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2019夏ファンデーションの正解!【ヘアメイクさん直伝】崩れないファンデの選び方と塗り方

大好評! kufura編集部のインスタライブ第2回でお届けした「夏の肌問題」。UVケアが必要なのはわかってるし、汗や湿気でのファンデの崩れも気になるけど、化粧直ししてる余裕はないし……。そんな毎日の悩みに、自身もママであるヘアメイク・佐伯エミーさんが丁寧にこたえてくれました! 6月21日(金)のインスタライブでご紹介したアイテムと、その使い方をまとめてご紹介します。

夏のファンデーションはとにかく「薄くつける!」に限る

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ファンデーションが崩れないための基本はとにかく「薄くつけること」というエミーさん。「肌にUV下地、ファンデーション、パウダーと重ねていくのは、例えていうなら、ケーキのミルクレープのようなもの。厚みが出れば出るだけ、崩れやすいし土砂崩れをおこしてしまいます」(以下「」内、エミーさん)。ここでは薄くてもキレイに、しかも焼けない肌に仕上げるためのテクニックをご紹介します。

夏だからこそ、リキッドやCCファンデの「薄づけ」を!

「夏に”崩れない”ことを重視すると、パウダリーよりもリキッドタイプの方が、実はピタッと肌に密着できるから崩れにくいと思います。さらにリキッドだと多少崩れてきても、指やスポンジで優しくなじませれば修復可能なのがいいとところ」

エミーさんのオススメは、このふたつ。

資生堂 HAKU 薬用 美白美容液ファンデ(4,800円/税抜)<SPF30 PA+++> 4色あり
ETVOS ミネラルCCクリーム (3,200円/税抜)<SPF38 PA+++>*こちらは限定パッケージです。

「どちらかというと、カバー力があるのがHAKUの方。よりナチュラルに仕上げたい場合はETVOSがいいと思います。ただ、どちらも肌のキメはきれいに整えてくれますしUV効果もしっかり」

みんなファンデーションの量が多すぎです! 顔全体につけず目の周りの「ゴーグルゾーン」のみに

「普段の生活、夏の崩れやすい時期には、ファンデーションは自分が気になる(隠したい部分がある)ところにだけ塗るのが正解です。厚塗りにすればするほど汗や湿気で崩れてくるので、肌に気になる部分がないところには“塗らない”勇気を。そして、多くの人がファンデーションを多くつけすぎ! ごく少量を、気になる部分だけに塗る、これこそが崩れないために鉄則です」

 

ファンデを塗るのはピンクの部分だけ。おでこと、鼻周りは気になる人だけ塗ってみて。
1回に使う量はこのくらい。これで十分なんです!

リキッドファンデは「濡らしたスポンジのポンポン叩き」でピタッと肌に密着する

「リキッドファンデーションをさらに密着させるにはコツがあります!   目の細かいスポンジを水に濡らしてよく絞り、ファンデーションの上からポンポンと叩いて、肌とファンデを密着させていく。このひと手間で断然肌がきれいに見えるし、崩れにくくなります。面倒でもぜひやってみて!」

ROSYROSA ジェリータッチスポンジ(480円/税抜)ドラッグストアで売ってます!スポンジは絶対コレがオススメ。100均にも同じカタチのものはあるけど仕上がりがぜーんぜん違います!
スポンジの中心部まで水をたっぷり含ませてからギューっと絞る。
スポンジで肌の上をポンポンと軽く叩くとファンデが肌に密着する!

涼しげ小顔を作ってくれる裏技「輪郭だけ」パウダーのせ

「リキッドファンデで仕上げた顔が涼しげな小顔に見える裏技があるんです。顔の輪郭だけにサラサラのフェイスパウダーをのせること。

リキッドで作った、ツヤのある顔の中心部は前に出て見え、マットに仕上がる輪郭部分は少し引っ込んで見える、という目の錯覚を利用しています。髪の毛やピアスなどが耳の前あたりにピトっとくっつくのも防いでくれますよ」

キャンメイク シークレットビューティパウダー(850円/税抜)
ハダリラ 大人のベビーパウダー(1,728円/税込)
パウダーをのせるのは、グリーンで囲ったフェイスライン部分だけ。

どうしても「パウダリー派」の人は「ブラシづけ」が断然オススメ

「やっぱりパウダリーが安心、という人はぜひブラシ付けを試してみて。パウダリーをスポンジでつけると、どうしても最初に顔につけたところが厚ぼったくなってしまい、そこから崩れもおきやすく。ブラシ付け(しかもこのブラシ)なら、顔全体に薄付きにできるので崩れにくく、しかもピタっときれいにのります。

このブラシの厚みとカットが絶妙で小鼻にもしっかりハマル。これだけ品質がよくてこの価格は絶対お得です」

イプサ ブラシ(パウダーファウンデイション用)(1,000円/税抜)
毛量がたっぷりある厚みのあるタイプ。このブラシは名品です!

