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暑くて寝苦しい夜にサヨナラ!朝までぐっすり「快適に眠るための工夫」を調査

連日の暑さで身体が「なんとなく不調……」という人も多いのでは? そんなときこそ、しっかり睡眠をとって体力維持につとめたいですね。『kufura』では男女476人に「夏の寝苦しい夜を快適にするためにしている工夫」についてのアンケート調査を実施しました。早速みてみましょう。

エアコンで朝までぐっすり!快適温度は人それぞれ!?

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「エアコンの温度を24℃に設定する」(男性/57歳/その他)

「エアコンを27℃に設定して寝ています。涼しいし、起きた時冷えすぎないので」(女性/42歳/主婦)

「エアコンを28℃くらいに設定し、風が直撃しないように真反対の場所で寝る」(女性/44歳/その他)

「エアコンをつけたまま、布団をかけて寝る。暑くて布団をはがす心配がないので、風邪をひきにくい」(女性/27歳/学生・フリーター)

「寝る直前までエアコンで冷やし、かけ布団をちゃんとかけて寝る。寒い中にあったかさを感じることで眠りやすい」(男性/61歳/総務・人事・事務)

「寝る前に布団をエアコンの風に当てる。眠りにつくまで涼しい」(男性/50歳/コンピュータ関連以外の技術職)

 朝までぐっすり眠れるという理由から、“エアコンつけっぱなし”派が476人中151人と圧倒的多数を占めました。設定温度も重要なポイントで、2728℃が最も多く、「暑くも寒くもなく、ちょうどいい寝心地」(男性/58歳/研究・開発)という声が目立ちました。

一方、男性の方が暑がりの傾向がみられました。皆さん自分に合った温度を追求し、快適な眠りについているようです。

冷房だと冷えすぎ!ドライ設定やタイマー機能を上手に活用

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「エアコンをドライにし、タイマーをかけて寝る。湿気がとれぐっすり眠れる」(女性/56歳/主婦)

「エアコンを除湿機能にする。蒸し暑さが緩和する」(女性/39歳/主婦)

「エアコンの切タイマーを3時間に設定して眠る。涼しいまま眠れるので寝付きがよくなる」(男性/33歳/学生・フリーター)

「エアコンのおやすみタイマーを2時間かけてから寝る。暑苦しさが紛れる」(男性/36歳/会社経営・役員)

「エアコン30分タイマー。涼しい環境で眠りに入れる」(男性/38歳/研究・開発)

「エアコンのタイマーを1.5時間で切れるようにして寝る。涼しいので、寝苦しさがない」(女性/18歳/学生・フリーター)

「エアコンの切りタイマーを1時間にセットし、入りタイマーを起床1時間前にセットしている。寝つきが良くなり、目覚めも快適になる」(男性/53歳/総務・人事・事務)

エアコンのタイマーも30分、1.5時間といった短いものから、6時間と長めの設定まで幅広く、皆さんが快眠のために試行錯誤した様子がうかがえます。

エアコンと併用すれば効率的!? 扇風機も大活躍

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「エアコン(日中より高め設定)&扇風機です。朝まで適温なので、自分も子どもたちも暑さで目覚めることがない。せっかくお風呂に入ったのに、汗かいた……とか、寝汗であせもになることもない」(女性/40歳/その他)

「エアコンと扇風機を壁にあてる。涼しく快適に眠れる」(女性/47歳/主婦)

「エアコンと除湿器を併用する。湿度を下げてさらっとして寝やすい」(男性/38歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「ノースリーブにショートパンツで扇風機があれば十分快適。自然な風で気持ちいい」(女性/24歳/営業・販売)

「扇風機のタイマー利用。エアコンほど寒くならず、程よい涼しさが味わえる」(女性/51歳/主婦)

「扇風機を窓の近くに置く。冷房の節約をしながら、涼しい中で寝ることができた」(男性/50歳/その他)

「サーキュレーターで空気を循環することで、室温が下がる」(男性/36歳/その他)

エアコンと扇風機を併用すれば、寒くなりすぎず、やわらかな風で心地よく眠りにつくことができて効率的。エアコンは使わずに扇風機だけという人も多く、身体に直接あたらないよう、壁にあてたり、窓に向けて涼しい外気を取り込むなどしたりして、工夫されていますね。

冷感素材の寝具でひんやり快眠

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「ニトリのNクールシーツ。肌触りがひんやりとしていい」(女性/28歳/その他)

「イトーヨーカドーのクールシーツを使い、エアコンを使用。寝つきが良い」(女性/57歳/主婦)

「ひんやりするマットを敷いて寝る。涼しくて心地よく眠れる」(男性/35歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「クールシーツを上と下に。クーラーいらずで眠れる」(女性/49歳/学生・フリーター)

「シーツの下に冷感ジェルパッドを敷く。眠りにつきやすくなる」(女性/44歳/主婦)

