0歳~9歳の3児の母である筆者は、今年の冬にスマートスピーカーを購入。実際に使用してみると、予想以上に便利でした。その理由は、抱っこや家事で両手のふさがった状態で使えるから。育児中のママと相性が良い使い方とは?
スマートスピーカーをざっくり説明すると…
nullスマートスピーカーとは、Wi-Fiに接続して使用する人工知能(AI)が搭載されたスピーカーです。
Amazonが発売する『Amazon Echo』、Googleの『Google Home』が代表的。それぞれ、「アレクサ」や「OK、グーグル」といった呼びかけで起動します。
リモコンに触れることなくラジオや好きな音楽をかけたり、最新のニュースをチェックすることができるため、「音楽やニュースが身近になる」という声が聞かれます。上級者になると、家電と連動させて声でロボット掃除機を動かしたり、電気をつけたり消したりする人も。
それでは、家事・育児であわただしい時間帯に「おぉ!便利」と感じたシーンをご紹介します。
パパ・ママのマルチタスクを助ける!声でタイマーをセット
nullパスタやうどんをゆでる際に、子どもの泣き声とともに台所を離れて、ゆで時間が超過してしまった経験はありませんか? 例えば、「7分後にタイマーを設定して」とお願いすることで、料理の失敗を防ぐことができます。キッチンタイマーを触らなくていいので、とても便利! 小学生の子どもは、学校の支度をしながら「あと3分でタイマーを鳴らして」と呼びかけてからトイレにこもることも……。
出がけにお迎え時の天気をもう一度チェック
null1日の天気は、親子にとって重要な問題です。出がけに傘を持参するかどうか迷ったら、「今日の天気を教えて」と聞いて、その日の天気予報を確認できます。
抱っこしながら赤ちゃんが好きな音楽を再生
null冒頭に述べたように、筆者の家庭では、真冬に三男の夜泣きがスタート。夜中に抱っこしてゆらゆらしながら、「オルゴールの“ぞうさん”をかけて」と、三男が好きな曲をリクエストすると、やさしいオルゴールの音色で、泣き声が少しずつおさまっていきます。ママ界隈で「赤ちゃんが泣きやむ」と話題になっていた『タケモトピアノ』のCMソングをよくかけていた時期もありました。
家族を起こさないように、「ボリュームを15%下げて」といったこともハンズフリーで可能。
音楽のストリーミングサービスに登録することで、音楽試聴の機能が使えます。
ちなみに筆者が使用しているのは、『Amazon Echo』搭載の「Harman Kardon Allure」。
眠れなくなったら音楽やヨガでリラックス
null睡眠リズムが崩れがちな産後、なかなか眠れないときには、スマートスピーカーにリラックスのサポートを委ねます。『Amazon Echo』であれば、ヨガのメニューやリラックス音楽の再生が可能です。
レシピの読み上げ機能で夕飯の参考に!
null晩御飯のメニューを朝のうちに決めておくと、買い物がラクになりますよね。『Google Home』、『Amazon Echo』はそれぞれレシピの読み上げ機能を使って料理のメニューをランダムに決めるのも楽しいものです。
ラジオもニュースも!手を動かしながら情報収集
null新聞を読んだり、ニュースを視聴する時間がないときには、ニュースの読み上げ機能で社会の動きをチェック。「大谷翔平」選手のことを、「おおや」と読みまちがえたりすることもありますが、その日のニュースをざっとつかむことができます。実は、『kufura』も追加できますよ(Alexaスキル)。
忙しくても自分磨き!たまには英語の勉強でも…
null筆者は先日、英語を使って取材をする機会があったのですが、話し方をすっかり忘れ、全くもってふがいない内容になってしまいました。今はあらためて英語を勉強する余裕もないので、あくまでも気休めですが、思いついたときにスマートスピーカーの英会話レッスンを流しています。
「ピーカー!」ピカチュウと話せて子どもが大喜び!
null『Google Home』、『Amazon Echo』いずれにおいても、ピカチュウを呼び出して話しかけることができます。スピーカーからピカチュウの声が聞こえてくると、子どもが喜びます。
以上、子育て家庭におけるスマートスピーカーのアイディアをご紹介しました。
共通の話題を家族に提供してくれる存在でもあるスマートスピーカー。皆さんも、チェックしてみてはいかがでしょうか。