1:食べたいときには食べる
hitomiさんは人から見られるという仕事柄、やはり体型維持には普段から気を遣っているようです。しかし一方で“ダイエット”というワードが嫌いだとか……。
「ダイエットっていうと、“食べないようにしよう”っていう意識から、逆にドカ食いに走ってしまう。そうなると逆効果ですから、あまりダイエットということに意識はおきません。
好きなときに食べて、逆に食べたくないなと感じるときには無理に食べないようにしています。そのほうがストレスにならず、気持ちや身体に負担をかけないで済むんです。」
「痩せなきゃ!」と思うと食べるものや量を制限して、その反動でどこかに無理が生じますよね。それよりも自分の心や身体に正直になることのほうがストレスなく過ごすことができ、食べ過ぎなどを防ぐというわけです。
2:気付いたときに体を動かす
年を重ねると、体重よりも体型が気になりますよね。誰しも年齢を重ねるごとに代謝は落ち、体型も崩れてしまいますから、やはり体を動かすということ無くしては“きれいな体型”を保つことはできないのです。
とはいえ、hitomiさんはまだ産後間もない身。体に負担をかけてしまうような激しい運動はしないようにしているといいます。
「子どもをパパに見てもらえるときはジムに行って、骨盤調整しながら軽い筋トレを行ったり、ウォーキングなどの有酸素運動をしています。
それ以外では、子どもが寝た隙にストレッチしたり、キッチンに立ったときには骨盤を締めるイメージで立ったり……習慣にしているわけでなく、気付いたときにすることを心がけています。」
普段から意識しているだけでも違うもの。特にhitomiさんのように小さいお子さんがいる場合、習慣にすることは難しいですから、気付いたときが“やるべきとき”といえそうです。
3:姿勢を気にする
「娘がすごい背中を丸めてご飯を食べていることがあるんです。だからそんなときは、“背筋伸ばして”とか“脇しめて”とか注意するんですけど、そのときに“あっ、自分もやらなきゃ”って気付いて(笑)。注意しながら、自分も姿勢を正しています。」
お子さんがいるからこその気付きです。身近なNG例を見て自分に照らし合わせると、体型だけでなく色々と気付きがありそうですね。
立っているだけ、座っているだけ、それでも体は筋肉を使っています。せっかくですから、姿勢を正して体幹を意識してみませんか?
4:自分を許す日を作る
hitomiさんも産後甘いものを欲している時期があったようで、そういうときにはケーキではなくフルーツヨーグルトなど、カロリーが低いものを優先させていたようです。
しかし誘惑に勝てない人も多いのでは……?
「食べたいときには思い切って食べます。子どもたちと一緒にパンケーキ作って食べてますよ(笑)。
現代の人って頑張り過ぎているところがありますよね。例えば“ママだから頑張んなきゃ”って。育児って頑張っても認めてもらえなかったり、理解してもらえなかったり。でも育児するって“すごいことなんだ、大変なことなんだ”って認識することって大切です。
そんな自分を許してあげる日を作ったほうがいいと思うんですよ。」
育児に限らず、いつも頑張っている自分に“自分を許す日”を作って、「いつもお疲れ様」と労らってあげましょう!
いかがでしたか?
普段からの心がけとストレスを溜めない生活が、今の美しいhitomiさんを作っているのですね。
それでも育児は心身ともに疲れるもの。そんなときには湯船にゆっくり浸かったり、マッサージに行ったり、息抜きも上手に取り入れているようでした。
みなさんも参考にしてみてくださいね!
【取材協力】
※ hitomi ・・・1976年生まれ。1994年11月デビュー。歌手活動やモデル活動の他、アパレルや美容ケア商品のディレクションなども手掛けている。最近では『三十雑穀ベジ』という食品をタマチャンショップと共同開発した。そして現在NHK『みんなのうた』2月〜3月放送曲の『夢運んだランドセル』を配信シングルとしてリリース中。
2016年10月22日には第3子が生まれ、現在3児の母。
2017/3/2 WooRis掲載