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-5歳を自然に叶える名品ファンデ!「秋冬ベースメイク」おすすめ5選

こんにちは、美容ライターの此花さくやです。
「ポイントメイクをシーズンカラーにしても、なぜか古い臭い印象になってしまう」とお悩みの皆さん。それは、肌の質感が今っぽくないのかも。アイやリップメイクのほかに、ベースメイクにも流行が存在します。
そこで今回は、一流誌で活躍するカメラマンとヘアメイクが撮影するフォトスタジオ『Anna Photo(アンナフォト)』が、秋冬ファンデーションセミナーを開催するというので取材してきました。講師は、30年以上美容エディター/ライターとして女性誌で活躍する近内明子さんです。

2017/2018秋冬のトレンド肌は…セミマット!

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ここ数年、透明感のある素肌っぽい仕上がりが主流ですが、まるで何も塗っていない感よりは、やや化粧しているなという印象の“セミマット”が今季のトレンド。

「今シーズン、特に進化を感じるのがクッションファンデ。第二世代に入ったということを感じさせます。使いやすく、薄づきすぎず、適度な化粧感を感じるようになりました。

もともとファンデーションは、パウダーやリキッドなどの形状によって、仕上がり感は変わりますが、以前ほど差はなくなってきています。なぜなら、“自然で透明感のある肌”という、ファンデーションが目指す仕上がりは、一緒だからです」と説明する近内さん(以下「」内、近内さん)。

つまり、今年の新作ファンデーションはその形状によらず、自然なツヤのある仕上がりが期待できるというわけなんです!

今季のファンデはモチがよく、スキンケア効果が高い

「年々、秋冬の乾燥は深刻化しています。40代以降はもちろん、20代でも乾燥ダメージを悩みのトップにあげる人が急増しています」

今シーズンはメイクというよりスキンケアアイテムのような成分を配合したものが多くなっているのだとか。同時に、乾燥崩れを防ぎながら毛穴やくすみをカバーする処方になっており、ますます進化しています。

意識すべきは…頬のツヤ玉

「セミマットでありながら、ツヤ感のある仕上がりは今シーズンのファンデーションにも欠かせません。同じツヤでもパールなどのツヤではなく、うるおいのツヤ感がある仕上がりはもはや当たり前です」

今季の優秀ファンデーションは頬の高いところにツヤ玉ができるように設計されているそう。ツヤ玉は頬を高くみせて顔をキュッとリフトアップする効果があるので、エイジング肌には大切!

ファンデーション選びのポイントとは?

パウダー、リキッド、クリームタイプのファンデーションの仕上がりが似ているならば、ファンデーションを塗布する時間や、必要なテクニックによってファンデーションを選ぶほうがよいそう。

例えば、付属のスポンジやパフがついているパウダーファンデーションは、ブラシや指でのばす必要があるリキッドやスティックファンデーションよりも時短で済み、テクニックも要りません。

このように、自分にとって使い勝手のよいファンデーションを選ぶことが最重要だと近内さんは言います。

セミナーで人気だったベースメイク5選

(左上から時計回りに)ランコム、KATE、アルビオン、アディクション、FTC

(1)ランコム『アプソリュ タン クッションコンパクト』

さらに潤いアップしたクッションファンデーション。パフへのなじみもパワーアップ! 輝く素肌を実現します。11,000円(税抜)。

(2)KATE『フェイスパウダーA』

ルースパウダーなのに毛穴が隠れるほどカバー力あり。ナチュラルとグロウの2タイプあり、仕上がりを選べるのも嬉しい。(1,200円/税抜)

(3)アルビオン『ストロビング クリエイター』

どんな肌色にもなじみ、くすみを吹きとばす化粧下地。潤ったツヤ感がキレイに出てファンデーションを長モチさせ乾燥を防ぎます!(3,000円/税抜)

(4)アディクション『ザ スキンケア ファンデーション』

潤いスキンケア成分が配合された美容液のようなリキッドファンデーション。化粧下地やフェイスパウダーなしでもツヤツヤとした美肌が叶うので重宝すること間違いなし! 4色展開なのも嬉しい。(4,500円/税抜)

(5)FTC(フェリーチェ トワコ)『 FFファンデーション』

軽い仕上がりなのに肌に密着するリキッドファンデーション。崩れにくいのにカバー力も高し。さすがトワコ(君島十和子さん)プロデュース! (5,670円/税込)

 

秋冬のベースメイク選びに迷ったら参考にしてみて下さいね。(※価格は全て編集部調べです)

 


【取材協力】

近内明子

女性雑誌で美容の記事を長年にわたり担当。その後、美容誌『美的』創刊時より2013年までシニアエディターを務める。その後フリーに転身、集英社を中心に美容ページを担当。医師に取材して本にまとめる仕事も多く、長年美容業界をみつめてきたそのキャリアと経験を巧みな筆致でわかりやすく説明することに定評がある。

 

【撮影協力】

Anna Photo(アンナフォト)

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