事が多くなった気がします。
でもそれってたぶん、親の思い通りにしようとしすぎてるんだよなー。息子の主張を受け入れつつ、家族3人笑って暮らせる方が大切だと、改めて思った父なのでした。
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眼 鏡太郎 (がん きょうたろう)
1977年1月4日生まれ、岩手県出身。東京学芸大学教育学部美術科卒業。2001年よりケラリーノ・サンドロヴィッチ率いる劇団「ナイロン100℃」の劇団員として活動中。映画『カメラを止めるな!』や『きばいやんせ!私』にも出演。現在は、 NHK Eテレ『シャキーン!』『コードな会議』にレギュラー出演中。Facebook :眼 鏡太郎 twitter:@gankyotaro 所属劇団:ナイロン100℃ 所属事務所:バウムアンドクーヘン