<今回の片付け・まとめ>
コジマさんが今回挑んだのは「作業部屋」の工具箱。
今回も、編集・松田さんが教えてくれたポイントを心の支えに、作業にとりかかりました。
片付けのポイント
(1)どうしても決めかねるものは「5つ以内」に絞り、数日見えない所に置いておく。で、やはり救いたいものだけ救う
(2)まだ使えるものは、フリマアプリに出したり寄付したりする
手をつけてみると、ほとんどは「今はもう使わない」けど、「ごくたまーにすごく必要になるやつ」ばかり。
小学1年生のときに(今は亡き)祖母にもらったお裁縫の糸や、つい買ってしまうハギレ布……。
加えて、大量の画材たち!!
美大の予備校時代に使っていたペンから、大学でデザインをしてたときの道具、そして上手くいかなかった就活のときの思い出までが、次から次へとフラッシュバック。
もう使わないだろう……けど、なつかしくて思考が止まる。そして、そんなお道具たちとの別れに、心が引きさかれて寝込んでしまったのでした。
そんなコジマさんを救ってくれたのは、夫の、
「迷ったやつは捨ててしまうねん!」というひと言。
新たな気持ちで仕分けに取り組み、なんとか片付け終了。使える画材はキレイにしてフリマアプリへ出品、最後まで手元に残したのは、鉛筆セットと、ハギレ布だけに。
過去との別れには体力がいるなぁ、と体感しつつ、夫のアドバイスのおかげで仕事部屋の片付け、なんとか完了です。
編集/松田紀子
■連載第7回は2021年2月6日(土)公開予定です!
次回は毎日使うテーブル(食卓)をお片付け。これまで数ヶ月のお片付け生活で変わってきた色々についても!
コジマ マユコ
マンガ家。北海道出身の30代。夫と二人暮らし。マンガ好きとして幼少期をすごし、現在はwebを中心に、自分の経験をもとにしたエッセイ漫画・ストーリー漫画を発表しています。受賞歴はコミチ×withnews『学校がしんどい君へ』大賞ほか。コレが記念すべき初連載です!
(twetter:@cotori9)