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時間は?持ちはどう?話題の「プリンターネイル」主婦ライターが体験してみた

主婦の間で話題になっている“プリンターネイル”をご存じでしょうか? 爪に絵柄を印刷することで、ネイルアートの時間短縮を実現できるジェルネイルサービスです。

仕事に家事・育児と忙しい主婦にとって、自分のためにまとまった時間を捻出するのは一苦労です。本当はネイルしたいけれど「私にはとうてい無理!」と諦めているかた、今回主婦ライターである筆者が体験してきました! 仕上がりまで45分! 時間の短さに感動です。

ネイルプリンターを使ったジェルネイルの工程

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今回行ってきたのが、ネイルプリンターを使ったジェルネイルができる『NAILS45』です。こちらではツメコというネイルプリンターを使用しており、アートの作業時間はどんな柄であってもわずか40秒(片手20秒×2)というから驚きです。まずはその工程を見ていきましょう。

<工程>

1:デザインの決定

2:手の消毒

3:やすりで爪の表面を整える

4:ベースコート塗布

5:インクを定着させるためのベースをさらに重ねる(白色or乳白色)

6:爪の周りを医療用テープでマスキング

7:プリンターで印刷

8:トップコート塗布

5・6・7の作業がプリンターネイルならではの工程となります。

種類が多くて悩む!楽しいデザイン選び

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通常のネイルサロン同様、デザイン選びから始まります。500種類以上のデザインを扱っており、複雑なものや繊細なものから可愛いイラスト調のものまでさまざまです。

今回筆者が選んだのは、描くのが難しいと言われる直線を使ったデザインです。

筆者はショートネイルなのですが、これをどこまで再現できるのか少し不安を抱えつつ、ネイル開始です!

いよいよ開始!

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まず手の消毒をして、爪の形や表面を整えていきます。

通常のジェルネイル同様、下処理としてやすりがけをしてもらい、ベースを塗ってもらいます。この下処理ですが、45分という短時間ネイルを実現するために、通常よりも簡略化されています。

通常のベースを塗ったあと、さらにベースを重ねていきます。

これは、プリンターのインクを定着させるための特殊なジェルだそうです。白色と乳白色があるのですが、筆者が選んだデザインのベースは白。すべての爪が真っ白になりました。

ベースを硬化させたら、爪に印刷を始めます。しかしその前に、爪以外の部分にインクが付着しないよう医療用テープで保護します。

ここまでできたら、実際に印刷に入ります。プリンターは家庭用のインクジェットプリンターと同じような形です。カバーを開くと指を置く場所があるので、5本の指を入れて一気にプリントします。

まずは“右手の親指”と“左手の親指以外の4本の指”です。水性のインクが上から噴射するという仕組みのため、“片方の親指+もう片方の親指以外”で、すべての爪が真上を向いている状態を作ります。

指がセットできたら、ネイリストさんがプリンターと接続された液晶画面で、爪に合わせてデザインの位置や大きさを調整します。

あとはプリンターにお任せです。家でプリントするように、プリンターが機械音を鳴らして印刷します。年賀状になった気分です……!

あっという間に印刷完了。

プリント終了後、プリンターに入れていた指を抜き、“左手の親指”と“右手の親指以外の4本の指”に交代です。再びネイリストさんが液晶画面を触って、デザインが爪に収まるように微調整をかけます。こちらも印刷が終われば、アートは終了です。

指を入れ替える時間や液晶画面上での調節を含めても、せいぜい2~3分ではないでしょうか? こんなに早いネイルは見たことがありません!

プリント作業が終われば貼っていた医療用テープをはがし、最後も通常のネイルサロン同様にトップコートで仕上げます。

プリントしたインクは水性のため、先端までしっかり塗って水が中に入らないようにします。

爪からはみ出たインクを丁寧にとっていき、ネイル終了です。

ジェルネイルにとって乾燥は大敵。仕上げにオイルを塗って保護します。

できあがりです。トップコートを厚めに塗ってもらっているので、少しぷっくりした印象ですね。

こちらで印刷以外の作業をしてくれたネイリストさんいわく、アートの部分を自分がやるとなると1時間以上かかる、とのことでした。

知人のネイリストに聞いても「自分がこれを描くなら2時間くらいかかる。デザインによっては4時間以上かかるものもあるから、それが40秒っていうのはすごい!」と驚いていました。

個人的に仕上がりの満足度としては、80点くらいです。デザインは豊富でスピード感は申し分ないのですが、発色にムラがでてしまったのが残念です。プリンターで上からインクを噴射しているため、爪のカーブによって色の濃淡がでます。

さらに筆者は爪が小さいため、一部アートがちょん切れてしまいました。爪の形状によって、うまくデザインできないことがあることを念頭においておきたいところです。

プリンターネイルのもちは?

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プリンターネイルのもちの平均は2週間とのことでした。プリンターに用いられているのは水性インクのため、中に水が入ってしまうとにじんでしまうようです。

実際に2週間後のネイルの様子です。

人差し指の爪の先端が少し削れているのがわかるでしょうか?

ネイルのもちはその人の生活習慣によるところもあるので、2週間を超えてきれいな状態を保たせることも可能なようです。筆者はこの2週間特別なことをしたわけでもなく、日常の家事や仕事をした結果でした。

仕事に家事・育児と勤しむ主婦は、自分のためにまとまった時間を捻出するのも一苦労。プリンターネイルはそんな忙しい女性にとって、検討の価値はありそうです。

通常のジェルネイルよりメンテナンスのスパンが短いかもしれませんが、1回の作業はおよそ45分。筆者が体験した店舗では3,900円で10本のジェルネイルができるためコスパは悪くないですし、2週間で新しいデザインのネイルに変えられるのは魅力の1つに感じました。

プリンターネイルを取り入れている店舗は増加傾向にあります。興味がある方は、一度お住まいのエリアで、プリンターネイルを探してみてはいかがでしょうか?

 

【取材協力】ネイルズ45

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