1日中外にいるような日は、専用のUV下地、専用ファンデをたっぷり!

「子どものプールの付き添い、海水浴やキャンプ……これからの季節、長時間紫外線にさらされる日ってありますよね。そういうときにはアネッサのゴールドを下地に、その上に資生堂のスポーツ用のリキッドを使います。この組み合わせは、先日娘の体育祭の日に使ってまったく焼けなかったんですよ。アネッサは顔だけでなく首からカラダと全身に塗りまくります」

資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアジェル(2,592円/税込)(SPF50+ PA++++)
資生堂 BB フォー スポーツ QD (4,200円/税抜)(SPF50+ PA+++) 

編集長・サトウのオススメは……

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美容雑誌の編集経験が長い編集長・サトウ(写真右)。皮膚が薄くすぐ赤くなるタイプ、しかも乾燥肌ということもあって、日焼け止め選びは慎重派。そんなサトウが選んだのがこの2品。

花王ビオレ UVアスリズム スキンプロテクトエッセンス(1,498円/税抜)<SPF50+、PA++++>※価格は編集部調べ
コウゲンドウ ウォータリーUVジェル(ウォータープルーフ)(3,500円)<SPF50+、PA++++>

「がっつり外にいる時間が長い日は、花王ビオレ。これはみずみずしく伸びてまったく焼けない!今シーズンの大発明品だと思います。室内にいる時間が長い日はコウゲンドウを。こちらは肌にまったく負担がなく、まるで美容液を塗ってるような心地よさがリピートのポイント。温泉水ベースで作られていて、メイクを落とした後の肌が全然疲れてないんです」(サトウ)

無印のUVパウダーを顔全体にふんわりがけ!

無印良品 UVルースパウダープレストタイプ パールナチュラル (1,290円/税込)<SPF33・PA+++> 

「UV下地を塗ったら、目の下やシミが気になるところだけリキッドファンデーションを。私はその上から顔全体にUVパウダーを塗ってサンドイッチにしてくずれを最小にしています。ちなみにUVパウダーは粉のタイプより、こういうプレストタイプが全体に便利です。つけすぎて粉っぽくなったり、粉がまわりに飛び散ったりするのはプチストレスですからね。この無印のUVパウダーはその点、薄づきで全然粉っぽくならなくて、これを塗ってるととにかく肌を褒められるんです。キメの細かさもUVカット具合も超優秀!

でもね、コレ今年パッケージが改良されちゃってこのカタチに。前の方が(〇型だった)正直よかった!!   ホントに残念。でもコレ以上の物に未だ出会えてないので、この夏もコレで乗り切るつもり」(サトウ)

化粧直しの絶対的エースは「フジコのパクト」

フジコ あぶらとりウォーターパウダー(1,800円/税抜)
全国のプラザ、ロフト、ショップインなどバラエティショップで販売中!

「これねえ、話題ですよね! 使ってみてその良さがわかりました。すでに発売1カ月で11万個も売り上げてるらしい……。クッションファンデみたいにスポンジに美容液状のものがシトシトに浸してあって、それをスポンジにとって肌にポンポン伸ばしていくんです。一瞬ひんやり気持ちよくて、スポンジでファンデをならした後にはさらっさらになるという、不思議な化粧直しです。

乾燥肌でも大丈夫? と一瞬心配したんですが、美容液の部分がかなり保湿してくれるみたいで、使った後の肌は全然乾燥しないんです。

この大きさだから、正直持ち歩きには不向きなんだけど、大きな鏡もついてるから会社に置いておく用としては汗ふきシートとセットで真夏に必需品ですね」(サトウ)

 

いかがでしたでしょうか。これからの暑い時期の肌づくりのご参考になれば、嬉しいです!

 

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