NG1:肌質にあったクレンジング剤や洗顔剤を使っていない
nullクレンジングはメイクを洗い流すためのものなので、多くの場合メイクの油分を浮き上がらせるための油分と、油分と水分を混ぜ合わせる界面活性剤が配合されています。クレンジング剤には主に5つのタイプがあり、クレンジング力や肌への刺激がそれぞれ異なっています。だからこそ、肌質にあったクレンジング剤を選ぶのが大切なんです。
クレンジング剤5つのタイプ
- ミルク・・・刺激が弱いので、敏感肌やニキビ肌に。
- クリーム・・・乾燥肌に。しっとりとした洗い上がり。
- ジェル・・・敏感肌やオイリー肌に。さっぱりとした洗い上がり。
- オイル・・・乾燥肌や濃いメイクに。クレンジング力は高め。
- 水クレンジング・・・オールタイプの肌に。クレンジング、洗顔、化粧水の効果を一度に行うふき取りタイプ。
洗顔剤5つのタイプ
クレンジング剤とは違い、洗顔の役目は皮脂、汗、ホコリなどの汚れを洗い流すことなので、洗顔を怠ると、くすみが発生してメイクのノリが悪化しがち。ただし、洗いすぎると肌に必要な皮脂と角質までなくなってしまいます。朝夜それぞれ1回ずつの洗顔で十分。すすぎ残しもニキビやくすみを引き起こすので注意しましょう。
- パウダー(酵素入り)・・・普通肌、オイリー肌に。酵素は肌の垢を落とすのでさっぱりとした洗い上がり。
- 固形石鹸・・・オールタイプの肌に。洗浄力が優れていながら肌にやさしいので、特に敏感肌におすすめ。
- 洗顔フォーム・・・乾燥肌に。油分の分解力が高いのでしっとりとした洗い上がり。
- 泡・・・肌に刺激が残りやすいので、敏感肌にはおすすめしません。
- スクラブ入り・・・刺激が強いのでニキビ肌や敏感肌にはおすすめしません。
NG2:ゴシゴシと肌を洗う
nullクレンジングの際にやりがちなのが、指で肌をゴシゴシと摩擦してしまうこと。クレンジング剤は、額、ほほ、鼻、鼻下、あごにまず置きます。そして、顔の中心から外側に円を描くようにのばします。鼻筋は額から鼻先までローリングしながら手早くなじませますが、力を入れてゴシゴシとしないように。指をすべらせるようなイメージでやさしくなじませましょう。
NG3:眉間とOゾーンの洗い残し
null洗顔をするときに、眉間とOゾーン(口の周り)の洗い残しには十分気をつけましょう。眉間は皮脂がたまりやすいので肌がゴワつき、Oゾーンは吹き出物ができやすくなってしまいます。
眉間を洗うときは、中指と薬指を左右にすべらせて額と眉間を洗います。
口角と船底ライン(下唇の中央部分)は汚れやすいパーツなので、意識してしっかりと洗いましょう。
NG4:額の生え際のすすぎ残し
nullすすぐときは、冷たい水をやや強めに当てて、両手で泡を包み込むように洗い流します。特に、額の生え際はすすぎ残しが多く、ニキビやくすみの原因につながります。冷水を使う理由は、血行促進のためです。冷水をかけたときに血管が一気に収縮し、「血行をよくしよう」と体が働きかけて(寒冷血管の反射)、血行が改善されるといわれています。
時間があるときは、温かいお湯と冷たい水を交互にかければ、より血行をよくすることができますよ。
NG5:ゴシゴシとタオルでふく
null洗顔後は肌の水分をタオルで吸い取るように、タオルを肌にやさしくプレスしていきます。ゴシゴシとタオルで顔をふくと、色素沈着や肌荒れを起こすことがあります。吹き出物やニキビで肌が敏感なときは、柔らかなペーパータオルでそっと顔を抑えるのもよいでしょう。
次に、筆者がおすすめのクレンジング剤や洗顔材をご案内します。
美容ライターおすすめクレンジング剤&洗顔剤
null1:メイベリン ニューヨーク「ミセラー ウォーター」
オイルフリー、アルコールフリー、無香料でさらさらとした水クレンジング。コットンに浸してふき取るだけで、クレンジング、洗顔、保湿を叶えます。オイルフリーなので、マツエク派の人でもアイメイクが落とせるので、重宝しますよ。アルコールや香料が配合されていないから、敏感肌にも◎。プチプラなのに本当に優秀なクレンジング剤です!(税抜1,000円)
2:MAMEWディープシーソープ
完全無添加の石鹸。特殊製法で固く作られているため、浴室に置いても普通の石けんよりは溶けにくくなっています。泡立ちクロスにくるんでおけば石鹸カスもあまり出ず、へたらないので、80gの石鹸なら半年ほど使えます。キメの細かい泡立ちがやわらかく、泡がたくさんつくれるので、筆者は全身に使っています!(税込3,240円)
秋は肌がデリケートになる時期。肌にとって過酷な冬が到来する前に、正しい洗顔で肌の元気を取り戻しましょう!