使ったのはシャボン玉石けんの「無添加せっけんシャンプー泡タイプ」
nullそもそも“自然派シャンプー”とか“ナチュラル系”とか、頭皮によさそうなイメージのシャンプーはたくさんありますが、正直よく分からない! 色々聞いたり、調べてみると、大きくは「せっけん」タイプと「合成界面活性剤使用」タイプに分かれるようです。
合成界面活性剤にもいい点はあるものの、私や娘のような頭皮湿疹ができたりするタイプには、皮脂をとりすぎてしまう場合もあるそうで。
ということで使ってみようと思ったのが、『シャボン玉石けん』の「無添加せっけんシャンプー泡タイプ」(520ml/1,045円)です。
ボトルの裏の成分表示を見て驚いたのですが、
成分:水、カリ石ケン素地
え! それだけ!? もう終わり!?
二度見しちゃいました。
家にあった“ナチュラル系”と思っていたシャンプーの成分表示を見ると、成分表示に使われているスペースの違いに驚きます。この「無添加せっけんシャンプー泡タイプ」は、「せっけん」タイプの中でも、シリコン・合成ポリマー、酸化防止剤といった添加物を加えていない、だから「無添加」。シャボン玉石けんの徹底ぶりがすごいです。
まずは使った感想(感動)をお伝えしましょう!
せっけんシャンプー。きしむのが心配だったけど…「泡がとっても気持ちイイ!」
null「無添加せっけんシャンプー専用リンス」といっしょに使い始めた、初日、ちょっと感動したんです。
その感動を初日の時系列でご紹介しましょう。
●泡がもっちもちでへたらない!
これまで使った泡シャンプーの中でもかなりのふわもち泡。これぞ、泡だてる必要がない&ムラなくシャンプーが広がる“泡ボトル”の醍醐味!
●あれ、でも洗い流すとやっぱりキシむ!
トゥルン感ゼロ!指も通りにくい…不安。
●専用リンスを使うと…おぉ!スルスルに!
使い方としておすすめされていた「洗面器にお湯で溶かしてからすすぐ」方式を採用。
すすぐと髪がほぐれていくのが、なんだか楽しい!
●オイルもつけずに乾かすと…やだ、すっごい軽い!サラッサラ!
とにかくサラッサラの仕上がりで、翌朝クセが付きづらいのを感じました。
私より頭皮が敏感な娘も「シャンプーの後は、いつもと違う感じで焦ったけど、逆にリンスしたときにスル―ッってなるから気持ちいい! 今日も髪サラサラのままだし、これからはコレでいい」と気に入った様子。
私の髪(部分的にカラーリング)はオイルなしでもまとまるのですが、髪の傷みが気になる方や、カラーリングを重ねた髪にはドライヤー前にオイルをつけるといいかもしれませんね。
知って納得、洗浄のしくみ。家族みんなで使えるのも嬉しい
nullいまちょうど使い続けて2週間ほど。髪の調子もサラサラを維持して上々です。
せっけんって洗浄力は強そうなのですが、地肌もやわらかくやさしく洗いあがるのが不思議。商品サイトをみると、「無添加せっけんシャンプー泡タイプ」の洗浄のしくみは、
皮脂(弱酸性)で覆われた汚れはお湯だけだと落ちない
↓
弱アルカリ性のせっけんが皮脂の汚れを浮かせ、包み込む(皮脂汚れと反応すると、せっけんの洗浄力が弱まるので、それ以上の必要な皮脂は取りすぎない)
↓
流水が皮脂汚れを洗い流す
↓
必要な皮脂は残ったまま洗いあがる
なるほど。必要な皮脂が残ったまま、というのがポイントなんですね。ちなみに専用リンスは、せっけんシャンプーでアルカリ性に傾いた髪環境を中和してくれるので、きしみゴワつきを防ぎ指通りを良くしてくれるそう。
理屈を知ると毎日のシャンプーにもなんだか納得感が出てきます(笑)。
そうそう、商品サイトを見ていて発見したのですが、「無添加せっけんシャンプー」は洗髪はもちろん、せっけんなのでボディ用としても使用できるんです! 息子(小3)はこれ1本で頭も体も洗ってますよ。
毎日のように使うシャンプー。もちろんトゥルトゥルの指通りや、いい香り(無添加せっけんシャンプー&専用リンスは香りなし)など、シャンプーにもとめるものは人それぞれですが、せっけんシャンプーが気になっているけど……という人にはぜひ使ってみてほしい、嬉しい驚きのあるシャンプーです。
編集部・加藤友佳子
仕事と育児(小学生男女・ほぼワンオペ)の健やかな両立を夢見るkufura副編集長。新聞記者、雑誌編集を経てkufuraの立ち上げへ。料理は好きだが、その他の家事は苦手。毎日の生活を、少しだけ気楽にしてくれるコト・モノを探し続ける日々。