画家の仕事、けっこう重労働なこともあり…
nullこんにちは、井澤由花子と申します。
子どもと一緒に過ごす夏休みが毎年、本当に大変で……。夏休みの始まりとともに、もうやけくそ
さて、今回のエピソードに出てきた“水張り”(みずばり)という作業。
kufuraの編集さんから「みずはり? みずばり? それは一体……?」と質問があったので少し説明しますと、
水張りとは、作品を描く前に、水彩紙を木製パネルに貼る作業のことです。
画用紙などに、たくさん水を含んだ絵の具で描くと、紙がふにゃふにゃになってしまったことはありませんか?
水張りをすると、紙が板に張り付いて、パリッとしたままの紙で描けますし、そのまま壁に飾ることもできます。
方法としては水彩紙に水を含め、板に張り、四方を水張りテープなどで留めます。乾燥すると紙が縮み、板にピッタリ張り付くんですね。私は透明水彩という絵の具で描くので水彩紙を張ります。
この水張り作業、小さいパネルなら一人でできるのですが、大きいサイズ(たたみ一畳分くらいある)はとても一人ではできません。
子どもたちにとっては見慣れた作業。手伝ってもらえて本当に助かります。
そして、その姿を見ながら、成長を感じたりもしています。
多摩美術大学卒業後、CXCGデザイン部に所属。2010年に退職。
現在、画家、イラストレーター、デザイナーとして、13年間活動しつつ、中学3年生と小学6年生の育児に奮闘中。
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