教えて1:理想の仕上がりが載っている雑誌の切り抜きや画像
美容室を選ぶときに皆さんは、どのようにして選びますか?
施術の料金、お店の雰囲気、その店の得意としているヘアスタイルが自分の好みかどうかなど、理由は様々だと思いますが、参考になる写真や画像があるとイメージがつきやすいですよね。
それと同様に、理想のスタイルを実現するには、雑誌の切り抜きや画像を担当の美容師に見せるのがいちばん。
恥ずかしがって切り抜きなどを持って行かず、言葉で説明しようとする方が多いのですが、言葉でニュアンスまで完璧に伝えるのは難しいもの。
恥ずかしがらずに切り抜きを持っていったり、「あの芸能人のあのドラマの時の髪型にしてほしい」など具体例を出して伝えましょう!
教えて2:朝のヘアセットについて
理想の髪型を伝えたら、次は朝どれくらいのヘアセットで済ませたいかを伝えるとGOOD。なぜなら、髪型によって毎朝どれくらいのセットが必要かぜんぜん違うからです。
朝は忙しくてセットする時間がないという方や、お手入れするのが苦手という方は、そのことを伝えれば、その人のライフスタイルに合った施術を提案することができます。
教えて3:好きな服装や趣味
美容室に行く時の服装は、ぜひ普段自分が着ている好きなブランドなどを身につけていってください。美容師はお客さんの服装や持っているものを見たり、好きな音楽や趣味を聞いたりして、その人の好きな髪型を導き出します。
会話をするのが面倒くさいという方もいるかと思いますが、美容師はお客さんと会話することで、その人が好んでくれそうな髪型を探っているのです。
もし逆に、「服装はコンサバ系だけど、髪型は違うタイプが好きなんです!」などという場合は勘違いされてしまうかもしれないので、髪型の好みのニュアンスを事前に伝えておきましょう。
いかがでしたか。
以前、お客さんが“やって欲しくない髪型の切り抜き”を持ってきてくださった事がありました。意外な伝え方でしたが、とてもわかりやすかったです。
きっと見た目のイメージから、今までの美容室でされがちだった髪型なのだと思います。美容師側から見てその人に似合うと思う髪型であったとしても、その人自身が気に入らなければ意味がありません。
理想の髪型に仕上がるためには、伝えるだけではなく美容師にしっかり理解してもらうことが大切です。意思疎通ができるようになれば、細かい説明をしなくても自分好みの髪型に仕上げてくれるような関係が築けることでしょう。
2017/2/10 WooRis掲載
執筆/やまさきけいこ