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【夏休みがつらすぎてやけくそで描いた話#2】息子(中1)が仕事の手伝い!? こんな日が来るなんて…

画家・イラストレーターとして活動する井澤由花子さんが、「夏休みの母ってなんでこんなに大変なの!」という想いのままに、疾風のごときスピード感で描き上げた4コマ漫画を全5回でお届けするこの企画。
子どもにとっては楽しい夏休み、一方の親の“ドタバタと胸の内”をご紹介していきます!

画家の仕事、けっこう重労働なこともあり…

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こんにちは、井澤由花子と申します。

子どもと一緒に過ごす夏休みが毎年、本当に大変で……。夏休みの始まりとともに、もうやけくそで描き始めた四コマ漫画。

さて、今回のエピソードに出てきた“水張り”(みずばり)という作業。
kufuraの編集さんから「みずはり? みずばり? それは一体……?」と質問があったので少し説明しますと、

水張りとは、作品を描く前に、水彩紙を木製パネルに貼る作業のことです。

画用紙などに、たくさん水を含んだ絵の具で描くと、紙がふにゃふにゃになってしまったことはありませんか?
水張りをすると、紙が板に張り付いて、パリッとしたままの紙で描けますし、そのまま壁に飾ることもできます。

方法としては水彩紙に水を含め、板に張り、四方を水張りテープなどで留めます。乾燥すると紙が縮み、板にピッタリ張り付くんですね。私は透明水彩という絵の具で描くので水彩紙を張ります。

この水張り作業、小さいパネルなら一人でできるのですが、大きいサイズ(たたみ一畳分くらいある)はとても一人ではできません。

子どもたちにとっては見慣れた作業。手伝ってもらえて本当に助かります。

そして、その姿を見ながら、成長を感じたりもしています。

井澤由花子
井澤由花子

多摩美術大学卒業後、CXCGデザイン部に所属。2010年に退職。
現在、画家、イラストレーター、デザイナーとして、13年間活動しつつ、中学3年生と小学6年生の育児に奮闘中。
Instagram @izawayukako
Instagram(漫画用) @izawayukako.manga

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