さて、第7回に紹介するのは救急受診アプリ 「Q助」です。
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/filedList9_6/kyukyu_app.html
後輩編集(ゆうこ):編集長自身や、ご家族が急病になって、救急車を呼ぶか悩んだ経験ってないですか?
編集長:あるよー。子どもの事だと、とくにどうしよう……って悩んでしまう。
ゆうこ:“救急”ではないのに救急車を呼んでしまう救急車の不適正利用についてもよく議論されているので、どんな症状なら救急車呼んでいいのかって、悩んじゃいますよね。それを判断してくれるサービスなんです。
編集長:えっ、気になる気になる。
ゆうこ:アプリを立ち上げると、症状や今の状況を選択していく画面が出てくるのですが、それぞれ選択後に「今すぐ救急車を呼びましょう」、「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」「引き続き、注意して様子をみてください」などと、表示される仕組みなんです。
編集長:(一緒にアプリを見つつ)あっ、しかもこれ、「全国タクシーガイド」にリンクがされていたりして、次のアクションにもつながりやすくなってるんだね。
ゆうこ:そうなんです。こういう時ってどうしても慌ててしまうものですが、“電話で伝えるとスムーズな表現”なども書かれていて、切羽詰まったときの医療従事者の方とのコミュニケーションにも役立ちそうですよね。
編集長:子どもの病気に関するサービスはチェックしているつもりだったけど、知らなかったなぁ。このサービスを使わないでいいのがいちばんだけど、知ってると安心するね。
■編集長の総評
10点満点中…10点(あくまで個人の感想です!)
ゆうこさんからプレゼンを受けた数週間後、子どもが体調を崩し、このアプリを早く入れておけばよかった……とつくづく思うような出来事がありました。
大事には至らなかったものの、改めて子どもの体調が悪いときに病院へ行くかいかないか、さらには救急車を呼ぶか呼ばないかの判断はとても難しく、そしていざというときに、いかに気が動転してしまうかということを思い知らされました。
一段落したあとに、このアプリを思い出し、遅れ馳せながらインストール。その時の子どもの症状を思い出して画面選択をしながら、このアプリをひとつの参考とすることで、親のすべき選択の助けになってくれるだろうなと実感しました。