「シーツを冷蔵庫で冷やす。ひんやりして快適に眠ることができる」(女性/67歳/公務員)

「ハンモックで寝る。風が通るので涼しく感じる」(男性/46歳/営業・販売)

昨今、いろんなメーカーが冷感素材の寝具の開発・販売をしていますが、とりわけニトリのNクールは支持率が高く、多くの人がおすすめしてくれました。ハンモックで寝られる環境も素敵ですね。毎日の睡眠が、リゾート気分で楽しめそうです。

昔ながらの氷枕や手軽な冷却シートで頭と足を冷やして

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「氷枕を使う。首元が涼しいので寝苦しさが改善される」(女性/34歳/研究・開発)

「アイスノンで首元を冷やす。寝つきが良くなる」(女性/21歳/学生・フリーター)

「アイスノン&強冷ボディシートを体に塗りまくります。瞬間、涼しくなります。10分ぐらいは涼しく居られるので、その間に寝つきます」(女性/51歳/主婦)

「凍らせたペットボトルにタオルを巻いたものを首に敷いて寝る。エアコン・扇風機・自然の風どれも一晩中触れると喉を傷めてしまうが、これなら無風でも若干ましに眠れる」(女性/38歳/その他)

「冷えピタを貼る。頭がひんやりして気持ちいい」(女性/20歳/コンピュータ関連以外の技術職)

昔ながらの氷枕や水枕なら、身体に負担が少ないので、エアコンが苦手という人にはうってつけですね。また、首元や足をピンポイントで冷やすことで、眠りにつきやすくなるというコメントもありました。冷やしたい部分に貼るだけの冷却シートなら、手軽で使いやすいですね。

自然の風を感じて!窓を開けて&裸で寝る派も

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「エアコンをつけず、窓を全開で寝る。エアコンのタイマーが切れて、急に暑く感じて、目覚めたりしない」(男性/41歳/その他)

「窓を開けたままにして寝る。夏でも夜風は涼しいので快適」(男性/35歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「窓を全部開けて1階で寝る。いい風が入ってきて涼しく寝れる」(男性/58歳/企画・マーケティング)

「風が通る場所に寝る。自然の風が体に良い」(女性/55歳/学生・フリーター)

「全裸にタオルケットで寝る。汗をかかずに気持ちよく眠れる」(男性/34歳/その他)

「薄着で寝る。朝まで熟睡」(女性/50歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「半袖短パンで眠ると涼しい」(女性/20歳/学生・フリーター)

ビルに囲まれた都会は夜も蒸し暑いですが、窓を開けるだけで心地よい夜風を感じられる環境はうらやましい限り。自然の風で、気持ちよく眠りにつけるのは理想的ですね。

また、「裸で寝る。解放感が味わえる」(女性/32歳/主婦)、「裸で寝る。涼しく感じる」(男性/45歳/コンピュータ関連以外の技術職)など、男女共に「裸で寝る」という声も多かったのですが、実に解放的! いずれも防犯には気をつけて!

入浴法からカエルの音まで!? まだまだある快眠法

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「床冷房。導入後、寝苦しいことは一切なくなった」(男性/50歳/その他)

「暑い日は昼間でもカーテンを閉め、部屋の温度が上がらないようにする。寝やすくする」(男性/62歳/営業・販売)

「寝る前に入浴し、湯船に浸かった後、水のシャワーを浴びて体の熱をとり、そのあとすぐ寝る。入浴後の汗が引かず、なかなか寝付けないことが少なくなった」(男性/55歳/その他)

「濡れタオルで体をふいて寝る。ひんやりするので良い」(男性/43歳/総務・人事・事務)

「タオルを水に濡らして、脇にはさむ。眠りが良くなります」(男性/41歳/総務・人事・事務)

「カエルの音。精神的に和らぐ」(女性/37歳/その他)

「涼しい軽井沢に行く」(男性/59歳/金融関係)

お風呂に入る時間を眠る数時間前にしたり、水シャワーを効果的に使ったり、入浴法にも安眠の秘訣がありそうです。

ちなみに、“カエルの音”というのは、近くに生息しているカエルたちの鳴き声でしょうか? もしくはヒーリング音源でしょうか? いずれにしても、川のせせらぎの音を聞くなど、心で涼を感じて眠るのも、癒されそうですね。

 

寝苦しい夜を快適に過ごす工夫、いかがでしたか? なかには「根性で逃げる。辛いけど、なんとかなる」(男性/46歳/研究・開発)、「我慢する。快適でないが、耐える」(男性/45歳/コンピュータ関連以外の技術職)なんて声もありましたが、熱中症の危険もありますから、くれぐれも無理は禁物ですよ! 今回のアンケートを参考に、快適に夏の夜を乗り切りましょう!

 

文/杉森美絵

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